ダイオウグソクムシなど、深海魚&深海生物がいる全国のおすすめ水族館10選

「アクアマリンふくしま」にいるオオメンダコ

近年、人気急上昇中の深海魚&深海生物。るるぶでインタビューした、ココリコ田中直樹さんも深海生物好き(しかも詳しい!)で有名です(「るるぶKids」での記事はこちら)。ダイオウグソクムシやタカアシガニ、オウムガイ、メンダコ、ミドリフサアンコウなど、以前は“水族館の脇役”だった生きものが、いまや主役になっている水族館も少なくないのです。そこで、深海魚&深海生物の展示が充実している水族館をピックアップ。全国水族館の情報を北から順にお届けします。

各水族館の「ココにいる深海魚&深海生物」は2019年8月現在、その水族館に展示している生きものの情報です。◆グソクムシ(ダイオウグソクムシ、オオグソクムシを含む)、◆タカアシガニ、◆オウムガイは、いる=○、いない=× で示しています。

» 関東近郊の深海魚&深海生物がいる水族館5選

目次(index)

東北エリアの深海魚&深海生物がいる水族館

仙台うみの杜水族館(宮城県/仙台市)

せんだいうみのもりすいぞくかん

「日本のうみ-東北のうみ-」ゾーンに、水深200mを超える深海にすむ生きものを展示する「深海 未知のうみ」コーナーや「親潮 冷たいうみ」コーナーがあります。オキナエビやタカアシガニなどの展示のほか、人気のダイオウグソクムシについては、それをモチーフにしたスイーツも販売しています。

<ココにいる深海魚&深海生物>

  • グソクムシ  ○
  • タカアシガニ ○
  • オウムガイ  ×
  • その他:オキナエビ/ヌタウナギ/オオハネガイ/アカドンコ etc.

体長15cmくらいのオキナエビ。軟らかい毛に覆われ目は退化して小さいんです

大きなダイオウグソクムシはやはり人気があります

ショップで販売している、ダイオウグソクムシみたいなおおきなスイートポテト1350円

問合先 022-355-2222
住所 宮城県仙台市宮城野区中野4-6
料金 <入館料>大人2100円(2019年10月以降2200円)/中学・高校生1600円/小学生1100円/4歳以上幼児600円/3歳以下無料/65歳以上1600円

アクアマリンふくしま(福島県/いわき市)

あくあまりんふくしま

深海についての研究では日本有数の水族館が「アクアマリンふくしま」です。その研究成果を標本などで展示している「シーラカンスの世界」のほか、深海生物は「親潮アイスボックス」や「ふくしまの海~大陸棚への道~」で見ることができます。人気のオオメンダコは「親潮アイスボックス」にいますが、季節・時期によりいないときもあるのでご注意ください。

<ココにいる深海魚&深海生物>

  • グソクムシ  ○
  • タカアシガニ ○
  • オウムガイ  ×
  • その他:オオメンダコ/オオグチボヤ/ボウズギンポ/コンペイトウ/ハゴロモコンニャクウオ/シラユキモロトゲエビ etc.

英名で“肉食性のホヤ”というオオグチボヤは「親潮アイスボックス」にいます。
流れに向かって大きく口を開けてエサを捕らえる様子が歌っているようで必見

「ふくしまの海~大陸棚への道~」にいるボウズギンポ。体長1mくらいになる場合もあるとか。クラゲも食べるらしいです

コブのような体中の突起から名前が付いたと思われるコンペイトウ。
ダンゴウオ科の深海魚でお腹に吸盤があります。「ふくしまの海~大陸棚への道~」で見られます

問合先 0246-73-2525
住所 福島県いわき市小名浜辰巳町50
料金 <入館料>大人1800円(2019年10月1日以降1850円)/小学・中学・高校生900円/未就学児無料

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甲信越・北陸エリアの深海魚&深海生物がいる水族館

上越市立水族博物館 うみがたり(新潟県/上越市)

じょうえつしりつすいぞくはくぶつかん うみがたり

タカアシガニなどの深海生物を展示する「しんかいワールド」があります。サギフエやトヤマエビなど、多くの深海生物が見られ、隣の「くらげギャラリー」とともに神秘的な空間となっています。

<ココにいる深海魚&深海生物>

  • グソクムシ  ×
  • タカアシガニ ○
  • オウムガイ  ×
  • その他:サギフエ/ザラビクニン/トヤマエビ/モロトゲアカエビ/クロゲンゲ/フサトゲニチリンヒトデ etc.

