今も昔も鎌倉の中心!鶴岡八幡宮の境内で見ておくべき歴史スポット8選【前編】
源頼朝が現在の地に遷し、鎌倉の街づくりの中心に据えたといわれる鶴岡八幡宮。境内には、源氏とのゆかりが深く、歴史上の人物の逸話が残るスポットが散在しています。『るるぶ鎌倉’21』から、鎌倉の歴史を肌で感じられる鶴岡八幡宮の歴史スポットをご紹介します!
境内の歴史スポットにZOOM IN!
数ある鶴岡八幡宮の境内スポットの中でも、歴史的に特に注目したい場所をピックアップ!
それぞれの逸話をたどりながら鎌倉歴史さんぽを満喫してみてくださいね!
本宮(上宮)
応神天皇、比売神(ひめかみ)、神功(じんぐう)皇后の3神が祀られています。現在の建物は文政11年(1828)に徳川家斉によって再建されたもので、若宮(下宮)とともに国の重要文化財に指定されています。
白旗神社
源頼朝公と頼朝の四男で鎌倉幕府3代将軍である実朝公を祭る末社。北条政子によって正治2年(1200)に創建され、学問成就や必勝祈願にご利益があるといわれています。
舞殿(まいでん)
静御前が舞を披露したと伝わる若宮廻廊跡に立つ拝殿で、建久4年(1193)に建てられたもの。毎年4月に行われる鎌倉まつりでは「静の舞」の再現が奉納されます。
またこの場所は、源義経の妾であった静御前が鎌倉に召し出され、頼朝公の命により舞を披露し、義経を慕う歌を歌ったと伝わる場所としても知られます。怒った頼朝を妻の政子がなだめたというエピソードも。
鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
2016年1月に閉館した神奈川県立近代美術館の旧鎌倉館が、2019年6月に「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」としてオープン!鶴岡八幡宮の歴史や近代の文士などについて展示されています。
■鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
住所:鶴岡八幡宮内
TEL:0467-55-9030
営業時間:10時~最終入館16時
定休日:月曜、その他展示替えによる臨時休館あり
※補修工事のため休館中(要問合せ)
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●この記事は「るるぶ鎌倉’21」の過去に掲載した記事を元に作成しています。