「るるぶ金沢 能登 加賀温泉郷’21」スピンオフ! 編集担当による、役に立つかもしれない撮影裏話
「るるぶ金沢 能登 加賀温泉郷’21」は、2020年3月5日から好評発売中です!……が、実は、取材で撮影したのに惜しくも掲載できなかった写真や情報もあるのです。せっかくなので、編集担当のコメントとともに特別公開。よろしければ「るるぶ」本誌もご覧ください♪
金沢のシンボルといえば!「兼六園」のことじ灯篭
加賀藩前田家が約180年かけて造った大庭園「兼六園」は、灯篭や橋などの造形物と自然が織りなす景観美で有名なスポットです。この由緒ある庭園で、2年連続で「るるぶ」編集部が挑戦したのが……「ことじ灯篭」といかにオリジナルな写真を撮るかという、自称#ことじ灯篭チャレンジ……(汗)。試行錯誤の成果が、本に掲載している「サンドイッチことじ灯篭」です!何をしているんだと呆れられそうですが、素晴らしい庭園に感動したら、写真という形に残したくなるモノでして。
別カットはこちらの「手のりことじ灯篭」。「ことじ灯篭」は池沿いにあって目の前まで行けないので、どちらの写真も少し手前で撮影しました。「ことじ灯篭」の近くは記念撮影する人でいつも混雑していますので、撮影スポットに長居しない、撮影のために「ことじ灯篭」の前まで立ち入らないなど、マナーを守って楽しく撮影しましょう♪
■兼六園
住所:金沢市兼六町1
TEL:076-234-3800(石川県金沢城・兼六園管理事務所)
営業時間:7~18時(10月16日~2月末日は8~17時)
定休日:なし
料金:入園料320円
オトメの心をわしづかみ!?これは映える!石浦神社
「兼六園」のすぐ隣にあるのが「石浦神社」。大国主大神(おおくにぬしおおかみ)などを祀り、縁結びの社(やしろ)として信仰を集めてきましたが、近年はフォトジェニックスポットとしても注目されていると聞き、今回初めて訪れました。・・・確かに!映えます!まずは本に掲載された採用カットをご覧ください。
こちらは別カットです。上にも右にも左にも、水玉のおみくじが無数に結ばれていて、なんともいえないフォトジェニックな雰囲気なのです。帰りには社務所に寄って、色とりどりの水玉模様のお守り(初穂料800円)もチェックしてくださいね。
■石浦神社
住所:金沢市本多町3-1-30
TEL:076-231-3314
営業時間:境内自由(社務所は9~17時)
定休日:なし
ロケーションGOODな町家カフェは、内観もGOOD
金沢きっての観光エリア「ひがし茶屋街」のメインストリート・旧二番丁通りを正面に眺めるカフェ「波結(はゆわ)」。「るるぶ」では、窓の外が見える特等席の写真を掲載しています♪ちなみに上生菓子と抹茶のセットは1000円です。
こちらのお店、実は壁側の席もオススメで、朱色の壁を背景にアーティスティックな写真が撮れます。壁に飾られているのは九谷焼や漆など、石川県の作家の作品なので、休憩ついでに美術鑑賞もできますね。
■波結
住所:金沢市東山1-7-6
TEL:076-216-5577
営業時間:10時30分~18時(季節により変動)
定休日:なし(臨時休業あり)
主計町茶屋街の橋で、暮れなずむ街を激写!
浅野川左岸に茶屋建築が立ち並ぶ「主計町(かずえまち)茶屋街」。路地裏散策も楽しい、風情ある街並みが特徴ですが、ライトアップされる日没前後はさらに幻想的な雰囲気に。写真は「るるぶ」に掲載の「中の橋」から撮った1枚です。この日は月がとっても綺麗でした。
上の写真奥に見えていた「浅野川大橋」で撮影した別カットがこちら。「中の橋」は歩行者専用の橋ですが、「浅野川大橋」は車道もある大きい橋なので、ライトアップの光も煌々として賑やかな印象になりますよ。
ずっと気になっていた、ひゃくまんさんの後ろ姿
石川県の観光PRキャラクター「ひゃくまんさん」。JR金沢駅の観光案内所に鎮座していますが、「八百萬本舗(やおよろずほんぽ)」の2階にもいらっしゃいます。ここでは「るるぶ金沢 能登 加賀温泉郷’21」表紙のように、金屏風の前で写真撮影ができますよ。石川県の伝統文化を体中にまとったデザインなので、脇腹(?)には「兼六園」の「ことじ灯篭」も描かれています。個人的には、頭の後ろの「石川県」という毛筆にホレボレしました。
■八百萬本舗
住所:金沢市尾張町2-14-20
TEL:076-213-5148
営業時間:9時30分~18時
定休日:不定休
もっと詳しく知りたい方は、好評発売中の「るるぶ金沢 能登 加賀温泉郷’21」をご覧ください!
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、2020年3月発行『るるぶ金沢 能登 加賀温泉郷’21』の掲載記事をもとに作成しています。