のんびり贅沢なひとり時間!絶品コーヒー&ラテを楽しめる東京のカフェ30選【前編】

のんびり贅沢なひとり時間!絶品コーヒー&ラテを楽しめる東京のカフェ30選【前編】

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お休みの日、友達や恋人とおでかけするのもよいけれど、たまには1人、ゆっくりカフェで過ごしたいときもありますよね?今回は、東京でゆっくり過ごすのにおすすめのコーヒーにこだわりのあるカフェを30軒ご紹介します!どれも個性あふれるお店ばかり。ぜひ参考にしてくださいね。

Summary


卸工場をリノベーションした下町コミュニティ「喫茶ランドリー」

東京の下町・森下駅と両国駅の間の静かな住宅街にある「喫茶ランドリー」。

元々、手袋の卸工場だった築56年の建物をリノベーション。“1階づくりはまちづくり”をコンセプトにさまざまな建物の1階スペースを人々が交流する場に変えていく活動をしている株式会社グランドレベルがオーナーとなり、下町のコミュニティとして「喫茶ランドリー」をプロデュースしました。

店内は建物の躯体がむき出しの天井の高い空間の中に、レトロな喫茶店の雰囲気が漂っています。
「モグラ席」「フロア席」「大テーブル席」「家事室」と席ごとに名前がついており、空いていればどの席でも利用可能。

コーヒー450円(テイクアウト350円)
コーヒー450円(テイクアウト350円)

また、1時間から席をレンタルすることもできます。半地下になっているこちらの「モグラ席」(レンタル1時間1500円)は、落ち着く空間であると好評なのだそう。

「喫茶ランドリー」では、これまでにない喫茶体験を楽しむことができますよ!

■参考記事:カフェタイムの合間に洗濯ができる!「喫茶ランドリー」は下町のコミュニティでした(配信日:2018.05.06)

心のへこみにちょうどいいスペースを「喫茶凸」

西荻窪駅の南口から3分ほど歩いた裏路地にひっそりとたたずむ「喫茶凸」。スナックのような外観に入りづらい雰囲気が漂いますが、実はリピーターが多い人気店なんです。

店内に一歩入ると木の温もりを感じるインテリアと、漫画やDVDが並んだ棚などが目に入り、どこか懐かしい雰囲気。

ソフトドリンク400円~
ソフトドリンク400円~

「コーヒー」(400円)のほか「ココア」(400円)や「カモミール」(500円)などソフトドリンクも充実しています。

ホッとできる居心地のよい空間は、一度訪れたらハマること間違いなし。
西荻窪に降り立った際はぜひ、心の凹みにちょうどいいピースをはめてくれる「喫茶凸」がおすすめです。

■参考記事:西荻窪のディープスポット!「喫茶凸」の居心地のよさにハマる人続出!(配信日:2018.05.02)

スペシャリティコーヒーの飲み比べ「COFFEE VALLEY」

「COFFEE VALLEY」は、池袋エリア初のスペシャリティコーヒー専門店として2014年にオープンしました。場所は池袋駅東口で有名な「ジュンク堂書店」の裏手になります。

THREE PEAKS 600円
THREE PEAKS 600円

こちらは飲み比べセット「THREE PEAKS(スリーピークス)」。3種類のカップが並んで出てきました。同じ豆を使用しながら(写真左から)エスプレッソ、マキアート、ドリップコーヒーと抽出方法の違いによる味の変化を楽しめます。

エスプレッソは濃い苦味の奥にあるコクの中のフルーティさを、マキアートはコーヒーのおいしさとミルクフォームの甘さを、ドリップコーヒーはすっきりとしたキレのいい後味が楽しめます。

自分好みのコーヒーの淹れ方を探しに、ぜひ行ってみてくださいね!

