ひとり飲み初心者も歓迎!常連になりたい“ALL500円”の立ち飲み屋

ひとり飲み初心者も歓迎!常連になりたい“ALL500円”の立ち飲み屋

食・グルメ 日本酒 ひとり時間 バー お酒 お酒の飲み方
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

渋谷マークシティからほど近い「純米酒専門YATA(やた)渋谷店」は、日本酒専門の立ち飲み店。日本酒初心者でもおすすめをセレクトしてもらえるほか、利き酒ができるコースもあります。そしてなんといっても、おつまみや単品の日本酒が全品500円なのがうれしいポイント!ひとりで飲みに来る若い女性がとても多いので、気軽にひとり飲みデビューができるお店です。

Summary


初心者歓迎!日本酒専門の立ち飲み店

渋谷駅を出て徒歩数分の飲食店街にある、日本酒専門の立ち飲み店「純米酒専門YATA(やた)渋谷店」。
エレベーターを降りるといきなりお店の中なので少し驚きますが、コンクリート打ちっ放しのコンパクトな店内は、不思議と落ち着ける空間です。

同店のコンセプトは、「ここで好きな日本酒の味を覚えて、他のお店で頼めるようになってもらうこと」。
まだ日本酒をあまり飲んだことがないという人や、たまに飲むけれど好みの味がわからないという初心者に、とってもやさしいお店なのです。

扱っているドリンクは日本酒のみで、西日本の銘柄を中心に常時30〜40種類取りそろえられています。
なくなり次第入れ替えているので、5日ほどですべての銘柄が変わるとか。行くたびに新しいお酒に出会えますよ。

今回は特別に酒瓶もお借りしました
今回は特別に酒瓶もお借りしました

お値段はどの銘柄も1杯500円(税別)。冷酒はすべてグラスでいただきます。

「香りを楽しむお酒なので口の広いグラスで」「こっちのお酒は熱燗のほうが合う」など、一番おいしい飲み方も伝授してもらえますよ。

利き酒コースで提供されるグラス
利き酒コースで提供されるグラス

いろいろな日本酒を試したいなら、「60分利き酒コース」(2000円税別)がおすすめ。時間内であれば、何種ものお酒を好きなだけ試すことができます。 ただし、同じ種類は1度まで。
量を少なくしてもらうこともできるので、たくさん試したいなら少量でオーダーしてみて。

日本酒初心者の女子におすすめの銘柄も聞きました!

愛知県の地酒「二兎(にと)」と三重県の「作(ザク)インプレッション」は、香りが華やかで味が軽く、フルーティーなお酒。
最初の1杯に最適なので、好きな味を模索するならこの2種からスタートするとよいとか。

ボトルデザインがおしゃれなところもポイントです。

全品500円!超絶品のおつまみ

同店では、おつまみも全品500円(税別)。
ごはんものやガッツリしたお食事はありませんが、お酒にぴったりの絶品おつまみが12種ほど用意されています。

最も人気が高いのが、こちらの「チーズ入りポテトサラダ(酒盗バターのせ)」。
ホロホロのポテトサラダにこっくりとしたチーズの風味が効いています。“お酒のおとも”の代表格である酒盗の塩気とぴったりです!

「鯛の炙り冷燻」は、南伊勢直送の鯛を低温で燻した一品。レモンとフランス産の塩を合わせています。
実はこのつけあわせ、同店が過去に開催した「つけあわせ総選挙」で、トップになった組み合わせなんだとか。

炙ることで凝縮された鯛のうまみに、レモンの酸味と上質な塩が最高にマッチ!
一皿では足りないほどのおいしさです。

こちらも人気の「絶品!くちどけコンビーフ」。
その名の通り、口の中に入れた瞬間からふわりとほどけるコンビーフを、クリームチーズと一緒にクラッカーにのせていただきます。

このコンビーフには、熱燗が一番合うとのこと。
お口の温度を上げることでコンビーフがさらにとろけるそうですよ。ぜひ試してみてくださいね。

普通の立ち飲み店にはない!?ユニークな「醤油バー」

特徴的なサービスで根強いファンが多い同店ですが、人気の秘密がもうひとつ。
店内の一角にある「醤油バー」からお好みの醤油を選び、好きなだけ試すことができるのです!

この日は、みたらし団子のあんのような甘みがある甘口醤油「天龍」、うすくち醤油の「都 淡口」、そして「透明醤油」を味見させていただきました。

それぞれのおつまみにぴったりな醤油を見つける作業にも没頭しそう。

お酒と同様、醤油も頻繁に入れ替えているそうで、これまで「醤油バー」にラインナップされた醤油のカードがこんなに!
これに目を通すだけでも、ちょっと楽しい時間が過ごせますよ。

普通の立ち飲み店にはない、ハマるポイントが満載の同店。
お客さん同士の距離が比較的近いので、常連さんも初めての人も関係なく、すぐに仲良くなれるそう。最近では学生のおひとりさまや、外国人のお客さんも多いとか。
ひとりでふらっと訪れても、いろいろな人と交流できますよ。

もちろん、ひとりでしっぽり飲むのもOK!
万が一手持ち無沙汰になったら、醤油のテイスティングにどっぷり集中すれば新しい発見がありそうです。
カウンターの中にいる店長さんもとっても気さくな方なので、気軽に声をかけてみてくださいね。

Text & Photo:大石七海 

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください