
万博記念公園で紅葉狩り!1万本もの木々が色づく園内は一見の価値あり
太陽の塔やイベント開催など話題の多い「万博記念公園」。秋が深まる頃には、園内のいたるところで鮮やかな紅葉を眺めることができます。色づく木々の種類もさまざま。自然が織りなすオータムカラーのグラデ―ションは、この時季だけの貴重なもの。お散歩がてらカメラを持って、お気に入りのフォトスポットを見つけにいきましょう。2019年11月2日~12月1日(予定)には“紅葉まつり”も開催されますよ!
まるで絵画のような日本庭園のモミジ
万博記念公園には、園内にある日本庭園や自然文化園ともあわせて約20種、約1万本の樹木が紅葉します。10カ所ほどの紅葉スポットに、モミジのほか、プラタナスやラクウショウ、イチョウ、トウカエデなどが、10月ごろから少しずつ赤や黄などに変化していきます。大阪の都会にある風景とは思えないような、美しい秋の景色が楽しめます。
なかでも公園の北側に位置する日本庭園は、例年11月上旬から紅葉するモミジに目を奪われます。日本のさまざまな造園技術を集めて造られた、26ヘクタールもの広さがある庭園に、書院風の茶室「汎庵」と、草庵造りの「万里庵」が建ち、庭は禅宗の影響を受けた日本独自のもの。茶会や句会などの集いの場所として使用され、一般公開は行っていないものの、紅葉の時期には、イベントにあわせて茶庭の特別公開が行われます。
いろいろな紅葉のコントラストが楽しめる自然観察学習館周辺
自然文化園にある自然観察学習館は、公園の豊かな自然をイラストや写真パネル展示などで学習できる施設。工作や実習を通して、楽しみながら自然に触れ合えるプログラムも実施しています。 この付近には、フウという大きな葉っぱが10月下旬ごろから色づきはじめ、葉は揉むとさわやかな香りがします。そのほか、ドウダンツツジやイチョウなどいろいろな種類の木々があり、そのコントラストが美しいスポットです。
落葉しても楽しめる自然の美しさ
日本庭園や自然文化園、にれの池近くでは、落葉しても、真っ赤なじゅうたんのように美しい姿を見ることができます。
また、自然文化園の西大路では約360m続くプラタナスの並木道が圧巻の景観。10月下旬から11月中旬あたりが見ごろです。
さまざまな表情をみせる紅葉。訪れたときが“あなたの見ごろ”、ゆっくり満喫してくださいね。 なお、例年開催される「紅葉まつり」は2019年11月2日(土)~12月1日(日)に予定されています(期間中無休)。詳しくは万博記念公園のホームページで確認を。
万博記念公園
住所:大阪府吹田市千里万博公園
TEL:06-6877-3497/
0120-1970-89(万博記念公園コールセンター)
営業時間:9時30分~17時(入園は~16時30分)
定休日:毎週水曜※4月~ゴールデンウィークまでと10月、11月は無休
https://www.expo70-park.jp/
text:よしおかまさこ(ウエストプラン)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。