銀座なのにリーズナブル？！女子の心をわしづかみにするパリ風隠れ家カフェ
春が近づいてはいるものの、ちょっぴり風が冷たい今日この頃。そんなときは、カフェでゆったり時間を過ごすのが一番かもしれませんね。レトロカフェ「APPARTEMENT 301（アパルトマン301）」は、銀座のなかにパリの一室をそっくりそのまま持ってきたような雰囲気が女の子に大人気のお店。絶品ハンバーグやフレンチトーストを時間を忘れてゆっくり味わってみませんか？
銀座の裏通りにある隠れ家カフェに大接近
銀座駅と銀座一丁目駅からともに徒歩3分ほど。中央通りから一本裏に入り、小さな通りの中ほどにあるビルの3階へ。女子ウケ必至のレトロカフェといわれていますが……いきなり雰囲気のある鉄格子のドアが！一体どんな空間が広がっているんでしょうか。
ドアを開けたらそこはパリでした。
“フランスの小部屋”をイメージしたという、赤を基調としたレトロでおしゃれな店内。思わず「わあ、めっちゃかわいい……」というつぶやきが出てしまいます。くるみ割り人形、ヴィンテージ風のポスター、木馬にチェス盤……。見入っているうちに、いつの間にか非日常な空間の中へ。
椅子にもこだわりが。シェードランプの明かりがロマンチックな個室席や、なんとブランコ席まであります。どこに座ろうか迷って、じっくり吟味してしまいました。もちろん、どの席も写真を撮れば、絵になること間違いなしなのでご安心を。
もうひとつご紹介したいのがこちらの部屋。ヴィンテージ感はありつつ、こちらは大人っぽくて、隠れ家感がより強め。実はこのお店、ビルの踊り場を挟んで部屋が2つあって、301号室と302号室に分かれているんです。301号室は女の子が住んでいる赤い部屋、302号室はオトナな男性が住む黒を基調とした部屋というコンセプトなんだそう。
シックな雰囲気で、ソファー席が多くゆったりとした印象。内緒話をしたくなるような空間です。
ハンバーグランチセットは充実感が半端ない！
そんなパリの雰囲気をたっぷり堪能しながらぜひ食べてほしいのが、こちらの「スペシャルランチメニュー」。普段はハンバーグ、ライス、サラダのセットなのですが、平日のランチタイム（11時30分～16時）限定で、日替わりデザートとドリンクがついてくるんです！1200円台でこの充実度……。銀座という立地にも関わらず、コスパ最高です。
スキレットごとに出てくるハンバーグは、丸めで高さがあり、写真映えも抜群。ハンバーグの上に載ったモッツァラレラチーズ、フレッシュトマトのコントラストに見とれつつ、さっそくナイフを入れていきます。
口に含んでみると、お肉のうまみにトマトの酸味、チーズのまろやかさがぴったり。”ハンバーグ食べたい欲”をそのまましっかり満たしてくれるような王道の味です。柔らかめのお肉に対して、上にまぶしてあるパン粉のサクサクが食感のアクセントになっています。
1年分のベリーが摂取できちゃいそうな絶品フレンチトースト
ランチもいいけれどカフェ利用もおすすめしたくなる、その理由は……こちらのフレンチトースト。キラキラとした鮮やかな光景が広がって、「わあっ！」という歓声が聞こえてきませんか？ フレンチトーストのラインナップにはチョコバナナ、ハニーチーズもありますが、今回は店員さんもおすすめのベリー＆ベリーを注文しました。
ご覧ください、このたっぷりのベリー！「かわいい、私もこんなフレンチトーストのような女の子になりたい……」という心の叫びは置いておいて、甘酸っぱいベリーを存分に楽しみましょう。ふわとろ食感が自慢のフレンチトーストは、噛めばじゅわっと甘さが広がります。生クリームやバニラアイスをからめて食べる、至福の瞬間がたまりません。
スイーツメニューと一緒にラテをどうぞ。ほかのお店ではいただけない、珍しいラテはマストで要チェックです。
まず奥にあるのが「ストロベリーラテ」。アイスで頼むと、ストロベリーとコーヒーが2層になった状態で出てきて、これまたキュート！苦みの効いたコーヒーにまろやかなストロベリージュースが合わさって、とっても飲みやすいラテです。
こちらは「シナモンラテ」。両手でカップを包んで持てば、シナモンがふんわり香ります。クマのラテアートと目があってキュンとしました。
ドキドキするのに居心地がとにかくよくて、おしゃべりしているうちに時間を忘れてしまいそう。人通りの多い銀座の街から抜け出して、パリの小部屋へ遊びに行ってみませんか？
Text：中條望
Photo：村岡栄治
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