スパイシーでクセになる!簡単でかわいい!インド料理ランチレシピ ~世界一周レシピvol.5 ~
インドといえばカレーに代表されるスパイシーなグルメ。香辛料は身体によく、食べるだけで気分も高揚しちゃいます。特に3月はホーリー祭りもあり、インド観光が盛り上がる季節!そんな今月はおうちでインド気分を味わってみませんか?「暇さえあれば世界中を旅したい」という旅好き女子にお届けする、基礎からしっかり学べる料理教室「ABCクッキングスタジオ」とのコラボ連載。3月はインド料理のレシピをご紹介します。
Summary
心身ともに元気になれる!インドのランチ
今回作るのは甘辛さが魅力のバターチキンカレー、インドのヨーグルトサラダ・ライタ。ティータイムの定番・チャイも飲んで、ほっと一息つきましょ♪ スパイスが効いてるから、食べれば心まで元気になれるはず!
【レシピ】日本人にもファンの多い「バターチキンカレー」
トマト、バター、生クリームを入れた甘辛いバターチキンカレーはインドカレーのなかでもまろやかで食べやすく、日本でも大人気のメニュー。もちろんチキンも入って大満足間違いなしのレシピです♪
<材料> 4人分
鶏手羽元 12本
にんにく 1片分
しょうが 1片分
バター 50g
カレー粉 大さじ1
カットトマト缶 1缶
水 200㏄
生クリーム 50㏄
砂糖 小さじ2
塩 少々
(a)
ヨーグルト 1/2カップ
カレー粉 小さじ1
パプリカパウダー 小さじ1
<下準備>
・にんにく、しょうがはすりおろしておく。
・ボウルに(a)と鶏手羽元を入れ、軽くもんだら半日ほど漬け込む。〈★ポイント1〉
<作り方>
①鍋ににんにく・しょうが・バター・カレー粉を入れ、弱火で香りがでるまで炒める。〈★ポイント2〉
②カットトマト缶・水を加え煮立たせ、フタをして弱火で10分ほど煮る。
③鶏手羽元を下味ごと加え、さらに弱火で10分ほど煮る。
④生クリームを加え、ひと煮立ちしたら砂糖・塩を加え、味をととのえる。
★ポイント1
★ポイント2
ここで強火にしてしまうと香りが出る前に焦げてしまうので、できるだけ弱火でじっくり炒めるのがポイント。
<盛り付け>
①器にごはんを盛り、バターチキンカレーをかける。
【レシピ】お腹にもやさしいヨーグルトサラダ「ライタ」
インドや周辺諸国で食べられているライタは日本ではあまり聞き慣れませんが、野菜やフルーツをカットしてヨーグルト&スパイスと和えて作るとっても簡単なサラダ。今回は特別な香辛料は使わず手軽な黒こしょうと塩、砂糖で味付けします。ヨーグルトには乳酸菌が入っているのでお腹にもやさしいんです。
<材料> 4人分
トマト 1/2個
きゅうり 1/2本
かぼちゃ 100g
〜ライタソース〜
ヨーグルト(無糖) 80g
玉ねぎ 20g
きゅうり 1/2本
塩 小さじ1/4
砂糖 小さじ1/2
黒こしょう 少々
<下準備>
・トマトはヘタを除き、洗って2cm位の大きさに切っておく。
・具用のきゅうりは1cm位の角切り、ライタソース用はすりおろしておく。
・かぼちゃは1.5~2cm位の角切りにし、耐熱容器に入れてラップをふんわりとかけ、電子レンジで加熱しておく(500W3分30秒~)。
・ヨーグルトはペーパーに広げ、水気を切っておく。〈★ポイント1〉
・玉ねぎはすりおろしておく。
★ポイント1
30分から1時間が水切りの目安。ここでしっかりとヨーグルトの水気を切っておかないと、ライタのソースが薄まって全体的に水っぽくなってしまうのでご注意を。
<作り方>
①ボウルにライタソース用の材料をすべて入れ(きゅうりの水分は残す)、均一に混ぜる。
②味見をしながら、きゅうりとヨーグルトの水分を加え調整をする。
<盛り付け>
①盛り付ける直前に、ライタソースに具材を加え、和える。
【レシピ】シナモンとしょうがが効いたミルクティー「チャイ」
インドのティータイムに欠かせないチャイは、インド式に甘く煮出したミルクティーのこと。シナモンパウダーやしょうがを使って自宅でも作れる簡単レシピをご紹介しましょう。
<材料> 4人分
紅茶葉(ティーバッグ) 大さじ4
牛乳 600㏄
砂糖 大さじ2
しょうが 20g
シナモンパウダー 少々
黒こしょう(粒) 8粒
<下準備>
・しょうがは皮付きのままたわしでよく洗い、薄切りにする。〈★ポイント1〉
★ポイント1
しょうがのスパイシーな香りはチャイの美味しさの大切なアクセント。しょうがは皮まわりが一番香り高いので、皮付きのままカットしましょう。
<作り方>
①鍋に紅茶以外の材料をすべて入れ、火にかける。
②沸騰したら火を弱め、紅茶を加え弱火で煮出す(約4分)。
③火を止め、フタをして蒸らす
<盛り付け>
①茶こしでこしながら、カップに注ぎ入れる。
②お好みで砂糖を加え混ぜる。
スパイシーなインドごはん、全部完成!
