小町通り「鎌倉ほっとけーき」へ!黒いメープルで食べるホットケーキのオムレツ

小町通り「鎌倉ほっとけーき」へ!黒いメープルで食べるホットケーキのオムレツ

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鎌倉・小町通りのなかほどにあるホットケーキ専門店「鎌倉ほっとけーき」は、銅板で1枚1枚手焼きをする“サクッ・ふわっ・しっとり”の昔ながらのホットケーキが楽しめるお店です。今はなきあの老舗フルーツパーラーの伝統レシピを受け継いで作られるとっておきのホットケーキは、一度口にしたら何度でも通いたくなるおいしさ。新作のホットケーキのオムレツも詳しくご紹介します!

Summary

小道の突き当りにある隠れ家的なホットケーキ専門店

小道の入口に掲げられたホットケーキのイラスト看板が目印!
小道の入口に掲げられたホットケーキのイラスト看板が目印!

お店までは、鎌倉駅東口から歩いて5分ほど。小町通りなかほどにある「ミカエル教会」を横目にほんの少し鶴岡八幡宮方面へ進むと、右手に小町通りから延びる小道が。その先にたたずむアーチ屋根と赤レンガの建物が「鎌倉ほっとけーき」です。

店内は木の温もりあふれるナチュラルテイスト。高さ7mにも及ぶ吹き抜けと大きな窓から差し込むやさしい光によって、どの時間帯に訪れても明るく開放的な空間になっています。

ホットケーキに続く人気商品の「バターサンド」は、おみやげコーナーでチェック!“ハッピーバースデー”や“ありがとう”など、好みのラベルシールを選ぶこともできるので、おうち用だけでなく贈り物にもおすすめです!

名店の味を受け継ぐ伝統のホットケーキ

200℃の銅板で一枚一枚、手焼きされています!
200℃の銅板で一枚一枚、手焼きされています!

お店を切り盛りするオーナーシェフの木内祐介さんは、「ホテルオークラ」でフランス料理のシェフとして腕を振るってきた実力者。そんな木内さんが作るホットケーキは、2012年に惜しまれつつも85年の歴史に幕を閉じた、今はなき老舗「万惣(まんそう)フルーツパーラー」のレシピを受け継いで作られています。

少し黄色味がかった網目状の生地も特徴のひとつです
少し黄色味がかった網目状の生地も特徴のひとつです

銅板によって素早くしっかりと中まで火が通り、生地の水分量を保ったまま焼きあげられた“サクッ・ふわっ・しっとり”のホットケーキ!昔懐かしい味わいです。

一番人気の「抹茶あんほっとけーき」

「抹茶あんほっとけーき」 1250円
「抹茶あんほっとけーき」1250円

お店の顔である“ホットケーキ”は全6種類。バターと蜜だけのシンプルな「クラシックほっとけーき」860円をはじめ「あんバターほっとけーき」1250円、「生チョコほっとけーき」1200円など、和洋さまざまな味を展開しています。
なかでも一番人気は、こちらの「抹茶あんほっとけーき」。ほろ苦い濃厚抹茶餡(あん)とバターの塩気、そして甘めのホットケーキが絶妙なバランスのひと品です。

黒いメープルの詳しい配分は企業秘密なのだそう
黒いメープルの詳しい配分は企業秘密なのだそう

ホットケーキにかけるのは、なんと自家製の“黒いメープルシロップ”です。こちらも伝統のレシピを受け継いだもの。レシピ誕生当時は、まだ簡単にメープルシロップが手に入らない時代だったそう。そこで生み出されたのが、黒蜜を取り入れた黒いメープルなのだとか!

新定番に推したい!「フルーツオムレツ」

「フルーツオムレツ」 1250円
「フルーツオムレツ」1250円

ホットケーキ専門店でオムレツ……!? と思いきや実はコレ、クレープの皮でホットケーキを包んだ冷たいスイーツ「フルーツオムレツ」なんです!2022年7月に新たにメニューに加わりました。

真上からのアングルはまさに洋食を代表するオムレツの姿!
真上からのアングルはまさに洋食を代表するオムレツの姿!

ホットケーキでサンドしているのは、季節のフルーツと甘さを抑えた生クリーム。自家製の黒いメープルをたっぷりかけて召し上がれ♪ 底に敷いた濃厚な抹茶餡との相性も抜群。焼きたてアツアツとは違う、しっと~りとしたホットケーキもこれまた美味です!

今回ご紹介したものだけでなく、今後は主に月に一度のペースで新メニューが登場するそうですよ!伝統のレシピで作られる昔懐かしいホットケーキととっておきのアレンジメニューを堪能しに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


Text:清沢奈央
Photo:櫻井めぐみ

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