オリンピック前に、前回東京オリンピックゆかりの2つのミュージアムと周辺さんぽ

1964年東京オリンピック日本選手団の公式ブレザー、トレーニングユニフォーム、聖火ランナーユニフォーム

オリンピック前に、前回東京オリンピックゆかりの2つのミュージアムと周辺さんぽ

パンケーキ 天ぷら 天丼 博物館 VR体験 雨でもOK
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いよいよオリンピック開催年!東京でオリンピックが開催されるのは、1964年以来56年ぶり。過去のオリンピックのメモリアルが見られるミュージアムを、ちょっと訪ねてみませんか。歩き疲れたら、近くの食事処やカフェでひと休みしましょう。

Summary

オリンピックの歴史やアスリートの凄さがわかる!日本オリンピックミュージアム

2020年をより楽しむために見学しておきたい日本オリンピック・ミュージアム
2020年大会をより楽しむために見ておきたい日本オリンピック・ミュージアム

2019年秋にオープンしたオリンピックの博物館。無料エリアの1階には、大型映像の「ウェルカムビジョン」やミュージアムショップがあり、ここでしか買えないオリジナルグッズも充実しています。
有料エリアの2階は8つのコーナーに分かれています。

1940年に開催されるはずだった東京オリンピックは戦火のため中止となりました
1940年に開催されるはずだった東京オリンピックは戦火のため中止となりました
1964年東京オリンピックマラソンの銅メダリスト・円谷幸吉の名もあります
1964年東京オリンピックのマラソン銅メダリスト・円谷幸吉の名もあります

「KNOW(知る)」「LEARN(学ぶ)」コーナーでは、オリンピックの歴史、日本の夏季・冬季オリンピックへの挑戦などが大型パネルや映像、貴重な資料とともに展示されています。
1940年の幻の東京大会や1964年大会の展示も充実しています。

VRや最新技術を駆使した競技体験
VRや最新技術を駆使した競技体験

ぜひ試したいのが、トップアスリートの鍛え抜かれた身体能力の高さにふれられる「TRY(挑む)」コーナーの最新技術を駆使した体験型コンテンツ。
走って、投げて、跳んで、オリンピアンたちの身体能力の凄さを実感しましょう。

■日本オリンピックミュージアム
住所:東京都新宿区霞ケ丘町4-2 JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE1・2階
TEL:03-6910-5561
開館時間:10~17時(最終受付16時30分)
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)
料金:1階無料・2階500円(高校生以下無料・要学生証)
駐車場:なし


一緒に立ち寄りたい!

ランチ限定の上野菜天丼1690円には旬の野菜がたっぷり
ランチ限定の上野菜天丼1690円には旬の野菜がたっぷり

ミュージアムを満喫した後は、昭和44年(1969)創業の天ぷら屋さん「てんぷら石原」に足を運んでみましょう。二代目店主のお母さんは、1964年の東京オリンピックで金メダルを獲得した「東洋の魔女」(全日本女子バレーボールチーム)の食事を用意したスタッフで、現在も一緒に店を切り盛りしています。旬の魚や産地直送の野菜を具に、こだわりのごま油でサクサクに揚げた天ぷらが自慢。
ランチの天丼でも、その天ぷらを創業以来注ぎ足し続けたタレで堪能できます。

■てんぷら石原
住所:東京都港区南青山2-13-17
TEL:03-3402-8403
営業時間:11時30分~14時30分、18~22時(日曜・祝日は11時30分~14時)
定休日:土曜
駐車場:なし

「東洋の魔女」や「レスリング八田軍団」が金メダルを取った地に建つ東京オリンピックメモリアルギャラリー

1964年東京オリンピックで、ここは男子レスリングの競技会場でした
1964年東京オリンピックで、ここは男子レスリングの競技会場でした
1964年東京オリンピックの金・銀・銅メダル
1964年東京オリンピックの金・銀・銅メダルも飾られています

駒沢オリンピック公園内、駒沢体育館の地下1階にあるオリンピックのミニミュージアムです。
1964年東京オリンピックの開会式・閉会式や各競技のハイライト映像が流れる中、ここ駒沢で金メダルを獲得した「東洋の魔女」のサインやパネル、日本選手団のユニフォームや聖火トーチの実物などが展示されています。
体感・体験ゾーンでは、実際の競技用具に触れて大きさや重さを実感したり、1964年東京オリンピックの記録と現在の世界記録を比較したりして楽しめます。

■東京オリンピックメモリアルギャラリー
住所:東京都世田谷区駒沢公園1-1駒沢体育館地下1階
TEL:03-3421-6199(駒沢オリンピック公園総合運動場サービス)
開館時間:9時30分~17時
定休日:第1・第3月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金:無料
駐車場:286台(駒沢オリンピック公園駐車場を利用、有料)

一緒に立ち寄りたい!

中央広場に建つ高さ50mのオリンピック記念塔
中央広場に建つ高さ50mのオリンピック記念塔

「東洋の魔女」はここで金メダルに輝きました
「東洋の魔女」はここで金メダルに輝きました

駒沢オリンピック公園は、1964年東京オリンピックの国立競技場に次ぐ第2メイン会場として誕生した公園です。ここで、バレーボール、レスリング、サッカー、ホッケーが行われました。体育館で行われたレスリングでは、日本が八田一朗監督のもと5つの金メダルを獲得。球技場で行われたバレーボールでは、「東洋の魔女」こと全日本女子が金メダル、男子が銅メダルを獲得しました。
陸上競技場で行われたサッカーでは、あの川淵三郎や釜本邦成、イビチャ・オシムが選手としてピッチを駆け回りました。2020年東京オリンピックでは、陸上競技場がサッカーの公式練習場になる予定です。園内にはウォーキング・ランニングコースが整備され、のんびり歩けます。

■駒沢オリンピック公園
住所:東京都世田谷区駒沢公園1-1
TEL:03-3421-6199(駒沢オリンピック公園総合運動場サービス)
開園時間:散策自由
定休日:不定休
料金:入園無料
駐車場:286台(有料)

自慢のふんわりリコッタとバターミルクパンケーキ(ダブルサイズ)1430円
自慢のふんわりリコッタとバターミルクパンケーキ(ダブルサイズ)1430円

広い公園内で足が疲れたらここでひと息。駒沢オリンピック公園に隣接するKONAZAWA PARK CAFEでは、公園の緑を眺めながら食事やスイーツ、ドリンクを楽しめます。
パスタなどの食事メニューも好評ですが、一番人気はリコッタチーズとバターミルクをたっぷり使ったふわふわのパンケーキ。
トッピングとサイズが選べ、甘さ控えめなので女性も軽食にダブルサイズをぺろりと平らげるとか。

■KOMAZAWA PARK CAFE
住所:東京都世田谷区奥沢2-19-20-1階
TEL:03-6432-1127
営業時間:モーニング7~11時、ランチ11~17時、ディナー17~23時(22時LO)
定休日:無休
駐車場:なし

掲載した情報をはじめ、日本オリンピックミュージアム、駒沢オリンピック公園についてもっと知りたい方は、『1964 東京の記憶』『ざんねんなオリンピック物語』をご覧ください。

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『1964 東京の記憶』『ざんねんなオリンピック物語』に掲載した記事をもとに作成しています。

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