坊っちゃん列車で快適に!松山の絵になる文学スポットを巡る朝さんぽ

坊っちゃん列車で快適に!松山の絵になる文学スポットを巡る朝さんぽ

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松山市内の路面をガタゴト走る「坊っちゃん列車」をご存知ですか?夏目漱石が小説「坊っちやん」の中で「マッチ箱のような汽車」と表現した明治時代の蒸気機関車を復元したものです。ポッポーッと汽笛を上げながら城下町を走る姿は情緒たっぷり!今回は愛媛を代表する観光地・道後温泉街から、坊っちゃん列車に乗って松山市内の文学スポットを巡るコースをご紹介します。

9:49

道後温泉駅発(土日祝ダイヤ※変更の場合あり)

レトロかわいい列車に乗って、城下町をプチトリップ

出発の起点は、伊予鉄道道後温泉駅。ここは明治44年築の洋館風の建物を復元した駅舎。レトロモダンな建物が明治気分へいざないます。まずは窓口で切符を買って、坊っちゃん列車に乗り込みましょう!

坊っちゃん列車は客室内もフォトジェニック。木製の座席や窓枠など、明治時代の蒸気機関車を細部まで再現しています。ガタゴトガタゴト…路線をゆっくり走ります。行き先は松山市内の中心部・電停大街道。小説の中の主人公になった気分で、プチトリップを楽しんで!
※坊っちゃん列車のダイヤは変更になる場合があります。事前に公式HPで確認してください。

10:00

坂の上の雲ミュージアム

司馬遼太郎の作品の世界を堪能しよう

電停大街道で下車して歩くこと2分、三角形のユニークな建物が見えてきます。司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」がテーマのミュージアムです。
小説の主人公は松山出身の秋山好古・真之兄弟と正岡子規。館内では3人にまつわる貴重な資料や、小説の時代背景となった明治の日本についてたっぷり紹介しています。

こちらは館内にある「新聞の壁」。昭和43~47年にかけて産経新聞で掲載された1296回分の「坂の上の雲」の紙面を展示しています。ずらりと並ぶ紙面は圧巻です!

実はこちらの建物、世界的に有名な建築家・安藤忠雄氏が設計しています。支柱がないので空中に浮かんでいるように見える階段など、ユニークな建築も見どころですよ。

◼︎坂の上の雲ミュージアム
住所:愛媛県松山市一番町3-20
TEL:089-915-2600
料金:入館400円
営業時間:9時~18時30分(入館は~18時)
定休日:月曜(祝日の場合は開館、ほか臨時開館あり)

11:30

萬翠荘

大正ロマン薫る洋館の華やかな装飾に注目!

「坂の上の雲ミュージアム」から歩いてすぐの場所に、「萬翠荘」があります。大正11年に建てられたフランス風の洋館で、正岡子規や秋山好古とゆかりのある旧松山藩主の子孫・久松定謨の別邸として建築されました。現在は国の重要文化財にもなっています。

館内はステンドグラスやシャンデリアなど、エレガントな装飾がステキ!敷地内に夏目漱石が下宿していた愛松亭の跡碑もあるので、文学好きさんは忘れずにチェックしてくださいね。

漱石や子規など明治の文豪にゆかりのあるスポット巡り、いかがでしたか。ふだん読書をしない人でも、旅を終えたら小説を読みたくなりそうですね。坊っちゃん列車に乗れば快適に文学さんぽができるので、ぜひ利用してみてください。

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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坊っちゃん列車で巡る松山文学スポット半日コース

09:49

道後温泉駅発(土日祝ダイヤ※変更の場合あり)

坊っちゃん列車(11分)+徒歩2分

10:00

坂の上の雲ミュージアム

徒歩すぐ

11:30

萬翠荘

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