KV_旭山動物園

【2025年最新版】旭山動物園の見どころ完全ガイド|人気みやげ&園内グルメも

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昭和42年(1967)に開園した日本最北の動物園。約15万㎡の敷地内に約100種の動物たちが暮らしています。「ぺんぎん館」「あざらし館」など、動物の野生の能力を引き出す「行動展示」を日本で初めて実施したパイオニア。ショップやレストランなども充実しています。現在は全国各地から人々が訪れる人気施設を徹底解剖します!

Summary

北海道・旭川市にある旭山動物園は、動物たちの“行動展示”で知られる日本屈指の人気スポット。ホッキョクグマやペンギン、アザラシなどが自然に近い姿で過ごす様子を間近で観察できるのが魅力です。この記事では、旭山動物園の見どころや注目の展示、園内で楽しめるグルメや人気みやげまで、写真付きで詳しくご紹介します。

旭山動物園を楽しむための3つのポイント

多くの人を惹きつけてやまない、旭山動物園ならではのポイントを3つ紹介しましょう。


ポイント① 行動展示

水中のカバ
水中を歩くかばの姿を見ることができる

日本の動物園に「行動展示」というスタイルを確立したのが旭山動物園です。「行動展示」とは、動物が本来持っている、野生の能力を引き出す展示方法。動物の習性や特徴を研究し、工夫とアイデアにあふれた環境を作り出しているため。動物たちのイキイキしたを姿を見ることができます。

ポイント② もぐもぐタイム

ホッキョクグマ
豪快にダイブしてエサを食べるホッキョクグマ

動物の野生の本能がもっとも現れる食事シーンが見られる「もぐもぐタイム」。同時に飼育展示スタッフが、動物の行動や習性を分かりやすく解説してくれます。園内の掲示以外に公式サイトでも、その日の実施時間を案内しています。

ポイント③ 冬の動物園

「サル団子」
ニホンザルの「サル団子」は冬ならでは光景

積雪はもちろん、気温もマイナス20度以下になる旭川の冬でもイキイキと暮らす動物たちを観察できる旭山動物園。雪まみれになって遊ぶホッキョクグマや、寒さの中でサルたちが身を寄せ合う「サル団子」が見られることもあります。

ぺんぎん館・あざらし館など人気の動物舎8選

旭山動物園に行ったら「ココははずせない!」動物舎8つを紹介。3つのポイントをおさえながら、それぞれのみどころをチェックしましょう。

人気動物舎 ①ぺんぎん館

現存するペンギンのなかで2番目に体が大きいキングペンギンのほかフンボルトペンギン、イワトビペンギン、ジェンツーペンギンの計4種を一緒に展示。それぞれのペンギンの違いや、水中トンネルで泳ぐ様子、陸の上をゆっくりと歩く姿などに注目です。「もぐもぐタイム」では、ペンギン4種の違いなどを解説しながら食事を与えます。

泳いでいる姿を見るなら、開園直後の早い時間がおすすめです
泳いでいる姿を見るなら、開園直後の早い時間がおすすめ
旭山動物園 水中トンネル
水中トンネルから見ると、より間近で観察できる
旭山動物園のキリン。雪の上をキングペンギンの集団がヨチヨチ歩く「ペンギンの散歩」は冬期の積雪期に実施
雪の上をキングペンギンの集団が歩く「ペンギンの散歩」は冬期の積雪期に実施

人気動物舎 ②あざらし館

ゴマフアザラシのほかオオセグロカモメも一緒に暮らしています。円柱水槽の「マリンウェイ」や大水槽、屋外放飼場が全部つながっており、あらゆる角度からアザラシの様子を観察できます。1頭1頭模様が異なるので、解説パネルなどの個体紹介を見ながらじっくり観察するのも楽しみ。

旭山動物園。2頭が交差できるほど太い円柱状の水槽をアザラシが上昇&下降
2頭が交差できるほど太い円柱状の水槽をアザラシが上昇&下降
旭山動物園のアザラシ「もぐもぐタイム」には胴体を使って陸上を進む姿などを観察できます
「もぐもぐタイム」には胴体を使って陸上を進む姿などを観察できる
真冬の特に寒い日はヒゲの先におりてきた水が凍ることもしばしば
真冬の特に寒い日はヒゲの先におりてきた水が凍ることもしばしば

人気動物舎 ③ほっきょくぐま館

柵のない放飼場と大水槽の2カ所で展示。陸上をノシノシと歩く姿や、水にダイブしたり、水中を泳いだり遊具で遊ぶところなど、さまざまな姿を観察できます。冬の時期の動きや体にも注目です。

旭山動物園のホッキョクグマ
大水槽にダイブしたり泳いでいる様子を見ると、泳ぐのに適した流線形の体型をしているのが分かる
旭山動物園 氷の下にいるアザラシの視点でホッキョクグマを観察できる「シールズアイ」
氷の下にいるアザラシ(英語でシール)の視点でホッキョクグマを観察できる「シールズアイ」も人気
旭山動物園のアザラシ「もぐもぐタイム」
「もぐもぐタイム」には大水槽に投げ込まれた魚めがけて水中に飛び込む様子を見られ、行列ができることも多い

人気動物舎 ④きりん舎

屋外放飼場はキリンと人が同じ目線になるつくりで、キリンの顔が間近に迫ってくることも。身長がわかる目盛りもあります。「かば館」の地下に、屋内からガラス越しにキリンを観察できるスペースもあります。

