神戸っ子気分で訪れたい!南京町の愛され洋食レストラン

神戸っ子気分で訪れたい!南京町の愛され洋食レストラン

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観光客が押し寄せる店ではなく、地元の人が通うような、アットホームな洋食レストランでランチを楽しんでみませんか。南京町にある「サンセール」は、にこやかなご夫婦が優しい味わいの洋食で出迎えてくれます。どのメニューもコスパ抜群なのもうれしいポイント。地元っ子気分で訪れてみてください。

Summary

神戸・南京町にある地元の愛され洋食店

お店はJR元町駅から徒歩2分、中華街である南京町の中央、南京町広場周辺に立つチャイナスクエアビルの2階にあります。階段を上りドアを開けると、外のにぎわいから一変した穏やかなくつろぎ空間が出迎えてくれます。

料理を担当する店主の大東(だいとう)一郎さんは、日本最古のホテルと名高い「オリエンタルホテル」で修業を積んだ実力の持ち主です。サーブは奥様が担当。物腰が柔らかく、上品でにこやかな接客に心癒やされます。

店内には明治3年(1870)創業の「オリエンタルホテル」の写真が飾られています。シェフがホテルで働く前のものですが、明治初期からハイカラだった当時の神戸に想いを馳せてしまいます。

おすすめはビーフシチューとカツレツのセット

メニューはカツレツをはじめ、ハンバーグにフライ、ステーキ、シチューと目移りしそうなほど豊富ですが、おすすめは2つの名物が同時に味わえる「ビーフカツレツとビーフシチューの盛り合わせ」1230円(スープ・サラダ・ご飯付)。
サーロインのカツの上に、仔牛の骨やスジ、野菜とともに煮込んだトロトロのお肉が入ったルウがかかっています。ひと口ほおばれば、口の中で味わい深い絶妙なハーモニーを繰り広げます。

神戸牛ステーキはなんと3000円台

観光客に人気の神戸牛も、こちらのお店なら100g 3730円から味わえます(スープ・サラダ・ご飯・アイスクリーム・ドリンク付、写真は100gのもの)。
1本買いの大きな肉の塊をシェフ自らが丁寧に処理した後、個々の肉の状態に合わせて保冷庫にて熟成、切り方も変えます。お肉は柔らかな食感で、赤身の旨みがしっかりと味わえます。塩・胡椒のみとシンプルな味付けがされているので、そのままもしくは醤油ベースのタレでいただきます。

焼く前の神戸牛がこちら。通常神戸牛といえば、細やかな霜降り肉の印象ですが、こちらで提供する神戸牛は赤身が多く、比較的あっさりとした味わいです。

洋食にあうワインがイチオシです

洋食屋さんですが、アルコールメニューも豊富なのがさらにうれしい。
店名の由来にもなった白ワイン・サンセールは、さっぱりとした飲み口でステーキ肉とよく合います。
ワインのグラスは400円、ボトルは2000円~用意されています。

こちらは店内に貼られているメニューの一部。達筆の奥様が描かれているのだそう。どれにしようか迷ってしまいます。
神戸ランチは、昔ながらの愛され洋食でお腹いっぱいにしてくださいね。

text:こばやしみもざ
photo:松本朋也

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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