ハイセンスな雑貨にあふれる。 仲良し姉妹の夢が詰まったシービューカフェ

ハイセンスな雑貨にあふれる。 仲良し姉妹の夢が詰まったシービューカフェ

食・グルメ カフェ るるぶ横浜'20 雑貨 コーヒー うつわ
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横浜港からすぐの「cafe&shop kaguya(カグヤ)」は、おいしい食事だけでなく、景色もセンスの良いお買い物も叶える穴場カフェです。お店を営むのは仲良し姉妹。お姉さんの作る食事と、そこに寄り添った妹さんセレクトの雑貨が仲良く調和した、居心地のよい1軒です。

Summary

港を見下ろすレトロな建物の2階にひっそりとたたずむ

神奈川県庁や横浜税関、開港資料館など、趣ある建物が集まる日本大通りエリア。港近く、「海岸通壱番館」というレトロなアパートの2階に「cafe&shop kaguya」はあります。階段をのぼると、ガラス扉の向こうにはセレクトショップかと思うようなセンスのよい雑貨が並んでいるのが見えます。

入口すぐには、古着やアクセサリー、器などが並び、入った瞬間に心がときめきます。左手奥はカフェスペース。港に面した窓際を中心にテーブルが6つほど、ほどよい間隔で設置されています。狙いたいのはやっぱり窓際。刻々と変わる港の風景が一望できる特等席です。

お店に立つのは野口かな子さん・もも子さん姉妹。飲食店を開くことが夢だったお姉さんのかな子さんと、アパレル店をしたかったもも子さんが「それなら同じ場所で一緒にしよう」と2017年4月にオープンしたといいます。見ているだけで仲のよさが伝わってくる2人の店とあって、やわらかい空気感に包まれ、居心地も抜群です。

茶道経験を生かした本格抹茶とこだわりコーヒー

kaguyaの人気メニューは、抹茶を使ったスイーツやドリンク。お茶は、手摘みにこだわり、無農薬を目指し有機肥料や低農薬で作る京都の「小島製茶」と直接取引をして仕入れているといいます。抹茶のクレームブリュレ(486円)は、さっぱりした甘さにお茶の風味がしっかりと感じられる逸品。
コーヒーは、もも子さん自身が「コーヒーを好きになったきっかけ」と話す、友人が経営するコーヒー店「Blue DOOR Coffee」のものを使います。友人に頼んで作ってもらったオリジナルのkaguyaブレンド(486円)は、中煎りで、フルーティさのある華やかな香りが、スイーツにピッタリ!

茶道経験もあるかな子さん。丁寧に育てられた高級抹茶を1杯ずつ目の前で点てて提供してくれます。

シンプルに抹茶の美味しさを感じられる「抹茶さみどり」(540円)は、点てたてのきめ細やかな泡が表面を覆い、フワッとした口当たりとともに濃厚な風味が広がります。とげとげしさのないまろやかさと、茶葉のコクで、思わず笑顔になる至福の味。

元アパレルショップ店員が厳選するハンドクラフトが素敵すぎる!

店内には、感度の高い女性の心くすぐるハイセンスな雑貨がずらり!元セレクトショップ店員のもも子さんが選ぶだけあり、どれも魅力的なものばかりなんです。

器は、沖縄のやちむん焼きを揃えます。「姉の料理に合うもの」を基準に、もも子さんがひとつずつ選んでいるのだそう!やちむんは、陶芸工房虫の音・当山友紀さんのもの。大胆なデザインながら、女性ならではのかわいらしい絵付けがお気に入りだといいます。

一角には古着もディスプレイ。「大人が着られる」観点から、ベーシックながらも個性ある衣類を国内から集めているそう。今後は海外などにも仕入れに行きたいと話すもも子さん。その他、同級生が作っているドライフラワーや、おばさんのお店から仕入れたタッセル、作家さんのアクセサリーなど、ハンドクラフトされたナチュラルな商品が、ミュージアムのように美しく並んでいます。

サラダバー(〜平日14時)がついたランチも人気、お茶を使ったアルコール類も提供するという「cafe&shop kaguya」。観光の合間はもちろん、ちょっと癒やされたい時の「特別な場所」にいかがでしょうか?

Text:佐藤寿美

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


こちらのカフェは図書でも詳しく紹介しています。

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