バターチキンカレー、ライタ、チャイがテーブルに並び、素敵なランチタイムのスタートです♪胃袋を刺激するスパイシーな香りがたまりません!ナマステ!
【テーブルコーデ】インドのウェディングをイメージした大人ピンクをテーマに!
ランチの主役・バターチキンの色味に合わせて、淡いピンクのクロスをクシュクシュと重ねたインドのウエディングパーティーを彷彿とさせる女性らしいコーディネートです。ピンク、白、茶色の3色に色味を絞るとぐっと大人っぽくなりますよ。
インド料理に大活躍するスパイス、ベリーリーフ、シナモンスティック、ローズティーの茶葉をテーブルの余白に置いたり散らしたりすると、ぐっとインドっぽくなります。
そしてここで裏技を紹介。テーブルクロスの上に重ねているのは、なんとクッションカバー!クロスよりも種類が豊富でかわいい柄も多いので何かと重宝します。
最後は、この連載ですっかりお馴染みのイラストピック!今回はインド象、ロータス(蓮の花)のヘナタトゥー、インド国旗を作ってみました。簡単に画像をプリントアウトして作った、手作りピックです。
SNSで募集中!おうちでインド料理&テーブルコーデ写真
るるぶ&more.では本記事のレシピをおうちで再現された写真をSNSで募集中!手作りインド料理やテーブルコーデのアイデアをハッシュタグ「#旅好き女子のための世界一周レシピ」「#rurubuandmoreレシピ」をつけてシェアしてください!
素敵なご投稿お待ちしております!
今回レシピ提供のご協力をいただいたABCクッキングスタジオでは体験レッスンを開催中!初めての方は500円で体験レッスンに参加できます。詳しくはこちら!
【インド旅行情報】デリー、アグラ、ジャイプールを巡るゴールデンルート
インドのゴールデンルートといえば、北インドの主要3都市デリー、アグラ、ジャイプールを三角形にめぐる旅。アグラで必見なのは、世界一美しいと称される白大理石の霊廟にして世界遺産の「タージ・マハル」です。
空港のあるデリーは買い物にグルメに大充実の街。ショッピングならなんでもそろう大規模なマーケット「デイリー・ハート」、名産紅茶を買うなら日本人オーナー経営の名店「ハッピー・ハンター」がオススメです。
インスタ映えを狙うならジャイプールにあるピンクシティの象徴・風の宮殿(ハワー・マハール)へ。
高さ6m、総延長約10kmの城壁が街を囲む旧市街のアイコン的存在で、姿を見られることを許されなかった宮中女性のため1799年に建てられた宮殿です。ほかにもジャイプールにある、歴代マハラジャの住居・シティ・パレスも見ごたえがありますよ!
レシピ提供 =ABCクッキングスタジオ
text = mogShore
photo = 大塚七恵
●記事内のインドの旅行情報は『るるぶインド(2018年10月9日発行)』に掲載した記事をもとに作成しています。