"美男"のスペシャルな姿を撮りに! 鎌倉大仏のフォトスポット4選
奈良大仏の復興法要に参加した源頼朝の発案で、その遺志を引き継いだ僧が建造したといういい伝えが残る鎌倉大仏。『るるぶ鎌倉’21』から、鎌倉ゆかりの文人にも多く愛された、“美男”で知られる鎌倉大仏のスペシャルフォトスポットをご紹介します!撮った写真はSNSに投稿してみて♪
Summary
大仏さまが座る「高徳院」ってどんなところ?
鎌倉大仏を御本尊とする浄土宗の寺院「高徳院」。正式名称は「国宝銅造阿弥陀如来坐像」で、昭和33年(1958年)に国宝に指定されています。建長4年(1252年)に鋳造が始まったとされますが、詳細は不明。作者も不明ですが、運慶に代表される「慶派」の作風と、中国・宋の影響を合わせもっているのが特徴です。
訪れる前に知っておきたい!大仏さまトリビア
知っていたらもっと大仏さまが愛おしくなってしまう、大仏さまトリビアをご紹介します!
背中には扉が!?
大仏さまの後ろへ回ってみると…2つの扉が!拝観時には常時扉は開いた状態になっていて、胎内の拝観時は扉から外を見ることもできます。
どんな材料で作られているの?
銅やスズ、鉛などを混ぜた青銅で作られています。完成当時には金箔で覆われていたので、現在も頬のあたりにうっすら金色が残っています。
手の組み方の特徴って?
9種類あるといわれている阿弥陀如来の手の組み方(印相)の中でも最も格式が高い「上品上生印」で結んでいます。
ここから撮りたい!大仏さまフォトスポット4選
"美男"大仏さまのさまざまな表情を撮れるとっておきのフォトスポットをご紹介します!「この角度が好き!」と思える、自分だけのお気に入りショットも探してみてくださいね♪
これぞ王道!堂々たる姿を激写
つい正面で撮影しがちですが、斜め前から撮影すると立体感が増してさらにフォトジェニックに。大仏さまの全体が綺麗に映る、これぞザ・王道ショット!
下から見上げるとさらに大迫力
大仏さまの近くに立ち、見上げて撮影するとまた違った、迫力ある姿を撮ることができます。正面より横からの方が像の近くに寄ることができますよ。
ハス越しに雅な雰囲気を
大仏さまの前に置かれたハスの香炉を入れて撮影すると、鋳造当時の雰囲気が増して雅な印象の写真に!
人々を見守る優しい姿にほっこり
大仏さまの後ろから撮影すると、鎌倉期の仏像の特徴である猫背気味の姿がはっきり分かります。参拝客を見守っているようで、優しい印象の大仏さまを撮ることができます。
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●この記事は「るるぶ鎌倉’21」の過去に掲載した記事を基に作成しています。