一般的にはシマエビと呼ばれることが多いモロトゲアカエビ

「しんかいワールド」の様子

問合先 025-543-2449
住所 新潟県上越市五智2-15-15
料金 <入館料>大人1800円/高校生1100円/小・中学生900円/4歳以上幼児500円/3歳以下無料/65歳以上1500円

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ほたるいかミュージアム(富山県/滑川市)

ほたるいかみゅーじあむ

ホタルイカの専門施設ですが、ダイオウグソクムシとオオグソクムシを展示している「深海展示コーナー」や、海洋深層水を張ったタッチプール「深海 不思議の泉」があり、深海生物を観察したりさわったりできます。

<ココにいる深海魚&深海生物>

  • グソクムシ  ○
  • タカアシガニ ×
  • オウムガイ  ×
  • その他:ヒカリキンメダイ/ズワイガニ/トヤマエビ/ミズヒキガニ etc.

「深海展示コーナー」のミラー水槽ではダイオウグソクムシの裏側まで観察できます

「深海 不思議の泉」では、ホタルイカシーズンはホタルイカを、それ以外(6月1日~3月19日)はトヤマエビやズワイガニなどをさわれます

問合先 076-476-9300
住所 富山県滑川市中川原410
料金 <入館料>大人600円(800円)/3歳~中学生300円(400円)/2歳以下無料 ※カッコ内は3月20日~5月31日の料金

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東海エリアの深海魚&深海生物がいる水族館

名古屋港水族館(愛知県/名古屋市)

なごやこうすいぞくかん

南館1階に「深海ギャラリー」があります。スロープになっており、まるで海深くへ進んでいくようです。ココリコ田中直樹さんのインタビューにも登場するカイロウドウケツやボウズカジカ、ミドリフサアンコウなど要チェックの深海生物が多く、生きもの以外の展示もなかなかおもしろいですよ。

<ココにいる深海魚&深海生物>

  • グソクムシ  ○
  • タカアシガニ ○
  • オウムガイ  ×
  • その他:カイロウドウケツ/ボウズカジカ/ミドリフサアンコウ/スミツキハナダイ/キホウボウ/クラカケザメ etc.

中でドウケツエビがその一生を過ごすカイロウドウケツ。詳しくは田中直樹さんの解説(→記事はこちら)をどうぞ

人気のダイオウグソクムシ

古代の潜水具を展示。ちょっと怖いかも……。このほか、3Dホログラムや模型を駆使し、深海の世界を再現しています

問合先 052-654-7080
住所 愛知県名古屋市港区港町1-3
料金 <入館料>大人2000円/小・中学生1000円/4歳以上幼児500円/3歳以下無料

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蒲郡市竹島水族館(愛知県/蒲郡市)

がまごおりしたけしますいぞくかん

「深海コーナー」を中心に100種以上の深海生物を展示。冬季期間は、タッチプール「さわりんぷーる」で、タカアシガニやオオグソクムシ、ナヌカザメ、イガグリガニなどにさわることもできます(時期などが決まっているので事前に確認ください)。

<ココにいる深海魚&深海生物>

  • グソクムシ  ○
  • タカアシガニ ○
  • オウムガイ  ×
  • その他:イガグリガニ/ナヌカザメ/イトマキフグ/セイタカカワリギンチャク/ジュンタツヒメセミエビ etc.

「深海コーナー」のタカアシガニなど

子どもたちに大人気の「さわりんぷーる」。気軽にスタッフへ質問などをしてみましょう

問合先 0533-68-2059
住所 愛知県蒲郡市竹島町1-6
料金 <入館料>大人500円/小・中学生200円/未就学児無料

鳥羽水族館(三重県/鳥羽市)

とばすいぞくかん

「へんな生きもの研究所」などで、ダイオウグソクムシやヌタウナギなどの深海生物を展示。「へんな生きもの研究所」には、バイカラーなイセエビなど、深海生物以外にもユニークな生きものがズラリと並んでいます。

<ココにいる深海魚&深海生物>

  • グソクムシ  ○
  • タカアシガニ ○
  • オウムガイ  ○
  • その他:ヌタウナギ etc.

