浜名湖からはじまる感動四季めぐり 花・庭園スポット7選
日照時間が長く、温暖な気候に恵まれた静岡県浜松・浜名湖周辺は、花の名所や日本庭園などのみどころが多く点在しています。それらの魅力を発信する取り組みが、「アメイジングガーデン・浜名湖」。7つの施設で構成され、国土交通省が創設した「ガーデンツーリズム登録制度」にも登録されています。お得な共通入場券を利用して、季節の花が溢れるスポットへ出かけてみましょう。
Summary
花めぐりをするなら共通入場券がお得
最初に、浜名湖周辺で花めぐりを楽しみたい人にお得なチケットをご案内!
浜名湖ガーデンツーリズム共通入場券(税込み1980円)は、「アメイジングガーデン・浜名湖」の有料5施設(はままつフラワーパーク、龍潭寺、浜松城天守閣、可睡ゆりの園、加茂荘花鳥園)のうちお好きな3施設に入場できるお得なチケットです。有効期間は利用開始日から2日間なので1泊してゆっくり楽しむことが出来ますよ。
1年中花盛り!/はままつフラワーパーク
自然の地形を生かした30万㎡の園内に約3000種類もの植物が植えられ、四季折々に世界の花が咲き誇る植物園。「日本の春は浜名湖から」をキャッチコピーに開催される「浜名湖花フェスタ」のメイン会場にもなっています。
特に1300本の桜と色とりどりの50万球のチューリップが咲き競う春の風景と、フジ棚の美しさは世界でも有数で、夢のような絶景です。年間を通して温暖な気候の浜松だから叶う圧巻の花景色は、1年中いつ訪れても楽しい!
■はままつフラワーパーク
住所:浜松市西区舘山寺町195
TEL:053-487-0511
営業時間:季節により変動
定休日:無休
料金:入園無料~1000円(季節により異なる)
アクセス:JR浜松駅から車で35分
春はネモフィラが大人気!/浜名湖ガーデンパーク
2004年に開催された国際園芸博覧会会場の跡地に造られた広大な公園。浜名湖畔に位置し、花畑だけでなく芝生の広場や展望台、水遊び場、学習館などを併設しています。開放感あふれる湖畔のエリアで家族連れも1日楽しめますよ。花畑だけでも3000㎡の規模を誇り、春のネモフィラや秋のコスモスの花は見ごたえあり!展望台からは園内の花畑をはじめ、遠州灘や浜名湖を一望でき、天気が良ければ遠く富士山を見ることもできますよ。
■浜名湖ガーデンパーク
住所:浜松市西区村櫛町5475-1
TEL:053-488-1500
営業時間:8時30分~17時
定休日:無休(イベント・季節により変更あり)
料金:入園無料
アクセス:JR浜松駅から車で35分
井伊家も愛した見事な庭園/龍潭寺
遠州の古刹、井伊家ゆかりの菩提寺。元祖井伊共保公から40代の御霊を祀るお寺。2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公はこの寺で出家しました。1万坪の境内の敷地内には江戸時代に建立された貴重な建物(静岡県指定文化財)が並び、鴬張りの廊下や龍の彫刻など興味深い見どころが多くあります。国指定名勝の庭園は、四季折々の花との調和も美しい小堀遠州作の池泉観賞式庭園。典型的な寺院庭園として貴重です。
■龍潭寺
住所:浜松市北区引佐町井伊谷1989
TEL:053-542-0480
営業時間:9~17時(最終受付は16時30分)
定休日:8月15日、12月22日~27日
料金:拝観500円
アクセス:JR浜松駅から車で50分
家康ゆかりの「出世城」/浜松城公園・松韻亭
徳川家康が築城し、歴代の城主が幕府要職についたことから「出世城」の別名でも知られる浜松城を中心とした公園。市街地にありながら緑があふれ、浜松市のセントラルパークとして市民から親しまれています。
徳川家の家紋である三つ葉葵を染め抜いた幟旗がはためく公園内には、林間に建てられた、建築家・谷口吉生設計の本格的な茶室松韻亭と日本庭園も。茶の心に触れ季節の移ろいを感じながら心が癒されます。
■浜松城公園
住所:浜松市中区元城町100-2
TEL:053-457-0088(浜松城公園駐車場、8~17時)
営業時間:散策自由
定休日:散策自由
料金:入園無料
アクセス:JR浜松駅から車で5分
■浜松城
住所:浜松市中区元城町100-2
TEL:053-453-3872
営業時間:8時30分~16時30分
定休日:12月29日~31日
料金:入城200円
アクセス:JR浜松駅から車で5分
■松韻亭
住所:浜松市中区鹿谷町11-4
TEL:053-473-4310
営業時間:9時30分~17時(呈茶は10~16時)
定休日:月曜(祝日の場合は営業)※工事のため2020年3月31日まで休館
料金:呈茶400円(和菓子付き)
アクセス:JR浜松駅から車で8分
可憐なゆりが200万輪!/可睡ゆりの園
開花シーズンになると約150品種200万輪のゆりが咲き揃う植物園。日本庭園様式の湖畔を中心にめぐらされた周遊散策路を歩き、そこかしこに植えられた色とりどりのゆりの競演を楽しめます。黄色のゆりが一面に広がるスポットや、5色のゆりが帯状に咲く丘は特に人気が高く、5色が混じり合って咲き乱れるスポットでは、その華やかさに誰もが心を奪われてしまいます。徳川家康が名付けた古刹・可睡斎に隣接し、園内ではゆりの直売所もあります。 ※ゆりの開花シーズンのみ開園
■可睡ゆりの園
住所:袋井市久能2990-1
TEL:0538-43-4736
営業時間:2020年5月30日~7月5日の9~17時(要問合せ)
定休日:期間中無休
料金:入園1100円
アクセス:JR浜松駅から車で40分
映画の舞台にもなった菖蒲園/加茂荘花鳥園
桃山時代から代々続いた庄屋屋敷は江戸時代中期1773年の建築。保存状態も良く、映画やアニメの舞台にもなっています。見どころは約600品種50万本の花菖蒲園。厄除けとして作り伝えられてきた花菖蒲が明治時代に門前に拡張されたもので、開花時期には白壁とのコントラストが鮮やかです。品種改良の過程で植物を展示する「育種観光園芸」という独自のスタイルで、敷地内の温室は他では見られないユニークな花々であふれかえり、まるで夢のような世界!
※2020年は4月25日~6月28日にオリジナル花菖蒲・アジサイ展を開催。
■加茂荘花鳥園
住所:掛川市原里110
TEL:0537-26-1211
営業時間:8~17時(季節により異なる)
定休日:無休
料金:入園1500円(花菖蒲・アジサイ展開催期間外は1000円)
アクセス:JR浜松駅から車で55分
ご縁を結び、ご縁を育む/遠江国一宮 小國神社
1460余年の歴史があり、縁結びのご利益で知られる神社。背の高い樹々からなる鎮守の森と、荘厳で清らかな神社は日本の原風景を感じさせてくれ、縁結びのご神木や各所にあるもみじの新緑や梅、桜、紅葉といった季節の草花観賞が楽しめます。特に5月下旬から6月下旬にかけて80種類約8万本の花菖蒲が咲き揃う境内の「一宮花しょうぶ園」が有名。古より脈々と受け継がれてきた神事が多く開催され、神々が運ぶ季節の移ろいに心が洗われるパワースポットです。
■遠江国一宮 小國神社
住所:森町一宮3956-1
TEL:0538-89-7302
営業時間:授与所9時~16時30分
定休日:無休
料金:拝観無料
アクセス:JR浜松駅から車で60分/新東名高速道路遠州森町ICから車で7分
これから春~夏にかけて各所で花が咲き、観光シーズンに突入します!
ぜひ今から花めぐりの計画を立てて、お得なチケットで周遊してみましょうね。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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