■参考記事:3通りの淹れ方で味が変化!スペシャリティコーヒーの飲み比べができるカフェ(配信日:2018.08.12)

金魚溢れるカフェ「金魚坂」

東京の真ん中、本郷三丁目駅から徒歩5分。創業してから約350年という長い歴史をもつ金魚・ニシキゴイの卸問屋があります。販売店と喫茶店の2つの顔をもつ「金魚坂」です。

2階のカウンターうしろには、店主こだわりのコーヒーカップ、おちょこ、中国茶カップやお皿がずらりと並びます。金魚モチーフなのはもちろんのこと、どれもマイセン、ノリタケ、伊万里などの高級食器ばかりです。

もちろん実際に使う食器も金魚だらけ。

ほろ苦く香ばしいベストブレンド750円はコーヒー豆の個性を大切にしながら丁寧に入れた一杯です。 ぜひ、リンゴがたっぷり入った「アップルパイ」550円と一緒に注文してみてください。

本郷は歴史があり、文豪ゆかりの場所や東京大学もある街なので、前後の散策も楽しめます。

■参考記事:なんでもかんでも金魚尽くし!金魚好きのための隠れ家カフェ「金魚坂」へ(配信日:2018.04.24)

新しい本との出合い方とコーヒーを楽しめる「本と珈琲 梟書茶房」

「梟書茶房」があるのは、池袋駅直結のショッピングビル「Esola(エソラ)池袋」の4階。ほぼワンフロアを使った約100坪もの広々とした空間が自慢です。
図書エリアで借りた本を片手にコーヒーやお食事を楽しむことができます。

「梟書茶房」でぜひオーダーしたいのが数量限定の「本とコーヒーのセット」(1500円※価格はテーマによって変わる可能性がございます)です。

テーマに合わせて、校正の会社による選書が話題を呼んでいる書店、「かもめブックス」代表の柳下恭平さんがセレクトした本と、ドトールコーヒーが誇るコーヒーマイスターで日本スペシャルティコーヒー協会理事の菅野眞博さんがブレンドしたコーヒーのセットを楽しめます。

偶然の本との出合いと読書のための空間を楽しめる素敵なブックカフェは、ゆっくり過ごしたい休日に最適です。

■本と珈琲 梟書茶房(ふくろうしょさぼう)
住所:東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola(エソラ)池袋4階
(東京メトロ有楽町線「池袋駅」直結)
TEL:03-3971-1020
営業時間:10時30分〜22時
定休日:Esola(エソラ)池袋に準ずる

■参考記事:おすすめメニューは本とコーヒーのセット!本との新しい出合いが待つ池袋のブックカフェ(配信日:2018.06.18)

新感覚パンケーキといただく自家焙煎珈琲「椿サロン」

自家焙煎のコーヒーとオリジナルデザインの食器やインテリアにこだわり、食と空間を通じて居心地よく充実した時間を提供する北海道のカフェ「椿サロン」。
その世界観を東京で楽しめる「椿サロン 銀座」は、銀座のみゆき通りを少し入ったところにあるビルの3階にあります。

北海道クラシックブレンド 860円(税込)
北海道クラシックブレンド 860円(税込)

北海道のお店でもおすすめの自家焙煎のコーヒーは、銀座でももちろん楽しめます。 ネルドリップで淹れているコーヒーは、しっかりとした味わいの中、じんわりと広がるのは、やわらかな苦味。

「家でもおいしいコーヒーを楽しみたい!」という方はコーヒー豆の購入も可能ですよ。

■参考記事:“ぷるっぷる”で感激!今までにない食感が楽しめる新感覚パンケーキ(配信日:2019.07.02)

これぞ純喫茶!銀座でレトロな雰囲気を満喫「喫茶YOU」

東京メトロ東銀座駅から歩くこと約5分。歌舞伎座のほど近くにひっそりとたたずむ「喫茶YOU」。
歌舞伎役者をはじめ、タレント、モデルなども足繁く通うというこちらのお店では、こだわりのコーヒーを堪能しながら、純喫茶ならではのレトロな雰囲気も満喫できます。

コーヒーには、ミルクの代わりに甘さ控えめの濃厚なホイップクリームがついてくるのが「喫茶YOU」の特徴。ほろ苦くクリーミーな一杯を、ゆっくり味わって。

40年以上の歴史がある「喫茶YOU」。銀座を訪れる際には、ぜひ足を運んでみて!

