絶景だらけの「ゆふいん」へ!うっとりのんびり由布市へ週末フォトジェニック旅
九州でも名高い温泉地「ゆふいん」。ゆふいんのある大分県由布市は温泉だけではなく、絶景の宝庫だって知ってましたか?由布院温泉のランドマークであり、まるで猫の耳みたいに2つの山頂がある「由布岳」をはじめとした豊かな自然がつくりだす、日本とは思えない絶景を探しに行きましょう。
Summary
「ゆふいん」で、絶景にうっとり、温泉でのんびり。
日本にはたくさんの温泉地がありますが、大分県・由布院(湯布院)温泉は、誰もが知っている有名な温泉郷。
「豊後富士(ぶんごふじ)」の愛称も持つ由布岳の見えるまち・由布市は、実は温泉だけではなく大自然の絶景にも恵まれた高原のネイチャーリゾートなんです!
今回は、アウトドア大好き!なインフルエンサーのYURIEさんと大人になった今だから行きたい、とっておきの「ゆふいん」を1泊2日で巡ります。
【ゆふいん】へのアクセスは?
大分空港からレンタカーが便利!
空港からは約40~50分で由布市へ到着です。
宝石箱みたい!野菜たっぷりビタミンランチ
午前中に大分空港に到着し、そこからゆふいんへ着くころにはお腹ペコペコ。まずは、ゆふいんで評判のランチで腹ごしらえといきましょう。
こちらの「ゆふいん山椒郎」は、地元野菜をふんだんに使った懐石料理が味わえる和食の名店です。野菜たっぷりの人気メニュー「合わせ箱(山)」をオーダー。
ふたを開けると、カラフルな由布院野菜がぎっしり!20種類以上の旬の野菜の下には白米が敷き詰められ、大分の名物・豊後牛や冠地鶏(かんむりじどり)も隠れています。
お好みでしょうゆベースの特製ダレをかけて召し上がれ♩
YURIE's TIPS!
ひとつひとつの野菜の味が濃くて、食感もシャキシャキとみずみずしい!それに、こんなにたくさんの野菜を一日で採るのって普段はなかなか難しいからうれしいですね。新鮮な由布院野菜でビタミンチャージできました!
20分
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ここはアメリカ?グランドキャニオンのような大自然を体感
JR由布院駅から車でわずか15分ほど、先ほどの「ゆふいん山椒郎」からはおよそ20分で、あたり一面の大草原が広がる塚原高原エリアへ到着。
アクティビティ好きさんは、立寄り入浴施設「塚原高原 火口乃泉」の火口見学(見学料200円)へぜひ行ってみて!まるでグランドキャニオンのような雄大な眺めと、火口から噴き出す蒸気がズゴゴゴ……!!と音を立てる様子が迫力満点!
ド迫力の火口の下には、もちろん温泉が。
塚原高原の地中には豊富な地下水の層があり、火山の蒸気で温められることで地下水が温泉に変身するのだとか。強酸性の泉質が皮膚病を癒すといわれることから、遠方からもお客さんが訪れる、ほんのりグリーンの名湯です。
温泉と火口見学のお土産には、名物「火口蒸し卵」(6個500円)を!
「火口乃泉」の受付で購入できますよ。
火口の噴気で20時間蒸した卵は、殻を剥くとうっすら茶色く色づいていて、燻製のような風味。数量限定品なので、見つけたら即ゲットしてくださいね。
ハイセンスなお土産探しはここで
同じ塚原高原内にある「te~(てから)」は、塚原高原の「人」「モノ」「暮らし」を集めたセレクトショップ。
自転車の貸し出しも行っていて、周辺の観光情報や見どころなどもこの場所で教えてもらえます。
ショップでは塚原高原で活動している作家さんが手作りしたクラフトグッズやスイーツ、自家焙煎のコーヒー豆などを販売。お気に入りの作家さんの工房を、サイクリングしながら巡るのも楽しいですよ。
◆塚原高原
つかはらこうげん
住所:大分県由布市湯布院町塚原
電話:0977-85-2254
営業時間:散策自由
定休日:散策自由
料金:散策自由
◆te~(湯布院塚原高原観光協会)
てから
住所:大分県由布市湯布院町塚原4-31
電話:0977-85-2254
営業時間:10~17時
定休日:不定休
5分
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塚原高原で手ぶらグランピング
本日のお宿は、なんとグランピング!「the sense of wonder holistic glamping」は、塚原高原のすがすがしい空気がただようグランピングリゾートです。
客室は全部で2棟。それぞれの棟には、バストイレ完備の快適なホテルライフが楽しめる「キャビン」と、自然の中でくつろげる「ティピーテント」があるので、いつでも好きなスタイルで過ごせます。また雨や風でも焚き火が楽しめる屋根付きの「焚き火小屋」がセットになっているので、四季を通してどんな天候でもグランピングが愉しめます。
キャビン・テントともに薪ストーブが備え付けられているので、じんわり暖かい炎を眺めながらリラックスタイムを過ごしてくださいね。
「ティピーテント」はグループでもゆったり過ごせる広さ。変わりやすい山の天気も気にせず手ぶらでグランピングができちゃいます◎。ランプの灯りと薪ストーブの炎のゆらめきが醸し出す温かみのある雰囲気も、心を癒してくれるはず。
塚原高原を出発!
