フォトジェニックで溢れてる!鎌倉三大洋館「鎌倉文学館」のステキポイントをご紹介
庭園も建物も見どころたっぷりの鎌倉三大洋館の一つ、鎌倉文学館。どこを切り取ってもフォトジェニックで溢れている文学館内の魅力を、4つのステキなポイントと共に『るるぶ鎌倉‘21』からご紹介します!
Summary
鎌倉文学館って、どんなところ?
古我邸や旧華頂宮邸と並び、昭和初期に建てられた鎌倉三大洋館の一つで、国の登録有形文化財である旧前田侯爵家別邸を利用した文学館です。昭和11年(1936)に竣工した建物は、まるで物語の舞台のような非日常空間が広がります!館内では川端康成や大佛次郎ら鎌倉ゆかりの文人の資料を展示されています。
館内は撮影禁止ですが外観や庭園は撮影可能なので、撮影可能エリアではたくさん写真を撮ってみてくださいね!
約2000種250株が咲き誇るバラ園がステキ
建物前の芝生とツツジなどの生け垣のさらに奥に、広さ600㎡のバラ園が広がります。春と秋の2回、5月中旬~6月中旬と10月中旬~11月中旬に見ごろを迎えるので、目指して訪れてみてくださいね。
「鎌倉」「流鏑馬(やぶさめ)」など、鎌倉ゆかりの名が付いたバラも必見ですよ。
洋×和の様式を取り入れた建物がステキ
西欧の建築様式を基調に、切妻屋根など和風のエッセンスを随所に取り入れた独特なデザインの建物は、ロマンチックなアイテムがたくさん散りばめられています。建物内部はアールデコ様式になっています。
写真は、常設展示室1のステンドグラス。建築当時のままの姿でいまもなお残っています。
窓からは長谷の町の向こうに由比ヶ浜海岸を眺められます。
本館への入口、重厚感のある扉には、建築当時のままの趣ある素敵な取っ手が!
建物は、ハーフティンバー様式とスパニッシュ様式が主体になっています。
鎌倉文士ゆかりの貴重な展示物に触れられることがステキ
川端康成など鎌倉文士の直筆原稿や手紙、愛用品など、バラエティに富んだ展示のため、文学に詳しくなくても楽しむことができます!常設展のほか、特別展も開催しています。
写真は、常設展示室1。文学者たちの直筆原稿を間近に見ることができます。
常設展示室2は、かつて食堂として利用されていた場所なのだとか!
物語の主人公気分になれちゃう!フォトスポットがステキ
敷地内にはバラ園だけではなく豊かな自然が広がり、絵になるスポットもたくさん!季節ごとの風景とともに撮影を楽しみましょう。正門から文学館に向かう途中のトンネルは人気の撮影ポイントです。
豊かな自然に囲まれた洋館の庭園では、四季折々の植物を楽しめます。
おみやげにぜひ!オリジナルグッズもチェック
鎌倉文学館オリジナルグッズもチェックしてみてくださいね!おみやげにもおすすめですよ。
小津安二郎 一筆箋 各419円
鎌倉を愛した映画監督・小津安二郎が描いた絵をあしらった一筆箋。
鎌倉文学館 資料シリーズ II 鎌倉文学散歩 大船・北鎌倉方面など 各628円
文学館が編纂した文学作品に登場するスポットやゆかりのある作家を紹介したもの。
ブックマーカー 各440円
ステンドグラスのような細工のステンレス製しおり。
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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は「るるぶ鎌倉’21」の過去に掲載した記事を元に作成しています。