旭山動物園のキリン
地面に生えた草ではなく木の葉を食べる。食べたいものがあれば観覧スペース近くの手すりまで首をのばしてくることも
旭山動物園「かば館」の屋内から見ると長い足が目の前に!
「かば館」の屋内から見ると長い足が目の前に!
旭山動物園のキリン「もぐもぐタイム」の解説
「もぐもぐタイム」の解説では、アミメキリンの細部の特徴や生態の話などが興味深い

人気動物舎 ⑤かば館

屋内外に放飼場があります。注目は屋内で、カバが水中を自由自在に泳ぎ回る姿を見られます。カバのこんなアクティブな様子は、日本の動物園ではあまり見られない画期的な展示。2024年秋から魚との共生展示もスタートしました。

旭山動物園のカバ
プール内を動き回るカバの姿をアクリル越しに観察できる
旭山動物園のカバ。食事の際に見られる大きな口やキバは迫力満点
食事の際に見られる大きな口やキバは迫力満点

人気動物舎 ⑥おらんうーたん館

オランウータンが生息する熱帯雨林のジャングルを、ジャングルジムや鉄柱で再現しています。ボルネオオランウータンが100kgを超える巨体を揺らし、地上17mの地点にあるロープを渡っていく姿は圧巻です。

旭山動物園のキリンではオランウータンが生息する熱帯雨林のジャングルをジャングルジム鉄柱などで再現
オランウータンが生息する熱帯雨林のジャングルをジャングルジム鉄柱などで再現
旭山動物園のオランウータン「もぐもぐタイム」では手足の器用さを観察できます
「もぐもぐタイム」では手足の器用さを観察できる

人気動物舎 ⑦レッサーパンダ館

放飼場から向かいの高い木まで吊り橋を渡してあり、木の上で生活することが多いレッサーパンダは、その橋や木の上にいることが多くあります。なかには木のてっぺんまで登る個体も。

旭山動物園のレッサーパンダ館
高い場所に新遊具も設置。日よけが付いているので暑い日も快適
旭山動物園のレッサーパンダ館「もぐもぐタイム」
前脚を器用に使ってリンゴなどをつかんで食べる様子を見られる「もぐもぐタイム」

人気動物舎 ⑧さる山

見学通路は放飼場を囲むようにスロープ状になっています。さる山の上から全体を見たり、下の屋内から間近に眺めたり、いろいろな目線でニホンザルを観察。ニホンイノシシと共生展示をしています。

旭山動物園 冬には雪の中、ニホンザルの「サル団子」を各所で見られます
冬には雪の中、ニホンザルの「サル団子」を各所で見られる
旭山動物園のニホンザル「もぐもぐタイム」はさる山の下の方で実施
「もぐもぐタイム」はさる山の下の方で実施。オスとメスの第1位のサルの強さがわかる

動物園ならではの人気みやげ&園内グルメ

おみやげにピッタリな動物がモチーフのかわいいアイテムやお菓子がいっぱい。旭山動物園の元飼育員で『あらしのよるに』などで知られる絵本作家・あべ弘士さんのイラストを使用したグッズにも注目。グルメは北海道らしいメニューがたくさんあります。ココでは代表的なものを少しだけ紹介します。

販売・提供ショップは次のとおりです。なお、商品の価格や内容は変更になる場合や、店舗により異なる場合があります。

(A)Museum Shop・Cafe ASAHIYAMA
(B)旭山動物園くらぶ いこいの広場SHOP
(C)旭山動物園中央売店「Asahiyama ZOO SHOP」&旭山動物園中央食堂
(D)旭山動物園くらぶ こもれびの丘SHOP
(E)テイルンテイル&カムイチカプ

人気みやげ【お菓子】

あさひやまどうぶつえん かりんとう 各324円
「あさひやまどうぶつえん かりんとう」各324円。販売店は(B)(D)(E)
「アイスボックスクッキー ゴマフアザラシ(左)」540円(12枚入り)、「コロロンあざらしくん(右)」350円(7枚入り)。販売店は(C)
「アイスボックスクッキー ゴマフアザラシ(左)」540円(12枚入り)、「コロロンあざらしくん(右)」350円(7枚入り)。販売店は(C)

人気みやげ【雑貨】

マヌルネコをモチーフにしたぬいぐるみ「はさまぬる」2530円。販売店は(B)(D)
マヌルネコをモチーフにしたぬいぐるみ「はさまぬる」2530円。販売店は(B)(D)
旭山動物園オリジナルミニタオル
ホッキョクグマ親子をデザインした「旭山動物園オリジナルミニタオル」550円。販売店は(C)

人気みやげ【あべ弘士さんグッズ】

こっちシール 1枚210円。園内の「こっち」看板がシールに。販売店は (A)(C)
「こっちシール」1枚245円。園内の「こっち」看板がシールに。販売店は(B)(D)

園内グルメ【スイーツ】

オオカミくん焼き
エゾオオカミをモチーフにした今川焼「オオカミくん焼き」300円。あんことクリームの2種があります。販売店は(A)
おしりソフトクリーム
ホッキョクグマのおしりの形のクッキー付きバニラソフト「おしりソフトクリーム」450円。販売店は(B)

園内グルメ【ランチ】

旭山醤油ラーメン
ゴマフアザラシの顔デザインの海苔が付いた「旭山醤油ラーメン」900円。販売店は(C)

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書影

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●この記事は「るるぶ北海道’26」に掲載の記事を元に作成しています。

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