寝そべってもOKな目玉焼きに、しゃぼん玉のお城!「彫刻の森美術館」の体験アートが楽しい

寝そべってもOKな目玉焼きに、しゃぼん玉のお城!「彫刻の森美術館」の体験アートが楽しい

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箱根の四季折々の自然が堪能できる「彫刻の森美術館」は、国内ではじめての野外美術館。体験できるアートをはじめ、展望台のあるステンドグラスの塔、天然温泉の足湯など楽しみが満載です。野外アートは、どれも写真撮影OK!ただ見学するだけでなく作品に近づいて芸術を満喫してみて。

Summary

巨大な目玉焼きの正体は…。靴を脱いであがるベンチ

インパクトのあるこの大きな目玉焼き、実は野外展示場にある休憩スポットなんですよ!白身に腰をかけてベンチとして使ったり、靴を脱げばのぼって寝転んだっていいんです。休憩所なので、もちろん飲食OKです!

見る角度によって目玉焼きの形がまったく違って見えるのが面白い! 写真手前が巨大目玉焼きで奥にあるのはちょっと小さめ。

休憩つながりでおすすめのスポットをもう一つ。源泉かけ流し・天然温泉の足湯です!美術館の中に足湯があるなんて驚きですよね。無料で誰でも楽しめるんですよ。

足湯入口には無人のタオル販売コーナーがあるので、足を拭くタオルを持ち合わせていなくても大丈夫!オリジナルタオル(1枚100円)には、ブールデルの不朽の名作「弓を引くヘラクレス」のデザインが。おみやげにしても喜ばれそうですね。

足湯に浸かりながら目の前に広がるアートを眺めるだなんて、かなりの贅沢。箱根にある美術館ならではの楽しみ方です!

アーティスティックな野外体験アートに注目!

直径1.42mのカプセルが94個連なって構成された「しゃぼん玉のお城」。自然界が生み出す光の美をデザインに応用した作品で、このカプセルの積み方はダイヤモンドの結晶構造を拡大したものなんだそうです。

カプセルの中に顔を入れてみたり、中央にある空間からお城を見上げてみたり。キラキラと輝くカプセルと青い空の美しいコントラストをぜひ間近で体験してみてください(小学生までは、実際に作品にのぼることもできます)。

高さ7m、幅20mの「ネットの森」は、さながら巨大なハンモック!しっかりとした素材なのによく伸びるんです。これらのネットはすべて手編みされたもので、完成までに約2年もかかったそう。

おすすめはドーナツ型のクッションです。くぼみにおしりを落として座ると、まるで浮き輪で海にぷかぷか浮いている感覚に。安定感と癒し度が抜群です。

残念なことに、ネットにぶら下がったりよじのぼることができるのは、小学生までなのでご注意を…。

塔の全面にはめ込まれたステンドグラスが幻想的なこのアートは「幸せをよぶシンフォニー彫刻」です。外光が複雑に屈折しながらとても美しい世界を作りだしているのは、分厚いガラスを槌で手割りし、その破片で造っているからなんですって。

光が織りなすステンドグラスの芸術が楽しめるだけでなく、実は展望塔でもあるんです。高さは約18m。ビルの6階に相当します。野外彫刻と箱根の山々が一度に見渡せるなんて、のぼった人だけしか体験できないとっておきの贅沢ですね!

美術館ならではのアートなおみやげを発見

ネックレス3024円
ネックレス3024円

コトバを身にまとうメッセージアクセサリーで知られる「5108」とのコラボ商品。「空と山と森と彫刻」をメッセージにした彫刻の森美術館限定です。台紙には、カール・ミレス作の「人とペガサス」が描かれています。

オリジナルTシャツ2700円
オリジナルTシャツ2700円

前衛芸術家・草間彌生さんが彫刻の森美術館をイメージして描き下ろしたTシャツ。草間氏のモチーフである水玉模様の上にいくつものイラストが描かれています。カラーは白・黒の2色展開。

「彫刻の森美術館」には、野外体験アートのほかにも近・現代を代表する彫刻家の作品が約120点展示されています。20世紀の巨匠・ピカソの多彩な作品やアトリエ写真を展示した「ピカソ館」も必見ですよ。

text:清沢奈央
photo:櫻井めぐみ

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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