北海道にある恋人たちの聖地、”愛国駅~幸福駅”へ!
1970年代、同駅間を結ぶ乗車券が「愛国から幸福ゆき」と書かれていることがテレビで紹介され、一大ブームに。「愛国駅」と「幸福駅」は、カップルを中心に憧れの地となりました。現在、鉄道は廃線となってしまいましたが、2つの駅舎は残され、今でも恋人たちの聖地として愛され続けています。『るるぶ十勝 帯広 ガーデン街道』に掲載の記事の中から、この2つの駅についてご紹介します。
幸福を願う人が訪れる、帯広を代表する観光スポット『幸福駅』
NHKのテレビ番組で紹介されたことをきっかけに一大ブームを起こした、旧国鉄広尾線の駅。昭和62年(1987)に廃線・廃駅となりましたが、現在も多くの人が訪れています。2013年に老朽化のため全面リニューアルされ、木造駅舎などが当時の趣もそのままに改修されました。同時に造られた「愛の泉」などの施設も。
旧駅舎の木材を再利用して改築された駅舎の内部の壁には、当時と同じように名刺や写真を貼ることができます。
プラットホームには旧国鉄・広尾線として帯広~広尾間を走った車両2台が保存されています。対面式の座席が並ぶ車内は自由に見学ができ、展示、休憩スペースも。
■幸福駅(幸福ふれあい広場)
住所:帯広市幸福町東1線161
TEL:0155-22-8600(帯広観光コンベンション協会)
営業時間:見学自由
定休日:見学自由
蒸気機関車が残されたプラットホームが、ノスタルジックな『愛国駅』
幸福駅と同じくブームとなった、もうひとつの旧国鉄広尾線の駅跡。現在は愛国交通記念館として一般開放されています。屋内に当時のきっぷや古い写真が展示され、野外には蒸気機関車も置かれているんですよ。(12~3月はサビ防止のためシートで保護され見学できません)
一大ブームとなった「愛国から幸福ゆき」のきっぷは、今でも愛国・幸福駅前の売店で購入することができます。レトロなきっぷは、旅の記念にもぴったりですね
■愛国駅(愛国交通記念館)
住所:帯広市愛国町基線39-40
TEL:0155-22-8600(帯広観光コンベンション協会)
営業時間:9~17時
定休日:無休(12~2月は日曜日のみ開館)
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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『るるぶ十勝 帯広 ガーデン街道』に掲載した記事をもとに作成しています。