RAUのケーキはまるでアート!京都・四条河原町GOOD NATURE STATIONにある話題のスイーツショップ

RAUのケーキはまるでアート!京都・四条河原町GOOD NATURE STATIONにある話題のスイーツショップ

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京都の繁華街の中心、四条河原町に2019年7月オープンし、大注目を集めているトータルライフスタイル施設「GOOD NATURE STATION」。提供している商品・サービスも、今までの京都にないエッジの効いたスタイルを持つモノ・コトばかり。今回は、アートのようなお菓子を、お持ち帰りとイートインの2フロアで “持ち帰れるアシェットデセール”を提供するお店『RAU』をご紹介します。

Summary


まるでギャラリー!展示方法も新しい、スイーツshop『RAU』

京都の中心ともいえる四条河原町に起きた2019年最大のニュースといえば、『GOOD NATURE STATION』の誕生ではないでしょうか。もともとあった建物の中が変わるのではなく、ゼロからのスタートで、建築途中から京都市民の間で大きな話題になりました。

こちら4階から9階はホテルなのですが、そんなホテルのある建物の1階入ってすぐが、生鮮食品なども販売するマーケットになっています。旅行者が利用するホテルの1階がマーケットということに、まず驚き。

奥に進むと、プリペイドカードで自然派ワインが好きな量だけテイスティングできるワインサーバーが設置され、隣に設けられたフリーに使えるイートインスペースで味わえるなど、いままでの京都にはなかった仕組みがいっぱい。施設内を散策するだけで、新しい発見があります。

1階をさらに進むと現れるのが、今回ご紹介するパティスリー『RAU』。真っ白な壁に、直線と曲線を描く展示台。まるで、ギャラリーのような空間です。

手を触れていいのか、ダメなのか?迷うほど精巧につくられた展示物は、ホンモノ。もちろん、販売される商品は奥から出されますが、ショーケースの中ではなく、アートなお菓子(以下、デセール)そのものを、生で、細部に至る表現の美しさまで見て、選べます。

このままの状態で持ち帰れるのか心配になりますが、デセールひとつに箱1つ。さらに底を飴細工で固定し、動かないようにパッケージされます。取り扱いの丁寧さも、アート作品。箱を開けた人の顔を想像しながら、どのデセールを選ぶか、迷う時間も贅沢です。

セレブリティー気分になれる3階のパティスリーカフェ『RAU CAFE』

エレベーターで3階にあがると、オリジナルコスメブランド「NEMOHAMO」(根も葉も植物まるごとを低温真空抽出でエキス化した自然由来のコスメブランド)や、注目の職人や作家のクラフトを販売する「KASOKEKI」と並び、『RAU CAFE』があります。

ゆったりと配置されたテーブル。外に植えられた緑が、店内の窓から見渡せ、優雅な空間。


半歩先行くアイデアを形にした“持って帰れるアシェットデセール”

カウンターに並ぶデセールは、パティシエの松下裕介氏、ショコラティエの高木幸世氏、パティシエの奥田陽介氏の3人が協業して、つくりあげたもの。

いまでこそ一般的になった、デザートのみのコース料理・アシェットデセールのお店をいち早く東京で営んでいた松下氏が、「この皿盛りデザートを、なんとか家でも食べてもらうことはできないか?」と考え、試行錯誤のうえに“型”の中にデセールの世界を封じ込めることに成功。形や味の表現は、職人3人のチカラが結集したからこその奥行きの深さがあります。

bin 赤 1200円(税別)
bin 赤 1200円(税別)

鮮やかな赤がパッと目を引くデセール「bin赤」と、現在いちばん人気というモンブランスイーツ「yama」をチョイス。花瓶を模したデセールの表面に滴るしずくからも、みずみずしさが伝わってきます。チョコでコーティングされた中にはアールグレイのムース、ところどころにベリーのコンフィチュールや微妙なスパイスが感じられ、1つのデセールの奥深さに感動。

(手前)yama 1200円(税別)
(手前)yama 1200円(税別)

新しい形のモンブランを提案した「yama」は、雪で覆われた冬のモンブラン山のように真っ白。その白いクリームは驚くほどなめらかで、クリーミーな口どけに、ふんわりと栗を感じられるやさしい味。1個が1200円と高級スイーツではありますが、食後の満足感をおもえば、それだけの価値あり。

合わせた紅茶は和紅茶。風味の穏やかな紅茶は、デセールによく合います。

カカオコーラ800円(ボンボンショコラ1粒付き)
カカオコーラ800円(ボンボンショコラ1粒付き)


初めての味わい「カカオコーラ」と特別な人にあげたい極上ショコラ

ドリンクも注目の商品があるので、ご紹介!それが「カカオコーラ」。1階のマーケットでも原液が「カカオ生コーラ」の名前で販売されている、この店のオリジナル。
コスタリカ産のカカオニブを潰し、9種類のスパイスを配合、焦がしきび糖で甘さを加えた天然のコーラです。

カカオの皮やスパイスを潰した粒が浮かんでいるのがわかりますよね。さっぱりしていて、独特の風味があって、後味すっきり。炭酸の喉越しは好きだけれども、甘ったるい味が苦手な人にはかなりオススメです。日替わりのボンボンショコラが一粒ついてきますよ!

ボンボンショコラiro-iro/4粒入り1500円(手前から左回りにno.4-beni、 no.10-fuji、 no.11-lemon 、no.2-kasshoku)
ボンボンショコラiro-iro/4粒入り1500円(手前から左回りにno.4-beni、 no.10-fuji、 no.11-lemon 、no.2-kasshoku)

おみやげやプレゼント、バレンタインシーズンの勝負チョコにもオススメなのが「ボンボンショコラ」。こちらはカカオ豆からチョコレートになるまでの工程を一貫して行う“Bean to Bar(ビーントゥバー)”でつくられています。削ぎ落としたデザインで、味の違いを示すのは、細い一本のラインの色のみ。フランボワーズと柚子、カシスとライチ、パッションフルーツと生姜…など大人がそそられる組み合わせ。

ボンボンショコラiro-iro/9粒入り3300円
ボンボンショコラiro-iro/9粒入り3300円

パッケージは4粒、6粒、9粒、16粒があり、17種類のボンボンショコラから好きな味を選んで、組み合わせられます。カカオとフレーバーをどうやって融合させたのか、不思議なほどの調和で今までにないショコラ体験。ひと口味わえば、「この味、あの人にも食べさせてあげたいなぁ…」と誰かの顔が思い浮かぶはず。

美味しいものって、幸せな気分になりますね。毎日、頑張って働いているなぁと思ったら、たまのご褒美に贅沢なデセール&ショコラで満たされませんか? そんな甘い贅沢が、四条河原町の交差点から歩いて2分で愉しめますよ。

Photo:瀬田川勝弘
text:小西尋子


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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