神戸・北野異人館街で異国情緒に酔ってみる【Masaの関西カメラさんぽ16】

神戸・北野異人館街で異国情緒に酔ってみる【Masaの関西カメラさんぽ16】

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神戸といえばおしゃれな港町のイメージがありますが、北野異人館街は是非、見てほしいエリアでもあります。神戸港が開港された150年ほど前に建てられた洋館が多くあり、カフェとして残っているところ、重要文化財になっているところなど、たくさんの見どころがあります。15ほどの公開されている異人館には、写真を撮れるスポットもあり、異国気分を味わうのにぴったりです。

Summary

西洋レトロなスターバックスが異人館観光をお出迎え

三ノ宮から山側へ歩くこと10分ほどで、おしゃれな西洋建築のスターバックスが現れます。登録有形文化財にも登録されているスターバックスですが、レトロな感じと様式美が同居していて、間違いなく写真を撮りたくなります。


萌黄色の壁が特徴的な「萌黄の館」は、壁の色がラブリー

外から見ても全体的に萌黄色なのは、洋館ならではですよね。「萌黄の館」の前のベンチには、サックスを吹くジャズマンが座っていて、一緒に写真を撮るスポットにもなっていますよ。

「萌黄の館」といえばここ、2階にあるベランダです。光が綺麗に入るベランダからは、神戸港まで見渡せる素晴らしい眺めです。

ベランダに入る赤絨毯の廊下も特徴的です。光によってできる窓枠の影がとても素敵。100年以上経った今でも斬新な造りは圧巻です。

1階書斎にある出窓は、上にランプが付いていてなんともオシャレです。ここに住んでいた方達がどんな生活をされていたのだろうって考えてしまいますね。

それぞれの部屋も、ここでの暮らしを再現したような造りになっていて、色々と想像することができますね。

北野異人館街のシンボル的存在でもある「風見鶏の館」は外せません

北野坂を登ってきてまず目に入ってくるのが、屋根の上にある風見鶏。風向計としての役割はもちろん、雄鶏は警戒心が強いことから、魔よけの意味合いもあるそうですよ。青空に映えます!

「風見鶏の館」でも「萌黄の館」と同じように、いい光と、神戸港までのいい眺めを楽しむことができます。

2階にある客用寝室です。おしゃれな木製のドレッサーなどが置いてあります。落ち着いた感じの壁紙が、大人っぽい部屋ですね。

1階にある食堂は、裕福な家庭のテーブルという感じです。当時はどんなご馳走を食べていたのでしょうね。

扉に装飾された幾何学的なデザインですが、扉以外にも神戸フラワーロードのベンチや柵にもあしらわれているとのこと。何の模様なのか調べてみたところ、未だに解明されていないとの事でした。不思議な模様にひかれますね。

洋館にクリスマスがよく似合う。当時の様子が想像できますね

異人館も季節によって色んな趣向を凝らされているようで、クリスマス前の時期には、サンタクロースやトナカイに変身できるセットが置いています。ソファーもあり、記念写真も撮れるようになっていますよ。

クリスマスツリーも飾ってあります。サンタクロースの帽子を被って撮りましたが、雰囲気出ますよね。


神戸は山側にも海側にも魅力がある街です。今回は山側の異人館街のみをご紹介しましたが、神戸に行くときは必ずと言っていいほど海側にも行きます。

移動は市内を循環しているバスもありますが、個人的には中華街やスイーツのお店に寄り道しながら散歩して回るのがおすすめです。次回、海側についても紹介したいと思いますので、ご期待下さい。

photo:西山雅彦(@masa_nikonist)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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