ノスタルジック! 茅葺き民家が軒を連ねる 福島・大内宿の宿場町さんぽ

ノスタルジック! 茅葺き民家が軒を連ねる 福島・大内宿の宿場町さんぽ

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江戸時代の茅葺き民家が現存する大内宿は、南会津の人気観光地です。かつて、会津若松と日光を結ぶ街道の宿場町として栄えました。当時の面影を残す町並みを散策し、江戸の雰囲気に浸りましょう。名物そばや、民芸雑貨、食べ歩きグルメも見逃せません!

Summary

旅人気分で散策したい、山あいに広がる日本の原風景


大内宿は、江戸時代に多くの旅人が立寄った、かつての集落の宿場町です。昭和56年(1981)に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されると、本陣などの復元整備が行われ、年間120万人もの観光客が訪れる人気の観光地に発展しました。山あいに突然現れる賑わいに、タイムスリップしたような旅の感動が味わえますよ。

歴史を紐解く史料館にも寄ってみましょう

大内宿のほぼ中心にあり、参勤交代の際に歴代会津藩主の休憩所となっていた本陣を復元しています。お殿様が休憩した上段の間や檜風呂など、当時の様子が垣間見られます。当時実際に生活で使われていた民具や農具も展示されていて、囲炉裏には毎日火がおこされています。

■大内宿町並み展示館
 住所:福島県下郷町大内山本8
 TEL:0241-68-2657
 営業時間:9時~16時30分
 定休日:なし
 料金:入館料250円

大内宿グルメの代表格!そば通も認めるトップクラスの品質を誇る名物そば

信州高遠藩で育ち、会津藩主となった保科正之が大好きだった手打ちの「高遠そば」1320円。薬味を兼ねた箸は新鮮なとれたて長ネギです。
こういう風に、長ネギをお箸替わりにいただいてみましょう。テレビでご覧になった方もいるかもしれない、超有名店です。


昔ながらの風情ある外観も魅力のひとつ。晴れた日は、縁側でお食事することもできますよ。

■大内宿 三澤屋
 住所:福島県下郷町大内山本26-1
 TEL:0241-68-2927
 営業時間:10~16時
 定休日:なし(1月第2週の月~金曜は休業)

濃厚な天然クルミをそばに絡めてどうぞ。郷土グルメの食べ歩きも楽しい!

200年前に建てられた茅葺きの民家を改築したそば屋さんは、地場の良質なそばの実を天日乾燥させたあと、石うすで挽き、手打ちするという本格派です。すった天然クルミをタレに入れて食べる名物そば「天然くるみそば」1300円は、口当たりもまろやか。


宿場町をそぞろ歩きながらいただく、郷土グルメも魅力のひとつです。「そばがき団子」1本150円は、そば粉ともち米を合わせた生地を、一度ゆでてから油で揚げたものです。注文すると、甘辛いみそダレをかけてくれます。一口食べれば、そばの香りが鼻から抜けていきます。

■金太郎そば山本屋
 住所:福島県下郷町大内山本15
 TEL:0241-68-2912
 営業時間:9~17時
 定休日:不定休(12~3月は要予約)

民芸品みやげも宿場町の楽しみ!

素朴な表情の人形や、手作りちりめんの飾り物など、おみやげにいかが?店頭にカラフルな飾りお手玉が並ぶ「本家 叶屋」を覗かずに通り過ぎられる人はいない、というくらいかわいい民芸品がぎっしり。ちりめんお手玉は各450円。2つ以上買うと、籠が付いてきます。セットでおみやげにしたいですね!
山ぶどうかごバッグは5万円~。職人が丹精込めて作った網代編み朝顔型バッグです。100年は使えるという丈夫な仕上がりです。
飾りお手玉など、カラフルなちりめん民芸品の専門店です。山ぶどう蔓を使ったものには、お財布などもあります。

■本家 叶屋
 住所:福島県下郷町大内山本48
 TEL:0241-68-2954
 営業時間:8~17時
 定休日:不定休(12~3月は要問合せ)

そぞろ歩いて、名物のおそばを堪能し、カワイイおみやげも買える大内宿。おでかけの候補にいかがですか?

掲載している「大内宿」についてもっと詳しく知りたい方は発売中の「るるぶ会津 磐梯 福島'21」をご覧ください。


●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は「るるぶ会津 磐梯 福島'21」の過去に掲載した記事を元に作成しています。

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