見ごろは今!古都・奈良の般若寺で満開のコスモスにうっとり

見ごろは今!古都・奈良の般若寺で満開のコスモスにうっとり

コスモス 絶景 寺社 お守り・おみくじ 御朱印 花畑
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

花の寺として知られる奈良の「般若寺」。四季折々の美しい花々を目当てに多くのカメラ好きが訪れています。一年を通して特に賑わうのが、秋のコスモスの時期。約25種類、合計15万本のコスモスが境内を埋めつくす景色は圧巻です。由緒あるお寺の趣のある建物と花の対比が写真映えします。今が見頃、ぜひカメラを持って出かけましょう。

Summary


由緒ある建造物とコスモスをファインダーに入れて

塀に囲まれたお寺の門をくぐって境内に入ると、目の前に広がるコスモスの群生に圧倒されます。赤・白・桃、自然が生み出すそれぞれの色が風にゆらいでとっても綺麗。まずは本堂を背景にパチリ。その年の気候にもよりますが10月中旬から11月初旬頃が見頃です。

向かって左が本堂、手前がガンマン石と不動明王、右が重要文化財の十三重石宝塔です。塔は1253年創建、1964年に解体修理されたときに塔内からたくさんの宝物が見つかりました。その中でも秘仏の白鳳阿弥陀如来立像は、聖武天皇が奉納されたもので、春(4月29日〜5月10日)と秋(9月20日〜11月11日)の特別公開期間のみ公開されます。

カンマン石と呼ばれる大きな石の上には、不動明王のりりしいお姿。雲や木々をバックに撮影すると力強さが引き立ちます。「お不動さん」として親しまれている不動明王は、大日如来の化身といわれ、信じる人々を守ってくださるとか。自分のお腹や背中を石の突起部分に押し当てると健康になるといわれています。

コスモスに囲まれた観音様や阿弥陀様。やさしいお顔がますます和やかに見えますね。堂宇の横や裏にもコスモスが植えられていて、コスモスの間に小さなお地蔵様を見つけることも。

数種類の御朱印からあなたならどれを選ぶ?

本堂におまいりしたら御朱印をいただきましょう。宝物殿が特別公開される期間のみにいただける御朱印、「白鳳弥陀仏」(300円)。ご朱印をお願いすると文殊菩薩の御影が描かれた紙もいただけます。他に本尊「妙吉祥」、西国四十九薬師霊場第三番札所「石塔薬師」、コスモス寺「舎利宝塔」などの御朱印も。

コスモスをかたどった幸運を呼ぶお守り

コスモスお守り(各色一体700円)
コスモスお守り(各色一体700円)

ちりめんでできたキュートなコスモス型のお守りは4色あります。素直な心をはぐくみ、運勢をアップさせてくれるんですって。やさしい手ざわりでかわいい花の形は、女子旅の思い出にぴったり。 般若寺は花の寺として知られるだけあって、春は桜、シャガ、矢車草。夏は初夏コスモス、紫陽花、睡蓮、冬は水仙が咲きます。季節が変わるたびに訪れる熱心なファンもいるそう。 見頃を逃さず、ぜひおでかけしてみてください。

text:松田きこ(ウエストプラン)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください