鎌倉随一の金運スポット!銭洗弁財天の正しいお参り方ご紹介
洗うとお金が増えるといわれる銭洗水で有名な鎌倉・銭洗弁財天。鎌倉随一の金運ご利益スポットとして知られる銭洗弁財天の正しいお参り方法を、『るるぶ鎌倉‘21』の中からご紹介します!正しくお参りをして、金運UPを叶えてみてくださいね。
銭洗弁財天宇賀福神社の歴史をチェック
巳年の文治元年(1185年)巳の月・巳の日に、人頭蛇身の水神・宇賀福神が源頼朝の夢枕に立ち「この地に湧く水で神仏を供養すれば、天下泰平が訪れる」と告げ、そのお告げに従い、源頼朝が社を建てたのが起源とされています。
その後、源頼朝の信仰を受け継いだ鎌倉幕府5代執権・北条時頼が、奥宮の霊水で銭を洗い、一族の繁栄を祈ったことから、「洗うとお金が増えて戻ってくる」という民間信仰になったといわれています。洗ったお金は有意義に使いたいですね。
ゆかりの人物「源頼朝」ってどんなひと?
鎌倉幕府初代将軍。文治元年(1185年)に天下泰平の夢のお告げを受け、本神社を建立したひと。
トンネルの入口からお参りに出発しよう!
山の中腹にあるトンネルが入口です。お参りはここからスタート!ご紹介の順にスポットを巡ってみてくださいね。
参道
岩窟のトンネルをくぐると、お清めのための手水舎があります。その先には、ご利益があったという人々が奉納した鳥居がずらりと並ぶ縁起の良い参道が続きます。
お金を洗う前に、自分自身もお清めしましょう!
社務所
社務所では、ロウソク・線香・お金を洗う際に使用するザルのお参り3点セットを手に入れましょう!ロウソクと線香1束で100円、ザルは無料で借りることができます。ロウソクは光を届け、線香は邪気を払ってくれると言われていて、お参りに欠かせないアイテムです!
売店
ご奉納用の生卵です。弁財天さんのお使い・蛇の大好物といわれる卵は、境内の七福茶屋と弁天茶屋で5個300円にて販売されているので、ぜひ手に入れてお供えしてみてください。
奥宮(おくみや)
ご利益のお礼である千羽鶴や鳥居が奉納されていて、不思議な雰囲気を感じる場所。
ロウソク、線香、卵をお供えして、お参りしましょう!
本社
日本の神話に登場する水の神・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が祀られるところ。市杵島姫命は弁財天と同一視され、音楽や弁舌など芸能に関するご利益があるとされています。
1・4月の初巳、9月の大祭の日に参拝すると特にご利益があるといわれているので、その日を狙って訪れるのがオススメ。左手の岩窟内には、銭洗弁財天を祀る奥宮があります。参拝方法は、二礼、二拍手、一礼を遵守してくださいね。
上之水神(かみのすいじん)
本社右手の階段を上って上之水神へ。上之水神は、境内奥の小高い場所にこんこんと湧き出る清水を祭神としている社。奥宮を出た、本社右手の階段を上ったところ、境内の最奥部にひっそりと立っています。
下之水神(しものすいじん)
水の神が祀られている下之水神も参拝しましょう。上之水神の少し下にあり、境内の下部に湧き出る水の神を祭っています。近くに高さ3mほどの一条の滝が流れていて、マイナスイオンもたっぷり!湧水が小さな滝となり、池に流れ落ちます。
七福神社(しちふくじんじゃ)
洞窟を抜けて境内のすぐ右手にある小さな社。大黒天・恵比寿天・毘沙門天・弁財天・布袋尊・福禄寿・寿老人の七福神を祀っています。福徳円満・商売繁盛にご利益があると言われます。
再び、奥宮へ!お金を洗いましょう
再び奥宮に戻り、ザルにお金を入れ、ひしゃくで水をかけて洗いましょう。
洗ったお金は拭いて財布に戻してから有意義に使うのが良いと言われています!
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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は「るるぶ鎌倉’21」の過去に掲載した記事を基に作成しています。