金沢みやげの大本命はコレ!栗たっぷりでもっちもちの「松葉屋」蒸し羊羹

金沢みやげの大本命はコレ!栗たっぷりでもっちもちの「松葉屋」蒸し羊羹

食・グルメ 和スイーツ・和菓子 石川県 るるぶ&more.編集部
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金沢で旅行のおみやげを選ぶなら、やっぱり和菓子。おいしそうなものがたくさんあって迷っちゃいますが、お気に入りと公言する有名人も多い蒸し羊羹「月よみ山路」をご存知ですか?こちら金沢市のお隣、小松市に本店を構える老舗の看板商品。金沢駅や小松空港でも買える人気のお菓子です。今回はできたての羊羮を求めて、小松市にある「松葉屋」本店を訪ねてみました。

Summary

松葉屋は、166年の歴史を誇る由緒正しい和菓子屋さん

小松駅から徒歩10分の「松葉屋」は、創業から166年の歴史を持つ由緒ある和菓子店。初代が小松の有名なお寺「那谷寺」の前で羊羹を売り出したのがはじまりだそう。現在は5代目の店主がその看板を守っています。

こちらのお店、小松市ではお祝い事や大切なお客様へのおもてなしに欠かせない伝統的なお菓子を販売しています。和菓子はもちろんどれも自家製で、味は地元の人々のお墨付き。季節の和菓子も多い中で、時期を問わず大人気なのが、天皇皇后両陛下、皇太子殿下にも献上された蒸し羊羹「月よみ山路」なんです。

大きな栗たっぷりの「栗むし羊羹」と、くるみのザクザク感がたまらない「比咩くるみ」

「月よみ山路」は、大粒の栗がごろごろ入った「栗むし羊羹(750円)」と、くるみ入りの香ばしい「比咩くるみ(750円)」の2種類。どちらも竹の皮に包まれていて、封を開くと竹の香りがふわりと広がります。栗もくるみも餡から飛び出しそうなほどたっぷりと詰まっていて、とっても贅沢!少し形が不揃いなところにも、1本1本手作りされているあたたかみを感じます。

まずは「栗むし羊羹」から。包丁で切っている時から、蒸し羊羹特有のもっちりとした感じが手に伝わってきます。初代が考案した製法を守り、「切っても切っても栗ぎっしり」にこだわっているという店主のお話の通り、どこを切っても栗がたっぷり!とっても幸せな気持ちにさせてくれる羊羹です。

こちらはザクザクしたくるみの質感がアクセントになった「比咩くるみ」。栗とは打って変わって控えめな甘さのくるみが、餡の甘みを引き立ててくれます。餡に味噌が入っていることで、独特のコクがあるのも特徴。「栗むし羊羹」とは違った味わいが楽しめますよ。5代目にあたる現店主が「白山比咩神社」への奉納菓子として考案した商品で、松葉屋の新しい顔となっています。

松葉屋の歴史を感じられる本店で、できたての羊羹を買おう!

築80年の建物も、このお店が歩んできた歴史を感じさせてくれます。併設するギャラリーには、九谷焼をはじめとした、地元作家による作品が展示されていて、小松という町に息づく文化や魅力を教えてくれます。


金沢市内はもちろん、都心の有名デパートでも購入できる「月よみ山路」。しかし、本店で購入するできたての一本はまた格別です。ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか。


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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