横浜赤レンガ倉庫で開催中の「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」必見ポイントはココ!

『美女と野獣』©Disney

横浜赤レンガ倉庫で開催中の「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」必見ポイントはココ!

ディズニー 展覧会 期間限定 ミッキーマウス 神奈川県 るるぶ&more.編集部
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2019年1月20日(日)まで横浜赤レンガ倉庫1号館2階で開催中の「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」。大阪や東京でも開催された展覧会が横浜にやってきました。横浜展開催にあたって、初日に行われたプレス内覧会に参加。この日アメリカから来日された収集&展示アーキビストのリック・ロレンツ氏に、特別に作品のみどころを案内していたきました!

Summary

ショーケースでは1930年代のグッズに注目

©Disney
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ミッキーマウススクリーンデビュー90周年を記念して開催中の「ディズニーアーカイブス展」。約420点の貴重な資料や写真、作品が一堂に。さっそく中に入ってみましょう。
まずはカリフォルニアにある「ウォルト・ディズニー・アーカイブス」のロビーにある巨大なショーケースを再現した展示がお出迎え。4つのショーケース内あるポートレートは、25周年、50周年、75周年、80周年というミッキーのアニバーサリーに合わせて制作されたものなのだそう。

ミッキーマウスのノートパッド ©Disney
ミッキーマウスのノートパッド ©Disney

このショーケースで必見は一番左のショーケースの左下に展示してある「ノートパッド」。これは一番最初に商品化されたグッズなのだとか。残念ながら展示しているのはレプリカですが、オリジナルはなんと1929年に製造。レプリカでもその貴重さは充分感じられますよ。

ミッキーマウスとミニーマウスのハンドカー ©Disney
ミッキーマウスとミニーマウスのハンドカー ©Disney

ショーケース内のグッズはノートパッド以外、すべてオリジナルグッズを展示。腕時計やおもちゃのハンドカー(いずれも1930年代製)などもじっくり見ておきたいアイテムです。

スクラップブック「ミッキーマウス」 ©Disney
スクラップブック「ミッキーマウス」 ©Disney

ショーケースの後ろには貴重なスクラップブック「ミッキーマウス」が。『ディズニーランド』というTV番組でウォルト・ディズニーが使っていた、ミッキーのイラストなどが描かれている本。
実は近年、「ウォルト・ディズニー・アーカイブス」のコレクションに加わったもので、日本での展覧会で初公開。状態があまり良くないので開いていないのですが、当時のTV番組の映像も合わせて見られるのでファンとしてはこちらも必見です!

初期コレクションではウォルト・ディズニーの愛用品も

©Disney
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次の部屋ではおもにウォルトディズニー・スタジオの資料がみられます。
今にも制作中のアニメーターが戻ってきそうな作業デスクの再現やファンタジアのオリジナルアートワークなどが展示されているほか、「ウォルト・ディズニー・アーカイブス」が1970年に創設された当時からのコレクションも。

ウォルトの読書用メガネ ©Disney
ウォルトの読書用メガネ ©Disney
©Disney
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ウォルトが実際に使っていた読書用の眼鏡やペン、ネームタグなどの展示はリック氏がこの展示会で一番のお気に入りのアイテムなのだそう。

リサーチルームでは『蒸気船ウィリー』の台本をチェック

©Disney
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台本の作成やDVDの特別映像を作る際のリサーチ資料の提供を行うことも「ウォルト・ディズニー・アーカイブス」の役割の1つなのだそう。その資料となる本の一部がこのコーナーで紹介されています。

『蒸気船ウィリー』台本 ©Disney
『蒸気船ウィリー』台本 ©Disney

中央のテーブルの中には『蒸気船ウィリー』の台本も!

映画では見えない細部へのこだわりある衣装たち

『美女と野獣』©Disney
『美女と野獣』©Disney

東京や大阪でも人気の展示エリアだった、ディズニーの実写映画で実際に使用された衣装や小道具がここでも展示されています。特別にリック氏が紹介してくれた2つの衣装をご紹介します。

『美女と野獣』©Disney
『美女と野獣』©Disney

まず1つ目は『美女と野獣』でエマ・ワトソンが最後の舞踏会シーンで着た花柄のドレス。こちらは、手書きされた花柄をデジタル化してプリントしたもので、なんと靴も手作りで手書きされているのだとか。特別にスカートを持ち上げて見せてもらいました。

『102』©Disney
『102』©Disney

さらに『102』でクルエラ役のグレン・クローズが着用したドレスの後ろも見せてもらえたので、こちらもご紹介!通常の展示ではバックデザインは見られないので、超貴重です!「ドラゴンドレス」という名前が付けられているそうですが、その意味がよくわかるデザインです。
ほかにも数点の衣装が展示されていますが、どれも細部にこだわりのあるものばかり。近くでじっくり見てみてくださいね。

ウォルト・ディズニーの仕事部屋には日本人ゲストからの贈り物も

ウォルト・ディズニーの仕事部屋 ©Disney
ウォルト・ディズニーの仕事部屋 ©Disney

ウォルト・ディズニーが集めていたというミニチュアフィギュアが棚にびっしり並ぶ仕事部屋。鉛筆の本数まで忠実に再現しているそう。

©Disney
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レプリカが多いなか、デスク左側のケースには実際にゲストからもらったというアイテムも。日本人からウォルトがもらったという歌舞伎の本(中央)も。

横浜会場で初公開のバースデーアート

©Disney
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2018年11月18日(日)、スクリーンデビュー90周年を迎えた際に、ディズニーのアーティストが日本オリジナルのバースデーアートを制作。そのバースデーアートと公開された動画を展示。横浜会場からの展示となるのでこちらも必見!

新商品や会場限定ガチャガチャも記念にぜひ

©Disney
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展示エリアの外には展覧会オリジナルのグッズの販売も。グッズだけの購入も可能なので、横浜会場からの新商品なども要チェック。編集部が気になったアイテムは光るピアス・イヤリングのneoNピアス、neoNイヤリング各2808円。暗闇でふんわり光るアイテムは冬のイルミネーションシーズンにぴったり。

©Disney
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もう1つがアーカイブス限定のガチャガチャ1回500円。出てくるアイテムはクラシックなミッキーがデザインされた缶バッジ。来場の記念にぜひ。

貴重な資料が盛りだくさんの「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」。横浜のロマンチックなスポットと一緒に楽しめるので、年末年始のおでかけにおすすめです。
横浜の次は福岡県立美術館で2019年4月19日(金)~2019年6月16日(日)に開催が決定!九州での開催も今から楽しみですね!

■ウォルト・ディズニー・アーカイブス展~ミッキーマウスから続く、未来への物語~ (横浜会場)
期間:2018年12月19日(水)~2019年1月20日(日)
時間:10~20時
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2Fスペース
料金:一般1500円、高校・大学生1200円、3歳~中学生800円
問合せ:03-5777-8600(アーカイブス展赤レンガ倉庫事務局 8~22時)

Text&photo:田島暁美

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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