「萌え断」福岡代表!並んででも絶対食べたい、路地裏のサンドイッチ店
「DIG INN」は、ボリューミーなもちふわベーグルサンドが人気のサンドイッチ店。地下鉄薬院駅から徒歩圏内という都心でありながら、どこから入るか分からないという、謎すぎるロケーションでも話題です。道端に出ている看板を目印に、探検気分で出かけてみて。
これぞ、キングオブ萌え断。具材の見せ方がもはや芸術の域
福岡市中央区白金にある小さなお店「DIG INN」。朝10時のオープンから売り切れるまでひっきりなしに客が訪れる、人気のサンドイッチ店です。
入店と同時にまず目が引き寄せられるのは、ベーグルサンドがずらりと並んだ冷蔵ショーケース。エッグやツナといった食事系から、ストロベリー、あんバターなどのスイーツ系まで、どれもカラフルでボリューミー!
こちらの商品は、全て店内のキッチンで手作りされているそう。美しい断面にノックアウトされて、眺めているだけで食欲がそそられます。
ベーグルはプレーン、全粒粉、プンパーニッケル(どっしりとした食事パン)、チョコレート、シナモンレーズンの5種があり、サンドイッチの種類によって使い分けられています。どれもソフトな口当たりで、もっちりと食べ応えがあり、1つでもボリューム満点!
それにしても、この断面の美しさ!こうしてずっと眺めていられそう。うーん、これぞ萌え断。
オリジナルベーグルサンドや、フランスパンのサンドも美味!
「DIG INN」では、ベーグルと中身を自由に選べるクリームチーズのベーグルサンド「オリジナルベーグルサンド」も用意しています。
選べるベーグルは上記と同じ5種。クリームチーズはブルーベリー・ラムレーズン・クランベリーチョコレート・イチジクの4つの定番プラス、季節のクリームチーズから2種まで選べます。
目の前で組み立てられていく自分用サンドを見ていると、期待感が盛り上がります!
オリジナルベーグルサンドの包みには、具材の名前を大きく書いてもらえるので、たくさん買っても心配ご無用。どれが何か、ひと目でわかります。
ベーグルサンド以外に、フランスパンのサンドイッチもあります。フランスパンサンドは「スパイスミート」、「バインミー」、「ポーク」、「ファラフェル」の4種で、いずれ劣らぬフォトジェニックぶり、そのうえおいしそうなラインナップ。
写真のファラフェルは、ひよこ豆をふんだんに使った中東のザ・庶民の味。サックリと揚がったファラフェルとたっぷりの野菜、香ばしいフランスパンが好相性です。
入口、細っ!隠れすぎてるロケーションが面白い
店名になっている「DIG INN」という言葉には、“食べ始める” “がっつく”といった意味があるのだそう。
その名の通り、店の主役はあくまでも「食」。店の内装は無骨とも言えるほどシンプルで、ランダムな高さに吊るされた裸電球の光が、ほの暗いコンクリートの床を照らしています。
店内にイートインスペースはなくテイクアウトのみですが、テラスに置かれたテーブルで食べることもできますよ。
路地裏のさらに奥、一列にならないと進めないような細い細い路地の先に立つ一戸建てが、「DIG INN」の店舗です。エントランスには、建物の南側からアクセスできます。
店舗が見えても行き方がわからず、地図アプリを駆使しても太刀打ちできない不思議な立地ですが、車道からの入口に置かれている小さな看板を目印にたどり着いてくださいね。人の出入りが多いから、きっと分かるはず。「方向音痴だけど行ってみたい!」という皆さま、健闘を祈ります。
Text・Photo:仁田茜
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