クラシックで美しい「東京ステーションホテル」【旅ガールたじはるのホテルステイ10】

田島知華(たじはる) 田島知華(たじはる)
東京都 おでかけ クラシックホテル 建築 ステイ たじはる
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日本全国、そして世界中から人々を迎え入れる東京駅。普段、何気なく駅として利用している東京駅丸の内駅舎内には、ヨーロピアンクラシックを内装デザインコンセプトとする「東京ステーションホテル」が織りなす美しい世界が広がっています。今回はそんな一流のおもてなしと歴史を感じられる「東京ステーションホテル」の優雅なホテルステイをご紹介します。

Summary

美しく佇む、鮮やかな赤煉瓦色の駅舎

東京駅丸の内駅舎は1914年に完成し、戦後の復旧工事、保存・復原工事などを経て2012年に創建当時と同じ姿へと甦りました。それに伴い、「東京ステーションホテル」も全面リニューアルで生まれ変わり、歴史を残しながらも綺麗で使いやすくなっています。

もともとは58室だったホテルは、リニューアルによって150室へと増やされました。そのうちの107室が3階部分にあり、横長に広がる珍しい形状になっています。

「東京ステーションホテル」は2015年に開業100周年を迎え、世界中のホテルで厳しい条件をクリアしたホテルのみで構成される「Small Luxury Hotels of the World(通称:SLH)」に加盟しました。

歴史ある建物を大事に保存しておくのではなく「使い続ける文化財」として泊まって体感することを可能にしてくれています。

クレマチスの花をモチーフにしたデザインが、ホテルの至るところに添えられています。これは、東京駅丸の内駅舎の南北ドームのレリーフと同じ花をモチーフにしています。

クレマチスの花言葉は「旅人の喜び」。多くの旅人を迎え、送り出す東京駅のホテルにぴったりです。

ヨーロピアンクラシックを内装デザインコンセプトに、イギリスの会社が手がけたデザインは、上品で落ち着きのある雰囲気。寒い時期になると暖炉に火が灯されます。

とくに素敵だなと思ったのがエレベーターのデザイン。ヨーロッパのクラシックホテルさながらの雰囲気は、乗るだけで優雅な気分に。

宿泊者専用の、3階のエレベーターホールから客室廊下へと続くエントランス。全体的に白を基調としていますが、差し色に入るグリーンが上品です。

真っ白な廊下が奥まで長く続いています。思わず写真を撮らずにはいられない綺麗な空間。こんなに廊下が白く保たれて美しいホテルとは出会ったことがないと思うほどに素敵でした。

長い廊下を歩きながら楽しめるようにと、壁には過去の東京駅や丸の内周辺の写真、レトロポップな絵などが飾られています。

東京駅ならでは!特別なビューを楽しむ部屋

今回宿泊したのはドームサイドの客室。「東京ステーションホテル」の数ある客室のなかでもかなり人気の高い部屋です。

その人気の秘密は窓からの景色。南北の駅舎ドームに沿って作られているため、ドームを間近に眺めることができます。

コンパクトにまとまった客室ですが、天井は4mもあり、窓の外はさらに高さのあるドームがあるので開放感抜群。

反射鏡のようなものがデスクの上にかかっているのですが(鏡としても使えますが正しくは鏡ではないそうです)、これにドームを映りこませて写真を撮るという楽しみ方もできます。

ホテル内には歴史を感じられるアイテムが散りばめられています。そのひとつがベッドサイドにあるメモ。多くの著名な文豪が宿泊していたことから、小さな原稿用紙デザインのメモが置かれています。つい懐かしさを感じて書きたくなってしまいますね。皆さんも宿泊される際はぜひ、ホテルスタッフの方にお礼の作文を。

こちらは、デスクの引き出しに入っているホテルロゴとオリジナルデザインのステッカー。販売もされているほどの人気アイテムですが、宿泊すると記念にいただけます。

2012年のリニューアルで水周りも一新されて、とても清潔なバスルーム。大きな鏡に加えて拡大鏡もあるので準備も捗ります。

広いバスタブにゆっくりと浸かれるのが嬉しい!ヘッドシャワーとレインシャワーが付いていて、好きな方を使えます。

気になるバスアメニティは、世界各国の有名ホテルのアメニティを手がけるイギリスのメーカー「GILCHRIST&SOAMES」のアイテム。

「GILCHRIST&SOAMES」のボディローションも。そのほかにも滞在に必要なアメニティは十分すぎるほどの種類!

ベッドに寝転がりながらドームを見られる贅沢。終電〜始発までの間は、誰もいないドーム下を見られます。

見事に甦った東京駅舎のドーム

南北にひとつずつあるドーム。東京駅の改札を出て高い天井を見上げたことのある方も多いのではないでしょうか?

8角形のドームは「想像で復原しない」をモットーとし、忠実に元の姿に戻すよう工事が進められました。部分的に過去のものを残しながら甦った駅舎とドーム。一部が残っていながら原型に戻すため「復元」ではなく「復原」とされています。

駅の改札を出て天井を見上げてみると、美しいドームレリーフ。

ホテル内にはドームに用いられているレリーフの説明が書かれたものがあり、生まれ変わった東京駅舎をさらに詳しく知ることができます。美術館や博物館に来たような気持ちで楽しめます。

今回私はドームサイドの客室に宿泊したので、お部屋からドームを眺めることができましたが、シティビューなど丸の内側の眺望の客室に泊まった場合でも、ドーム内が見られる空間が宿泊者専用のエリアにあり、間近で美しいレリーフや行き交う人々の姿を眺めることができます。

いつも駅として利用する建物の中にこんなラグジュアリーな世界があるなんて…驚きと感激の連続です!ぜひ「東京ステーションホテル」で優雅なひとときを過ごしてみてください。


■東京ステーションホテル
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
TEL:03-5220-1111
チェックイン15時、チェックアウト12時
料金:ドームサイドコンフォートキング(1室2名利用)1人2万5628円~(消費税・サービス料込、宿泊税別)

photo:田島知華(たじはる)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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