知るほどハマるサボテンの世界!京都の個性派サボテンを新生活のおともに

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京都市左京区、出町柳駅から歩いて4分ほどの場所にあるサボテン専門店「棘屋(とげや)」。個性的なお店が多い出町柳周辺エリアでも、とりわけ個性的な「棘屋」では、成長の変化を早く楽しめる接木のサボテンを中心に、面白いサボテンがたくさん揃っています!

Summary

個性的でカッコイイ接木サボテン

ひとつ置いておくだけで部屋の印象がガラッと変わる個性的な「棘屋」のサボテンは、“斑入り”“綴化(てっか)”などの希少なサボテンを、台木(下のサボテン)の力を借りて成長させる「接木サボテン」が中心。おしゃれなインテリアショップなどでもたまに見かけますよね!

袖ヶ浦×斑入りディスコカクタス ギガンティア
袖ヶ浦×斑入りディスコカクタス ギガンティア

こちらは「袖ヶ浦」とよばれるサボテンを土台に「ディスコカクタス ギガンティア」の斑入りサボテンを接木しています。

葉緑素の少ない斑入りサボテンは、突然変異で出現。光合成しにくいため、弱くて育ちにくいのですが、接木することで台木のサボテンから養分を得て、数倍早く成長するそうです。

「棘屋」2019年おすすめの接木サボテン&実生サボテン3

左:マミラニア属 陽炎 綴化(接木) 右:マミラニア属 カルメナエ(自根 群生)
左:マミラニア属 陽炎 綴化(接木) 右:マミラニア属 カルメナエ(自根 群生)

それでは「棘屋」おすすめのサボテンをご紹介。その前に、サボテンは個体によって値段が違うのですが、おおよその目安としては、種から育てた実生のサボテンは1鉢1000円〜、接木サボテンは3000円〜。大きさや形、種類などによって値段は大きく違います。

おすすめの1つ目は、ふわふわのトゲがかわいい「マミラニア属」。写真の右は自根した「マミラニア属 カルメナエ」が増えて群生しているもの。左は、綴化(てっか)した「マミラニア属 陽炎」の接木です。「綴化って何?」と思った方にサボテン豆知識を。

成長点が複数あるエキノセレウス属 紫太陽を上から見た様子
成長点が複数あるエキノセレウス属 紫太陽を上から見た様子

普通、サボテンの先端には“成長点”がひとつだけあります。しかし、稀に成長点が複数あるサボテンが出現。さまざまな点から生育していくため、うねうねと自由奔放な形に育ちます。そんな自由に育った姿を“綴化”とよぶそうです。

左:エキノセレウス属 紫太陽(綴化) 右:左と同じ紫太陽の自根
左:エキノセレウス属 紫太陽(綴化) 右:左と同じ紫太陽の自根

おすすめの2つ目は「エキノセレウス属 紫太陽」。全身にびっしりと赤紫色の棘が生えています!左は接木で、右は実生です。写真左の紫太陽にも成長点が複数あるので、今後どんな姿になるのか未知数!育っていく姿を思うと愛しさもひとしおです。

おすすめの3つ目は、鮮やかな赤がカッコイイ「ギムノカリキウム属 緋牡丹錦」。左は接木で、右は自根。左の接木の緋牡丹錦には子株がいっぱい付いているので、こちらもどんな形になっていくのか予測できません…!

放置はNG!サボテンの育て方

接木サボテンを中心に紹介してきましたが、「棘屋」には種から育てた実生のサボテンもたくさんあります。

種から育てたサボテンは、とっても丈夫。いまサボテン好きのなかで流行りだという「アストロフィツム属 瑠璃兜」や「兜丸」、ロフォフォラ属の「烏羽玉(うばたま)」なども、形のよいものが揃います。

丈夫だからといって、ずっと放りっぱなしはいけません。サボテンを育てるのに大事なポイントは置き場所と水やり。冬は室内に入れてあげること、春から秋は鉢土が乾いたらしっかり水をあげることが大事。いい環境を与えてあげれば、ずっと観賞していたくなるくらい立派な姿に育っていくはずです。

「棘屋」では月に1度、ゲリラ的オークションがインスタグラムで開催されます。まずは、SNSのチェックから始めてみて。京都旅行の目的地になるほどハマるかもしれませんよ!

text:小西尋子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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