鎌倉の桜絶景スポット5選!古都ならではの雅な桜名所を紹介
自然に恵まれた古都・鎌倉は、四季折々の彩りに染まり、訪れるたびに違う表情を見せてくれる場所。そんな鎌倉がもっとも華やぐのが、3月下旬~4月上旬にかけての桜の季節。満開の桜花は寺社の厳かなたたずまいに映え、山門や庭園は花吹雪をまとって美しさを際立たせます。『るるぶ鎌倉’21』から、古都・鎌倉ならではの雅やかな桜名所を、狙い目ポイントと共に、厳選してご紹介します!
Summary
【北鎌倉】建長寺(けんちょうじ)
三門へと続く参道の両側を埋め尽くすソメイヨシノは壮観です。境内奥の半僧坊へ至る道沿いは静かに桜を楽しめる穴場。ソメイヨシノの後、三門前などでシダレザクラが見頃を迎えます。
この眺めが狙い目!
参道の石畳に沿って続くソメイヨシノの並木は桜のトンネルのよう。荘厳なたたずまいの三門と華やかな桜の取り合わせも美しいですよ。
【咲く桜の種類】ソメイヨシノ/シダレザクラ
【長谷】高徳院(こうとくいん)
与謝野晶子が「美男におはす」と歌に詠んだ鎌倉の大仏さまが鎮座する「高徳院」。季節になると、大仏さまが境内に咲くソメイヨシノを着飾って、美男子ぶりに磨きがかかります!後ろにある観月堂周辺の桜もお見逃しなく。
この眺めが狙い目!
桜と大仏様を一緒に撮影できる参道の中ほどの向かって右寄りがベストポジション。混雑必至なので、開門間もない午前中に訪れるのがおすすめ!
【咲く桜の種類】ヨコウザクラ/ソメイヨシノ
【鎌倉駅東口】鶴岡八幡宮(つるおかはちまんぐう)の源氏池(げんじいけ)
鶴岡八幡宮で一番の桜の名所が三ノ鳥居を抜けて右手にある源氏池。水の上にせり出し、池をぐるりと囲む花群れはまるで雲のよう。散り落ちた無数の花びらが水面を漂う花筏も雅やかです。
この眺めが狙い目!
花を間近に鑑賞できるのは源氏池の南から東にかけての岸辺。池の中の島にある旗上弁財天社から眺める桜のパノラマは壮観のひと言。
【咲く桜の種類】ヨウコウザクラ/ソメイヨシノ
【長谷】光則寺(こうそくじ)
花の寺として名高い光則寺も必見スポット。3月下旬に山門前のシダレザクラが咲き、少し遅れて参道をソメイヨシノが覆い尽くします。桜が散る頃、境内はカイドウの紅色で彩られます。
この眺めが狙い目!
参道の入口から山門にかけて、空を覆わんばかりに枝を広げたソメイヨシノの並木が続きます。道沿いの古風な板塀に映える桜も情緒たっぷり。
【咲く桜の種類】シダレザクラ/ソメイヨシノ
【材木座】光明寺(こうみょうじ)
木々の大半がソメイヨシノという光明寺。花づきのよさがここの桜の特長で、開花の時期には境内が桜一色に染まります。同時期に開かれる観桜会では鎌倉最大級の山門も公開されます。
この眺めが狙い目!
観桜会の日に公開される山門の上からの花見は格別!当日は混雑するので早めに出かけましょう。背後の天照山は桜と海を一望できる穴場スポットです。
【咲く桜の種類】ソメイヨシノ
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●この記事は「るるぶ鎌倉’21」の過去に掲載した記事を元に作成しています。