鎌倉大仏だけじゃない!鎌倉・高徳院を120%楽しめる隠れ見どころ4選
巨大な大仏さまで知られる「高徳院」には、大仏さまの周囲にも見逃せないポイントがたくさん!チェックしたら120%楽しめちゃう、拝観前に知っておきたいアイテムや見どころを『るるぶ鎌倉’21』からご紹介します。
Summary
大仏さまが座る「高徳院」ってどんなところ?
鎌倉大仏を御本尊とする浄土宗の寺院「高徳院」。鎌倉大仏の正式名称は「国宝銅造阿弥陀如来坐像」で、昭和33年(1958)に国宝に指定されました。建長4年(1252)に鋳造が始まったとされますが、詳細は不明。作者も不明ですが、運慶に代表される「慶派」の作風と中国・宋の影響を合わせ持つ像容が特徴です。
大仏さまの周囲にも見逃せないポイントが!
大仏さまと共に、ぜひチェックしたい知る人ぞ知るアイテムや見どころをご紹介します。
蓮弁(れんべん)
江戸時代の台座修復の際に造られた、ハスの花びらを模した装飾。本来は32枚作る予定でしたが、完成した4枚のみ置かれています。
大仏殿礎石(だいぶつでんそせき)
境内に56個残る平たい石は、災害で倒壊するまで鎌倉大仏を守っていた大仏殿の土台。当初は奈良の大仏のように建物の中に鎮座していたことがわかります。探してみると、いろんなところに点在していますよ!
奉納大原草履(ほうのうおおわらぞうり)
回廊内には大仏さまの大わらじが展示されています。長さ約1.8m、重さは片足だけで約45㎏もある巨大なわらじは、茨城県の子ども会が制作し奉納したもの。大藁草履の下に立ってみると、その大きさが際立ちます!
胎内拝観(たいないはいかん)
大仏さまの脇から中に入口があり、別途拝観(20円)で胎内へ入ることができます。空洞になっている中の様子を見ることができますよ。一度に30人しか入れないため、混雑時は順番待ちになることもあるので、時間に余裕を持って訪れてくださいね。
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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は「るるぶ鎌倉’21」の過去に掲載した記事を元に作成しています。