「日本・伊勢志摩の海」エリアにいるタカアシガニ。その大きさがよくわかります

ダイオウグソクムシの大きな模型が飛び出している「へんな生きもの研究所」

「へんな生きもの研究所」館内の様子

問合先 0599-25-2555
住所 三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
料金 <入館料>大人2500円/小・中学生1250円/3歳以上幼児630円/2歳以下無料/65歳以上2100円

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関西エリアの深海魚&深海生物がいる水族館

海遊館(大阪府/大阪市)

かいゆうかん

「日本海溝」エリアでは、日本海溝の水深200~400mに生息するタカアシガニや、2019年4月より仲間入りした、日本での展示は珍しいゾウギンザメもなどを展示しています。ゾウギンザメはどう見てもサメには見えない姿と可愛らしい顔&美しい鼻で人気急上昇中です。

<ココにいる深海魚&深海生物>

  • グソクムシ  ○
  • タカアシガニ ○
  • オウムガイ  ×
  • その他:ゾウギンザメ/イガグリガニ etc.

ゾウギンザメは、ゾウの鼻のような吻(ふん=口やその周辺が前方へ突出している部分のこと)が印象的です

やはり深海生物を代表する存在のタカアシガニ

問合先 06-6576-5501
住所 大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
料金 <入館料>大人2300円/小・中学生1200円/4歳以上幼児600円/3歳以下無料/60歳以上2000円(要証明書)

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九州・沖縄エリアの深海魚&深海生物がいる水族館

マリンワールド海の中道(福岡県/福岡市)

まりんわーるどうみのなかみち

低水温・高水圧・低酸素という過酷な深海で進化した生きものがいる「九州の深海」エリア。オオグソクムシやタカアシガニなどが見られるほか、その姿がダリアの花に似ていることから名前が付いたダーリアイソギンチャクやムラサキヌタウナギなど、個性的な見た目の深海生物も要注目です。

<ココにいる深海魚&深海生物>

  • グソクムシ  ○
  • タカアシガニ ○
  • オウムガイ  ×
  • その他:ダーリアイソギンチャク/ヌタウナギ etc.

体長20~30cmくらいのダーリアイソギンチャク

「九州の深海」エリアの様子

問合先 092-603-0400
住所 福岡県福岡市東区西戸崎18-28
料金 <入館料>大人2300円/中学生1200円/小学生1000円/4歳以上幼児600円/3歳以下無料/65歳以上1840円 ※2019年10月1日以降、料金変更あり

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沖縄美ら海水族館(沖縄県/本部町)

おきなわちゅらうみすいぞくかん

ジンベエザメで有名な水族館ですが深海生物の展示も充実しています。「深海への旅」エリアに、オオグソクムシやタカアシガニをはじめ、世界初展示のリュウグウサクラヒトデや、その縞模様から沖縄では“インディアン・ミーバイ”と呼ばれるシマハタ(こちらも世界初展示)といった珍しい深海生物も見られます。

<ココにいる深海魚&深海生物>

  • グソクムシ  ○
  • タカアシガニ ○
  • オウムガイ  ×
  • その他:リュウグウサクラヒトデ/ノコギリザメ/シマハタ/マツカサウオ/ヌタウナギ/カイロウドウケツ etc.

世界でもまだ数個体しか見つかっていないリュウグウサクラヒトデ 画像提供:国営沖縄記念公園(海洋博公園)・沖縄美ら海水族館

沖縄美ら海水族館では繁殖にも成功しているノコギリザメ 画像提供:国営沖縄記念公園(海洋博公園)・沖縄美ら海水族館

約70種を展示している「深海への旅」エリア/画像提供:国営沖縄記念公園(海洋博公園)・沖縄美ら海水族館

問合先 0980-48-3748
住所 沖縄県国頭郡本部町石川424 国営沖縄記念公園(海洋博公園)
料金 <入館料>大人1850円/高校生1230円/小・中学生610円/未就学児無料

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●深海生物は展示の入れ替えが多く、見られるときと見られないときがあります。おでかけの際は事前にご確認ください。