観光列車でGO!!鹿児島~指宿の観光列車「指宿の玉手箱」
JR鹿児島中央駅と指宿駅を結ぶ観光列車「指宿のたまて箱」。いたるところにワクワクする仕掛けが施された列車は、指宿への旅をより盛り上げてくれます!
Summary
通称「いぶたま」で気軽な列車旅
JR鹿児島中央駅~指宿を約50分で結ぶこの観光列車は、錦江湾&桜島のナイスビューが楽しめるほか、知覧のアクセスにも便利。1日3往復で、鹿児島の西側を観光するならおすすめです。通常は2両編成ですが、夏休みなどの繁忙期は3両編成で運行して家族連れにも人気。全席指定、事前予約がベターなので、計画は最後の予約方法を確認しましょう。
いぶたまのお楽しみ
いぶたまのお楽しみはまずなんといっても車窓からの風景。海側の車窓からは天気がよければ桜島、錦江湾、大隅半島の景色を眺められます。山側には田園など、のどかな風景が広がっていますよ。指宿に向かうときには、徐々に小さくなっていく桜島に注目を!
たまて箱モチーフの白黒の車体は、黒が浦島太郎の若いときの黒髪を、白が玉手箱を開けた後の白髪を表しているそうです。車両をバックに記念撮影するのが人気です。乗車口が開くと、頭上からシュワ~ッとミストが!貴重な瞬間を見逃さないで!
九州新幹線のデザイナー・水戸岡鋭治(みとおかえいじ)氏による、木材をふんだんに使った居心地の良い車内。海側に向いたカウンター席でのんびり車窓の風景を楽しみましょう。
ソファ席には本棚まであり、まるでホテルのラウンジのよう!本棚には絵本や海にまつわる本などがあり、閲覧自由です。
客室乗務員のサービスが受けられるのは観光列車ならでは!1時間足らずの運行時間にもかかわらず、記念撮影の手伝いや車内放送での観光案内などのサービスがうれしいですね。思わず笑顔になる客室乗務員のおもてなしも自慢のひとつです。車内を回り乗客とのコミュニケーションも欠かしません。
車内ではうれしい限定品も。たまて箱に入った「たまて箱スイーツ」(車内限定販売)に注目!指宿のそら豆や頴娃茶など、沿線の味を楽しめるスイーツです。また、唐船峡(とうせんきょう)の天然湧水を使った地サイダー(写真)も車内販売しています。乗車の記念にぜひゲットして。
予約方法をチェック!
予約方法はカンタン。事前に駅窓口などで乗車券、指定席特急券を購入(購入は1カ月前の10時より)。カウンター席など人気の高い席から埋まるので早めの予約がおすすめです。鹿児島中央駅からJR指宿枕崎線を経由して指宿・西大山駅まで往復利用できる「指宿レール&バスきっぷ」も利用可能です。ぜひ計画
問合せ先:050-3786-1717 (JR九州案内センター:受付8~20時)
掲載した情報をはじめ、鹿児島についてもっと知りたい方は、『るるぶ鹿児島指宿霧島桜島'20』をご覧ください。
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