名古屋から日帰りOK!アート作品にあふれる「佐久島」へカメラ旅

名古屋から日帰りOK!アート作品にあふれる「佐久島」へカメラ旅

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愛知県の知多半島と渥美半島に囲まれた三河湾に浮かぶ小さな島「佐久島(さくしま)」では島内に点在する数多くのフォトジェニックなアートが近年話題。屋内ではなく屋外にアート作品が展示してあるので、背景に何を写すか、夕日と一緒に写すか、などいつ撮影するか、創意工夫を凝らした写真を撮影できて、カメラマンの腕が鳴ります。一色港から1日7便も船が出ているので名古屋からの日帰り旅行にもぴったり。

Summary


個性的なアートに彩られた島

名古屋駅から電車と船などを駆使して約2時間、愛知県南部の三河湾に浮かぶ佐久島は、島のほとんどが豊かな自然に覆われていて、海の幸や野菜などおいしい料理も食べることができます。

穏やかな時間が流れている一方、「アートな島」としてカメラ好きの間で話題に。香川の直島や金沢の21世紀美術館にも負けない、フォトジェニックな島なのです。

島にはご覧のようにアートな作品が、散りばめられています。青い空、白い雲、そして広い海と調和して、魅力が増し増しに。ほかの作品も見てみたくなりますよね。


時間を忘れて島を楽しませてくれるさまざまなアートたち

『イーストハウス』制作:南川祐輝
『イーストハウス』制作:南川祐輝

島内には常設展示や期間限定展示などのアート作品が点在していて、それらをスタンプラリーとして楽しむ「アート・ピクニック」という企画も。地図とスタンプシートを持って、アート&島めぐりへ出かけましょう!

『おひるねハウス』制作:南川祐輝
『おひるねハウス』制作:南川祐輝

こちらの『おひるねハウス』は「三河湾の黒真珠」と呼ばれる西地区の黒壁集落をモチーフにしたキューブ型の作品。マスの中で寝そべって三河湾の景色や潮風、波の音を眺めていたら時間を忘れてしまいます。

『カモメの駐車場』制作:木村崇人
『カモメの駐車場』制作:木村崇人

約60羽のカモメが防波堤に並ぶ『カモメの駐車場』。実はこの作品は風見鶏で、風を見るための装置ですが、それにしてはおしゃれすぎます!風見鶏と聞いたら気になるのが、風が吹いたときどうなるのか。一斉に風が吹く方向にカモメたちが向く様子を見にぜひ訪れてみて!

『ふたごほこら 過去と未来』制作:作者:椙山女学園大学・村上研究室、名古屋商科大学・納村研究室
『ふたごほこら 過去と未来』制作:作者:椙山女学園大学・村上研究室、名古屋商科大学・納村研究室

スタンプラリーを回っていると、たどりついたのは祠(ほこら)。
かつて島内の八十八か所に小さな弘法の祠が建てられたそう。時が経ち多くが失われてしまいましたが、残ったものを島おこしの一環として、アートの力を借りてリノベーション!祠をめぐるスタンプラリーも開催しているとか。


フォトジェニックはアートだけじゃない!島の旬カフェ

休憩で立ち寄ったカフェでも、カメラはフル稼働!島カフェも、フォトジェニックなんです。

こちらの「カフェ うる」は冷たいドリンクが味わえるお店。外には羽の絵があるので、飲み物と羽を一緒に写して旅の記念にしましょう。

東港から徒歩10秒という近さにある「島の駅さくしま」。

タピオカドリンクを販売している店であり、佐久島で一番を多い、数百種類に及ぶお土産を扱うお店です。港の近くなので、最後にここでお土産をそろえて帰りましょう!

自然とアートが融合し、見事に調和して私たちを楽しませてくれる佐久島。名古屋から1時間40分と意外にもアクセスのよい離島で、日帰りアートの旅を楽しんでみては?


島までのアクセス

西尾駅より名鉄バスで一色港へ。
一色港(一色さかな広場)より高速船で約20分
高速船は一日往復7便運航。大人(中学生以上)830円
お車の場合は、一色港付近に無料駐車場あり。

Text:伊藤匠海

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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