ついついお酒がすすみます。京都の夜のお楽しみ、花街・先斗町さんぽ
鴨川と木屋町通りに挟まれた先斗町エリアは、夏に川床でにぎわうことで知られる京都の花街のひとつ。祇園とはまたちょっと違った雰囲気を楽しむことができます。京都らしい風情ある路地には飲食店がずらりと並び、どこに入ろうか迷うほど。気軽に食事ができる店がいくつもあるので、花街だからと気負わずにおいしいお酒とお料理をいただきましょう。
京あめCrochet 京都本店
キュートな見た目は贈り物にピッタリ!いまどきのエッセンスを加えた京菓子
伝統技術に西洋の要素を加えてできあがった「Crochet」の京あめは、カラフルで繊細なデザインが光ります。食べるのがもったいなくて、部屋に飾っておきたくなるほどキュート。フレーバーは、梅や黒糖などの定番に加えて、フランボワーズやアップルサイダーなどのいまどきの味もそろい、季節限定の味まで約30種類ほどもあります。なかでも、京都本店限定のフレーバーは見逃せません。試食もできるので、気になるものは食べてチェック!好きなフレーバーはもちろん、かわいいカラーのものなど、欲張ってあれこれ買い込んでしまいましょう。
永楽屋本店
「辛いもの」と「甘いもの」どちらもそろう!京都らしい味の一品
「永楽屋」は京佃煮などの辛いものと、焼菓子、羊羹などの甘いもの、どちらも取り扱う老舗。辛いもののイチオシは、京佃煮の「一口椎茸」。小粒椎茸をじっくり炊き上げたまろやかな佃煮は、ご飯のお供にピッタリです。甘いものなら、寒天と砂糖から作られた和菓子「柚子こゞり」。まるで宝石の琥珀ようなやわらかな輝きが目を楽しませてくれます。京都らしいおみやげを探したいなら、ぜひ立ち寄ってみて。
seisuke88 本店
バックもポーチもそろえたい!レトロなのにモダンなファブリックにうっとり
「文様が綴る物語」をテーマにものづくりをするファクトリーブランド。ここで作られるバッグやポーチは、とにかく柄がおしゃれ!約150年前の図案集を現代に甦らせたという模様は、レトロでありながらモダンで、鮮やかな色使いにうっとりしてしまいます。トートバッグやがま口、ポーチのほかたくさんのアイテムが展開されているので、同じ柄でそろえるのもステキです。
串カツ&ワイン 侘家洛中亭
串カツなのにあっさり軽やか!鴨川を眺めながらディナーを楽しもう
先斗町は鴨川ビューの店が多く、景色を楽しめるのが魅力。「串カツ&ワイン 侘家洛中亭」もそんな店のひとつです。串カツのメニューは、京丹波産の京都ポークや黒毛和牛、天使の海老など多彩。軽い衣であっさりとした食べ口なので、ついつい箸が進んでしまいます。串カツに合うワインもそろっているので、グラスを傾けながらゆっくりディナーを楽しみましょう。
Alphabet Ave.
京都の夜はここから!心地良い音楽とおいしいお酒でほろ酔い気分
のんびりディナーのあとは、バー「Alphabet Ave.」へ。心地良い音楽が流れる店内で、ゆっくりお酒を楽しむことができます。ほろ酔い気分で眺める鴨川はなんだか幻想的。川のせせらぎに耳を澄ませて、穏やかなひとときを過ごせます。
茶香房 長竹
ほろ酔い気分にやさしい甘さが染みる!お酒のあとの締めパフェ&甘味はいかが?
お酒を楽しんだあとは、「茶香房 長竹」で締めのスイーツを。ここは茶房ながら、なんと、22時まで営業しています。持ち帰りできる抹茶大福が有名だけれど、抹茶のパフェや抹茶あんみつなど、店主お手製の抹茶スイーツも絶品と評判です。ほろ酔いの頭と体に、ほどよい甘さが染みわたって、1日の終わりをしあわせ気分で迎えられますよ。
レトロな町並みと、店先を照らすほのかな灯り、行き交う人々など、先斗町エリアは京都の風情がたっぷり漂うエリア。花街らしい雰囲気はカメラ片手に歩くだけでも楽しめますが、気になるスポットを見つけたら、ぜひ足を止めて立ち寄ってみてください。散歩がもっともっと楽しくなりますよ。
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