■参考記事:ぷるぷるタマゴで幸せとろとろ!銀座のモダン喫茶でいただく満点オムライス(配信日:2018.04.18)

浅草とともに生きてきた喫茶店「純喫茶マウンテン」

浅草駅より徒歩4分の場所にある「純喫茶マウンテン」は、創業65年以上にもなる老舗です。レトロな店内には、女将さんが描いた絵や町内会のチラシなどが置かれており、下町の喫茶店らしさが感じられます。

「アメリカンコーヒー(左手前)」と「ブレンドコーヒー(右奥)」は味わいのある器も魅力的。上質な豆にこだわり、丁寧に淹れられたコーヒーは十年来のお客さんも納得するほど。

ぜひ浅草へ足を向けてみて。

■参考記事:インパクト満点!浅草、「純喫茶マウンテン」の大胆スイーツに夢中(配信日:2018.04.18)

池尻大橋がコーヒータウンになったきっかけ「GOOD PEOPLE & GOOD COFFEE」

池尻大橋駅から徒歩3分のマンション1階。コーヒーを買っては、店主・岡本トモシさんと会話をする人が印象的な「グッド ピープル アンド グッド コーヒー」。
「街のコネクトハブ、人をつなぐ結束地点をつくりたい」と思ったことがお店誕生のきっかけ。 

2016年に、街の活性化、コミュニケーションを深めるため、近隣のコーヒーショップの協力を得て「池尻大橋コーヒータウン」というイベントを開催。じわじわと池尻大橋にあるコーヒー店の魅力が広がりました。

おすすめの「アイスロングブラック」は380円。「ブラック=濃くて苦い」の概念を覆すほど、うまみと香りが前に出た風味豊かな一杯です。
淹れたときにできる表面の泡がシュワッと口に触れ、まろやかなコクとなって広がります。

SNSなどインターネット上のつながりだけではなく、肌の温度を感じられるコミュニケーションを大切にしたいと話すトモシさん。
初めて訪れても、温かく迎えてくれますよ!

■GOOD PEOPLE & GOOD COFFEE(グッド ピープル アンド グッド コーヒー)
住所:東京都目黒区東山3-4-11サンライズ東山1階
TEL:03-5725-1303
営業時間:9〜18時(土・日曜、祝日は10時30分〜)
定休日:月曜

■参考記事:「池尻大橋コーヒータウン」の発端となった店の“ミステリアスなコーヒー”が気になる(配信日:2018.07.25)

“サブカルチャーの聖地”のフォトジェニックカフェ「ON THE WAY」

京王井の頭線・小田急線下北沢から、歩くことおよそ5分。ビビッドカラーの電飾が施された、ポップな店構えが目に入ります。こぢんまりとしつつもオープンな雰囲気。

「オン ザ ウェイ」はコーヒーにしっかりこだわっています。
例えば、人気メニューの一つである「ラテ」(Mサイズ470円)には、ブラジルとケニアから取り寄せた豆をブレンドした、オリジナルの豆を使用。高い技術を誇るコーヒーロースター「ライフサイズクライブ」に豆の焙煎を依頼しているそうで、豊かでしっかりとした風味を楽しむことができます。

「オン ザ ウェイ」というのは「どこかに行く途中」という意味。おさんぽでどこかへ行く途中に、気軽に寄れる、そんなお店になればいいな、というオーナーさんの想いが込められています。

■参考記事:おもちゃみたい!「ON THE WAY」のプチカップケーキは3色セットでオーダー(配信日:2018.07.12)

まるで映画に入りこんだみたいな空間「工房花屋」

用賀駅から10数分歩いた閑静な住宅街の中に、知らずに通ると見過ごしてしまいそうなたたずまいの隠れ家カフェ「工房花屋」があります。
店内は、間接照明で照らされる落ち着いた空間の中にたくさんのお花が並び、甘い香りが立ち込めています。そう、ここはカフェ兼花屋なのです。

カフェメニューは「チーズケーキとドリンクセット」(1000円)の1種類のみです。

ドリンクはコーヒーか紅茶かを選べますが、おすすめは評判のこだわりコーヒー。ケーキの味を引き立てるようにブレンドした豆をネルドリップで淹れているので、しっかりとした苦味がありながらも柔らかい口当たりが楽しめます。

