今まさに見ごろ!梅の花と富士山の絶景に感動間違いなし
小田原で2月の初めから3月にかけて、「曽我梅林」と「小田原城址公園」で開催される「小田原梅まつり」。「曽我梅林」には約3万5千本の白梅が植えられ、春の訪れとともに咲く可憐な梅の花と富士山の絶景が楽しめます。また、梅林の中にある「うめの里食堂」では、梅まつりの時期限定で、大人気のつきたての餅と梅の香うどんが食べられますよ。
3万5千本の白梅と富士の絶景!小田原梅まつり開催中
都心から電車で約1時間半、JR下曽我駅から徒歩20分のところにある「曽我梅林」では、2020年3月1日(日)まで「小田原梅まつり」が開催されています。
3万5千本の白梅の花は今が見頃!早咲きの十郎は満開で、紅梅やしだれ梅も開花しています。
梅林のなかの農道は舗装されているので、散策も快適。
梅まつり期間中は、会場内の梅林のなかに入ることもできるので、梅の花を間近に見られますよ。
また、その先に望む富士山の絶景など、あちこち写真撮影ポイントが!
会場にある案内図にも、撮影ポイントが紹介されていますよ。
曽我梅林の東、曽我山の中腹に登ると、曽我の里と箱根・富士の山々、小田原市街・相模湾も見渡せます。
ちなみに、曽我は、太宰治ゆかりの地。
太宰治は、「斜陽」のモデルとなった下曽我に暮らす太田静子を2月に訪れており、作中の梅の花の咲く風景はこの地をモデルにしたともいわれています。
映画のロケ地にもなっているので、曽我の色鮮やかな風景に見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
梅まつり期間限定!「うめの里食堂」でやわらか杵つき餅と梅の香うどん
梅まつり期間中のみ営業される「うめの里食堂」では、うどんやそば、ラーメン、おでんや焼鳥、梅ごはん、甘酒などのメニューを楽しめます。
お店の目印は、大きな白梅と紅梅の木です。
食堂近くの梅林のなかにも腰掛けられるスペースがあるので、梅の花や香りを楽しみながら食事することもできますよ。
イチオシ名物が「梅の香うどん」(600円)!
やわらかめのうどんに、しその葉を加えた梅肉と海苔、ごまが乗っています。
ぜひ梅の味と香りを味わってください。
食堂の脇にある「餅つき御殿」では、杵でつきたてのやわらかい餅がいただけますよ。
あんこ餅、きなこ餅、からみ餅(各3個入り200円)の3種類があって、行列もできるほど大人気!
また、富士山の絶景ポイントにある「ふじみカフェ」では、土日祝日にはその場で絞る生搾りみかんジュースもいただけますよ。
絶景を楽しんだら、曽我のおいしいお土産もゲット!
うつくしい絶景を楽しんだら、曽我のお土産もゲットした帰りましょう!
曽我のお土産といえば、「梅干し」が定番。
600年以上前、北条氏の時代に兵糧用に梅の木が植えられ、江戸時代には箱根を越える旅人の必需品とされたという歴史があるんです。
ほかにも、梅酒や小田原クラフトチューハイ、特産品のみかんなどの柑橘類、ジャムやゼリーなどの加工品もおすすめです。
近くの小田原牧場アイス工房でジェラートを食べて帰るのもよいですね!
ちなみに、会場には有料駐車場と農道に設けられた無料駐車場がありますが、天気のよい日は早く埋まってしまいます。※農道の駐車場は2020年で終了。
できるだけ公共交通機関を利用するのがおすすめですよ。
住所:神奈川県小田原市曽我別所282
期間中の問い合わせ先:0465-42-1965(総合案内所)
施設の営業時間:
開店 食堂 10:00頃 売店 09:00頃 お餅 10:15分頃
閉店 食堂・売店 15:00~17:00の間(天候・観梅者)により変更
※荒天(雪・雨)によっては朝からクローズ
※営業時間については案内所にお問い合わせください
交通アクセス:JR下曽我駅から徒歩20分
東名高速大井松田ICから車で15分
JR国府津駅から富士急湘南バス12分「下別所」下車徒歩1分
JR下曽我駅から富士急湘南バス4分「別所梅林」下車徒歩2分
JR小田原駅・小田急新松田駅からJR下曽我駅までの富士急湘南バスあり
Text&Photo:boccitabi
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