天井からバイク!?アートがあふれる中目黒高架下の異空間レストラン

天井からバイク!?アートがあふれる中目黒高架下の異空間レストラン

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スープ専門店「Soup Stock Tokyo」を手がけたスマイルズが運営する、アートをテーマにしたレストラン「PAVILION(パビリオン)」。数々のアート作品で彩られた店内はもちろん、出てくる料理やカクテルまでも芸術的なお店です。いたるところにユニークな仕掛けがあって好奇心を刺激される異空間レストランに潜入します!

Summary

もはや美術館!いたるところに現代アート作品が点在

「パビリオン」があるのは、東急東横線・中目黒駅の高架下にある複合施設「中目黒高架下」。代官山寄りの目黒川沿いにあります。

お店にはふたつの入り口があるのですが、中目黒駅側から向かうと、店前に現れるのは怪しくピンク色に光った証明写真機。そして「大人のプリクラ」とのキャッチコピーが!もちろん実際に撮影することも可能。入る前からどんなお店なのかワクワクしますね。

店内に一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは天井から吊り下げられたバイク!「What if someone finds out?」という題名の現代アート作品で、インパクト抜群です。

広い店内には、趣向を凝らしたさまざまな客席が。こちらは通称「懺悔室」と呼ばれるボックス席です。教会の懺悔室をイメージした席で、テーブルに置かれたモニターには十字架を持ったかわいらしいパンダの神父の映像が流れています。

店内奥に進むと、バーカウンターや仕切られた半個室の席も。カウンターの上から吊るされた大きなボールのような照明は「Black Ball」というタイトルのアート作品です。

座る席によってさまざまな景色が楽しめるのが、「パビリオン」ならではの魅力ですね。

ちなみに、代官山側の入り口から店内に入る場合は、こちらの回廊を通り抜けて行きます。サカナクションの山口一郎氏が手がけた「ANDON」という作品で、上を走る電車の音に連動して照明の色が変わるんです。

カクテルには遊びゴコロがいっぱい!

PAVILIONレモンサワー 864円
PAVILIONレモンサワー 864円

そんなアートがあふれる「パビリオン」では、カクテルにも遊びゴコロが。こちらの「PAVILIONレモンサワー」に入っているのは炭酸“氷”。運ばれてきたときからパチパチと弾ける音がして、最後まで炭酸が抜けることなく楽しむことができます。

また、冬の旬の時期はレモンも広島産のものにこだわっていて、爽やかな香りが感じられますよ。

べリーグッドジュレップ 1274円
べリーグッドジュレップ 1274円

女性におすすめなのが、アメリカ競馬「ケンタッキーダービー」の公式ドリンクとして知られるミントジュレップを、オリジナルにアレンジしたカクテル「べリーグッドジュレップ」。ミントのグリーンとベリーの赤い実が鮮やかな組み合わせで、とってもフォトジェニックですね。

ミックスベリーや香りづけに“ラベンターのビターズ”を使用することで、女性向けの甘酸っぱくて飲みやすいカクテルに仕上がっています。

アンドン 1274円
アンドン 1274円

こちらは回廊にある、音と連動して色が変わるアート作品「ANDON」をイメージしたカクテル。注文すると、シャンパングラスに入ったカクテルと、青いドリンクが運ばれてきます。

青いドリンクの正体はバタフライピーというハーブティーで、グラスの中に注ぎ入れると、カクテルが濃いピンク色に変化!ハーブティーと、レモングラスの香りが特徴的なジンがベースなので、さっぱりとしていて飲みやすいです。

生うに和牛の温かいカルパッチョ 1026円
生うに和牛の温かいカルパッチョ 1026円

もちろん、料理にもこだわりがあります。お店の人気メニューは「生うに和牛の温かいカルパッチョ」。じっくり低温で火入れした鳥取県産の黒毛和牛を瞬間燻製しています。その上に贅沢に生うにをトッピング。発酵バターのソースとの相性もバッチリです。

ここでしか使えない通貨もあるんです!

こちらのお店では、様々なサービスを楽しめる、店内でしか使えないオリジナル通貨があるんです。その名も「ROMAN」。3ROMAN(2000円)から使用でき、ROMANでしか注文できないメニューも揃っています。その中のひとつが、著名人のキープボトルを飲める「ラブロマン酒―あの人のボトルキープ―」というメニュー。

ずらりと並んだ樽をよく見ると、斎藤工さんや小嶋陽菜さん、蜷川実花さん、堀江貴文さんなど名だたる人のものばかり。有名人のボトルを分けてもらえるなんてちょっと夢がありますよね。余ったROMANは持ち帰って、次回の来店時に使用できます。

内装からメニューの隅々まで、好奇心がくすぐられる「PAVILION」。あちこちに隠された仕掛けに自然と会話も盛り上がるはず!ぜひ一度訪れて、ここでしか体験できないアートと食の融合に触れてみてくださいね。

Text:ひろみん(ism)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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