30分
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マイナスイオンたっぷり!由布川峡谷へ
旅の2日目はマイナスイオンたっぷりの絶景スポット・由布川峡谷へ!
その岩肌を滝が流れる美しい景観から「東洋のチロル」とも呼ばれています。チロルとはオーストリアとイタリアの間にある雄大なアルプス山脈に囲まれた自然豊かな山岳地帯です。
滝から飛び散る水しぶきがとっても涼しい!マイナスイオンを全身に感じられる、水と緑に囲まれた峡谷です。2017年の九州北部豪雨などの影響で現在は立ち入り禁止ですが、2020年9月の再開を目指して整備が進められています。
◆由布川峡谷
ゆふがわきょうこく
住所:大分県由布市挾間町朴木
電話:097-583-2552
営業時間:9~17時
定休日:不定休
料金:100円(環境整備協力金)
40分
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ゆふいんとの共存がコンセプト、隈研吾氏設計の現代アート美術館
続いてやってきた「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」は、マンガアプリ“comico”の運営などをグループ事業に持つ会社が手がける美術館。
ツアー方式で現代美術作品が鑑賞でき、1ツアーに1人の専門ガイドが解説しながら案内してくれます。入館は事前予約制のため、前日までにオンライン予約を済ませてから訪れましょう。
奈良美智氏制作の大きい犬のオブジェはもちろん、美術館そのものもアート作品なんです。ゆふいんの自然や、町並みとの共存をコンセプトに設計された建築も見どころのひとつ。ちなみに、建物の設計は新国立競技場を手がけた隈研吾氏。
館内には日本を代表する現代アーティスト・村上隆氏や、世界で活躍する現代美術作家・杉本博司氏の作品も展示されています。
YURIE's TIPS!
ガイドさんの解説を聞きながら本物のアートを鑑賞。作品に込められた意味や芸術性を、とってもわかりやすく説明してもらえました。アート初心者の人にこそ推したい美術館!
◆COMICO ART MUSEUM YUFUIN
こみこ あーと みゅーじあむ ゆふいん
住所:大分県由布市湯布院町川上2995-1
電話:0977-76-8166
営業時間:9時30分~17時30分
定休日:隔週月曜(その他臨時休業もあり)
料金:入館1500円、小・中・高校生1000円、小学生未満無料
7分
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樹齢1000年以上!ゆふいんを見守る大杵社の大杉
ゆふいんの中心部から、車でおよそ7分の場所にある神社「大杵社(おおごしゃ)」。
この神社の境内にある大杉は、樹齢1000年以上とも言われていて、てっぺんが写真に入りきれないほどのサイズ感。ゆふいんを見守ってきたご神木として、地域の人から大切にされています。人の営みと自然が融合した、静かで美しいスポットです。
◆大杵社の大杉
おおごしゃのおおすぎ
住所:大分県由布市湯布院町川南
電話:0977-84-2446(由布市ツーリストインフォメーションセンター)
営業時間:見学自由
定休日:見学自由
料金:見学自由
3分
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由布岳を望む絶景温泉へ
由布市への旅の締めくくりは、絶景×温泉のダブルコンボで!
「山のホテル 夢想園」には、150畳もの広さがある女性専用露天風呂「空海の湯」があります。この露天風呂は、由布院温泉の中でも屈指の眺めと評判です。日暮れの時刻には、夕日に染まるピンクの由布岳が見られるかも!
◆山のホテル夢想園
やまのほてるむそうえん
住所:大分県由布市湯布院町川南1243
電話:0977-84-2171
営業時間:10時~15時30分(受付は~15時)
定休日:不定休(年4日程度メンテナンスのによる臨時休業あり)、毎日1カ所ずつ湯を抜いての掃除をしているため入浴利用できない場合あり、要問合せ
料金:大人900円、子ども(5~12歳)700円、幼児(4歳以下)無料
豊かな自然とアツアツの温泉、
そして絶景だらけの
ネイチャーリゾート・大分県由布市。
日本国内にありながら、外国を旅したような気分にも浸れるフォトジェニックな温泉郷です。
カメラのシャッターボタンを押す手が止まらなくなる
旅を体験することができますよ。
text:桑原由布
photo:YURIE、桑原由布
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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