「京都駅ビル」は隠れたフォトジェニックスポット【Masaの関西カメラさんぽ15】

「京都駅ビル」は隠れたフォトジェニックスポット【Masaの関西カメラさんぽ15】

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現在の京都駅ビルが完成してすでに20年以上経ちますが、今でも斬新だと思わせるデザインは、さすが京都の玄関口です。しかしみなさん、京都駅を素通りしていませんか?確かに京都には歴史的な建物や世界遺産がたくさんありますが、京都駅にもフォトジェニックなスポットや、歩き疲れた時の隠れ休憩スポットもたくさんありますよ。ぜひ、じっくり京都駅ビルに寄り道してみて下さい。

Summary

京都駅ビルといえば大階段!下から見上げると圧巻ですよ

京都駅ビルの大階段、171段あるそうですが、よく見ると階段に白い電球がたくさん付いているのが見えると思います。夜になるとカラフルな文字や絵が描かれ、とてもきれいなイルミネーションが楽しめますよ。

この階段を歩いて登る人は少なくて、開放感のあるエスカレーターがあります。エスカレーターからゆっくり京都駅全体の景色を見るのもいいものです。

クリスマス前の11月中旬頃からは、エスカレーター下の「室町小路広場」に22mのクリスマスツリーが設置され、クリスマスムードいっぱいです。カップルにおすすめですね。

駅ビルでありながら、駅らしくないところもたくさん

ここは本当に駅?と思うくらい、奥に建物が見えませんが、実は京都は、景観ガイドラインで建物の高さが制限されているのです。東京や大阪のような、タワービルが並ぶことがないのも特徴のひとつ。屋上に登れば、遮る建物もなく、景色を見渡せますよ。

これは、小階段ってところでしょうか。「烏丸小路広場」から「南遊歩道」に下りる階段です。上の方は何だか近代的ですよね。

あまり知られていない裏側的スポットは、休憩するのに最適

ここはちょうど中央改札の上にあたる部分ですが、あまり知られていないのか、ほとんど人に会うことがありません。休憩するのにもぴったりな場所です。

左奥に見えているのが大階段で、京都駅ビルらしいガラスと骨組みが見渡せる場所でもあります。ここから見る京都駅は、ほんと近代的でかっこいい場所だと思わせてくれます。

この階段は誰でも通れる階段ですが、上にはデパートの社員通用口くらいしかないため、通る人や時間が限られています。左には線路があるのですが、鉄板に穴空き加工がされているので、時間によってはとても綺麗な光が入っていますよ。

光が入るベランダ的エリアは朝の光がおすすめ

ここは「南遊歩道」。朝の長い影が出る時間帯におすすめのスポットです。写真を撮るときに光を意識すると、スマホでも素敵な写真が撮れること間違いなしです。

コンクリート打ちっぱなしのなかに、あちこちワンポイントでカラーが入っているのが、建物へのこだわりが感じられてお気に入りです。

こちらは「南遊歩道」からつながる階段ですが、この狭い階段の間に太陽が入った時間帯に撮影したもの。避ける人も多い逆光ですが、ドラマチックな写真になること間違いなしです。

京都駅ビルのなかでもフォトジェニックな場所を中心に紹介しましたたが、「空中径路」や東側の広場など、まだまだスポットはたくさんあります。つい最近では、おみやげ屋さんや百貨店もリニューアルされましたし、周辺の再開発も進んでいるので、移動の拠点だけではなく、電車や新幹線に乗る前にでもぶらぶらしてみてはいかがでしょうか。

photo:西山雅彦(@masa_nikonist)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。



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