■参考記事:気分は映画のヒロイン!アンティークと花々に囲まれた隠れ家的カフェ(配信日:2019.06.23)

神保町でもっとも古い喫茶店「神保町ラドリオ」

1949年創業の「神保町ラドリオ」は、うっかり通り過ぎそうな細い路地裏にありました。神保町で昭和から続く店が残る有名な小道なんだそう。まるでここだけ時間が止まったような雰囲気です。

さっそく注文した「ウインナーコーヒー」(518円)とご対面。創業してから徐々に量が増えていったという生クリームは想像以上に山盛りです。
クリームはふわっふわ、砂糖を入れなくてもコーヒーの苦みとのバランスがちょうどいい甘さ。ほんわかやさしい気持ちになれるおいしさです!

■参考記事:山盛りクリームに心奪われる!ウインナーコーヒー発祥の喫茶店「神保町ラドリオ」(配信日:2018.06.04)

「最もコーヒーの旨い店」と称された「カフェ・ユーロップ」

約100年前、1920年当時にカフェ文化の中心地である銀座において「最もコーヒーの旨い店」と称さされていた「カフェ・ユーロップ」。数々の逸話を残し、伝説となっていたお店が時を経て、「GINZA SIX(ギンザ シックス)」に復活しました。

一杯ずつ丁寧に淹れる。コーヒーはケーキなどとセットになっている
一杯ずつ丁寧に淹れる。コーヒーはケーキなどとセットになっている

お店の看板となる最も重要なコーヒーは、世界一とも言われるコーヒーハンター、José. 川島 良彰氏が監修しています。
コンセプトは「お菓子にあうコーヒー」。3種類の豆をブレンドし、浅煎りながらもコクとしっかりとしたボディを持った味わいが魅力。浅煎りにすることで豆のもつ華やかな風味がより一層感じられ、後味はすっきりという理想のコーヒーが完成しました。

古き良き時代の香りが残る「カフェ・ユーロップ」でコーヒー文化に親しみ、豊かな味わいと香りに癒されて。

■参考記事:銀座で“最もコーヒーの旨い店”と呼ばれたカフェが復活!(配信日:2018.08.13)

台湾コーヒーと日本のフルーツのコラボ「AO TIGER」

JR原宿駅から歩くこと約10分の場所に、台湾コーヒーと日本のフルーツが融合したニュースタイルのドリンクを提供するカフェ「アオタイガー」はあります。

「フルーツラテ(イチゴ)」(550円)は、鮮やかなピンクがフォトジェニックな1品。上がエスプレッソ、下がフルーツシロップ入りの牛乳の2層式になっているのが「フルーツラテ」の特徴で、その2つを混ぜて飲みます。

実際に飲んでみると、口の中でイチゴミルクとエスプレッソが混ざり合い、なんだかリッチな味わい。苦味のあるエスプレッソと、イチゴの酸味とミルクの甘さが調和し、ちょうどいい風味に変化していきます!

新感覚の「フルーツラテ」、ご賞味あれ!

■参考記事:コーヒーとフルーツが奇跡のコラボ!「AO TIGER」のフルーツラテが新感覚!(配信日:2018.09.14)

オーストラリアのオーガニックコーヒー専門店「BYRON BAYcoffee COMPANY」

2017年にオープンした「バイロンベイコーヒーカンパニー 日本橋店」。オーストラリアのオーガニックコーヒー会社が手がける、大門店に続く2号店です。
場所は地下鉄三越前駅から直結の商業施設「コレド室町2」の裏手の辺り。入り口の左脇にある階段を上がっていくと、2階席もありますよ。

オージースタイルを感じられるのが「フラットホワイト」(Sサイズ400円、Mサイズ450円)というドリンク。通常のエスプレッソより濃厚で苦みを抑えて淹れるコーヒーに、ベルベットのようにきめ細やかに泡立てたミルクを注いで作っています。

1人でもふらっと入りやすいアットホームな「バイロンベイコーヒーカンパニー」。本場オーストラリアのおいしさを味わえます。

■参考記事:心も口の中も火傷しそう!「BYRON BAYcoffee COMPANY」の熱々ミートパイ(配信日:2018.09.21)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。

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