食べて旅気分!世界中のスイーツと出合える渋谷の「ビノワカフェ」

食べて旅気分!世界中のスイーツと出合える渋谷の「ビノワカフェ」

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渋谷と原宿の間、明治神宮駅から徒歩5分ほどの場所にある「Binowa Cafe(ビノワカフェ)」は、世界各地の郷土菓子が食べられるスポットです。日本ではまだまだ知られていないような珍しいお菓子との出合いは、まるで世界を旅している気分にしてくれますよ。

Summary

世界を巡った店主が厳選!各国の珍しいお菓子たち

お店は、明治通りから山手線側の路地に入ったところのビルの2階にあります。キュートなデザインの黒板が目印。階段を上がって行く途中にも、見慣れない世界各国のお菓子を紹介するフライヤーがずらりと貼られていて、好奇心が刺激されます。

店内は、テーブル席とテラス席があり、シンプルな家具でリラックスできる空間。渋谷や原宿の騒がしいエリアから少し離れているので、ゆったりと落ち着いた時間を過ごすのにぴったりです。

オーナーの林さんは、世界各地を巡ったときに出合ったお菓子を研究し、2016年に「ビノワカフェ」をオープンさせました。こちらの自転車は、実際に3年半かけてフランスから日本まで旅をしたときのもの。

店内にはほかにも、旅行中に撮影した写真や執筆していたフリーペーパーなどが飾られています。世界のお菓子に関する本もたくさんあるので、スイーツ好きはもちろん、旅好きな人にとってもたまらない空間ですね。

郷土菓子を食べて世界一周旅行へ

ショーケースの中には、見慣れない形や聞いたことのない名前のお菓子がズラリ。「一体どんな味がするんだろう」と想像をふくらませながら、林さんおすすめのお菓子をいただきました。

バーズラーレッカリー 600円(6個入り)
バーズラーレッカリー 600円(6個入り)

こちらはスイス・バーゼルの郷土菓子。生地には国産のハチミツを使用していて、シナモン、クローブ、ナツメグといったスパイスがたっぷり。噛むたびにハチミツの甘みとスパイスの香りがふわっと鼻から抜ける、食べ応えのあるソフトクッキーです。赤ワインと相性もよく、おつまみにもなるんだとか。

ポルヴォロン 300円(4個入り)
ポルヴォロン 300円(4個入り)

こちらはスペイン・アンダルシアの郷土菓子。もともとはクリスマスに食べられていたアーモンドクッキーです。小麦粉を煎って作っているので、口に含むとすぐにホロホロと崩れます。アーモンドは「マルコナ」という、香りが良い品種のものが使用されています。

「クッキーが舌の上で崩れる前に、心の中で願い事を3回唱えられたら願いが叶う」という言い伝えも!その国に伝わる風習にも触れられるのが楽しいですね。

不定期に入れ替わる限定郷土菓子も要チェック

ガトーナンテ 600円
ガトーナンテ 600円

通常メニューだけでなく、不定期に入れ替わる郷土菓子も楽しみのひとつ。オーナーの林さんが直近で旅をした地域のお菓子を扱っていることが多いそうです。一風変わったふたつのお菓子をご紹介します。

ガトーナンテは、フランス・ブルターニュ地方ナントの郷土菓子。この見た目からは中身の想像がつきませんが、実はアーモンドケーキなんです。上には砂糖とラム酒でできたアイシング、中はラム酒たっぷりのスポンジで、口に含むと甘い香りが広がります。お酒の効いたお菓子なので、弱い方は注意してくださいね。

プリンセストルタ 600円
プリンセストルタ 600円

こちらは、北欧・スウェーデンの定番ケーキ。スポンジ生地の間に生クリームとカスタードクリームが入っていて、アクセントとしてラズベリーソースが層になっています。緑色のマジパンで上から覆われているのがかわいらしいですね。見た目に反して味は甘すぎず、ラズベリーの甘酸っぱさがほどよく効いています。

世界のお菓子を堪能して文化にも触れられる「ビノワカフェ」。スイーツ好きはもちろん、旅好きな人もぜひ一度訪れてみてくださいね。食べておいしい、見て楽しい郷土菓子で“世界旅行”に出かけましょう!

Text:ひろみん(ism)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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