三重におでかけして、甘い梅の香りに包まれてみませんか? 【Masaの関西カメラさんぽ】

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春といえば、梅や桜が咲くとても楽しみな季節。特に、色が少ない冬から一気にピンク色な世界になるので、心まで温かくなる気がしますね。今回ご紹介するのは、三重県の「いなべ市農業公園」と「鈴鹿の森庭園」にある梅林。どちらも3月上旬頃から見頃が始まります。関西や東海からもアクセスがよく、一日で両方を回ることもできますよ。

Summary


いなべといえばここ!みはらし台からの絶景は見る価値あり。

まずはじめにご紹介するのは「いなべ市農業公園」にある梅林。ご覧いただいているのは、「いなべ市農業公園」といえばここ!っていうぐらい、SNSなどでも大人気なみはらし台からの景色です。ピンクの絨毯のように見える梅林も素敵ですが、奥にある雪の積もった鈴鹿山脈も美しい。天気のいい青空の日にぜひ行ってみてください。

広い梅園には写真の撮りやすいエリアもたくさんありますよ。

100種類、4000本以上の梅の木があるとだけあって、梅園内はとっても広いです。周りに人がいなくて、写真を撮りやすい場所もたくさんあるので、探してみるといいかもしれませんね。

ここは「いなべ市農業公園」のなかでも人気のスポット。水路に沿って撮ると奥行きが感じられる、おすすめのスポットです。

毎年、梅のベストシーズンを迎える3月には「梅まつり」が開催されます。そのなかで「うまいもん市」という、地元や近隣の名産品が出展されるイベントもあります(2020年は3月7日と8日の土日です!)。

梅園の中では、散策道のみ入れます。散策道から梅と一緒に写真を撮ったり、甘い香りを楽しむことができます。さて、撮影に関するポイントを一点。青空にピンクというのが一番かわいく見える相性なのは間違いなしなのですが、空が青くなくても、光があるだけで写真はグッと良くなります。髪や顔に光が当たっている感じや、カット全体が光に包まれて温かい感じは、写真の雰囲気がぐっと出るので試してみて下さい。


新しい観光スポット「鈴鹿の森庭園」は枝垂れ梅の楽園です。

続いては「鈴鹿の森庭園」。「鈴鹿の森庭園」は、2014年に開園したスポットですが、年々人気になっています。私は昨年に初めて訪れましたが、入ってすぐに「わぁっ!」て思わず声が出てしまったぐらいの美しさでしたよ。

こちらのしだれ梅は伝統的な園芸技術を後世に伝えるための研究栽培がされているんだとか。それだけあって、綺麗に枝が垂れていて、木の形もお見事です。大きな盆栽のような美しさを感じましたよ。

こちらの庭園は、入園料金の体系が特徴的で、開園期間を通して700円~1700円で変動します。梅の花が咲いていない時季や、季節が終わりかけていれば安くて、満開に近いほど値段が上がるシステムです。ツイッターなどでも案内されているそうですよ。この日の入園料は1500円でしたが、十分に納得できる価格でした。こういうシステム、いいですよね。

枝垂れ梅って優しいイメージがありますよね。

地面すれすれまで垂れ下がっている、しだれ梅。ここから満開を過ぎると、地面が散った花びらでピンクのじゅうたんのようになるので、花の季節が終わってからも楽しめそうです。この写真のように光があると、隙間に入ってくる木漏れ日が綺麗なので、枝垂れている内側とかもおすすめです。

「鈴鹿の森庭園」は、地面に爽やかなグリーンが多いのも特徴のひとつ。青空とピンクの梅と、爽やかなグリーンの組み合わせは、かわいくならないはずがありませんね。

「鈴鹿の森庭園」には、しだれ梅に合わせて早咲きの桜・河津桜(かわづざくら)も咲いていました。

今回は2つの梅園を紹介しましたが、どちらも毎年のように必ず行きたくなります。それぞれコンセプトは違いますが、どちらも景色として美しいのはもちろん、写真のなかに人を入れても撮りやすいスポットになっていて、カメラを楽しむ人やSNSをやっている人には最高の場所だと思います。

そして、3月に入って少しずつ少しずつ暖かくなってきて、外出したくなる時期になってきました。梅が織りなす優しいピンク色と甘い香りは、きっと心まで癒してくれること間違いなし!どちらもお昼ごろには混雑になるほどの人気スポットなので、入園は早い時間帯をおすすめします。




photo:西山雅彦(@masa_nikonist)

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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