
ホッキョクグマやペンギンを間近で!人気の「旭山動物園」に行こう
昭和42年(1967)開園の日本最北の動物園。一時は入園者数の減少で閉園の危機もありましたが、理想の動物園を作る夢を諦めなかった飼育展示スタッフたちの努力で、現在では年間140万人が訪れる全国区の人気施設へと成長しました。多くの人を惹きつけてやまない、旭山動物園ならではの4つのポイントを「るるぶ北海道’21」の掲載記事から紹介します。
Summary
旭山動物園だからこそ人気!4つのポイント

ポイント①行動展示
旭山動物園の特徴である「行動展示」は、動物の野生の能力を最大限に引き出す展示方法。動物それぞれの習性や特徴が研究され、工夫を凝らした環境が作られています。

ポイント②もぐもぐタイム
動物の能力が最も発揮される食事シーンを、名物の「もぐもぐタイム」で見られる。飼育展示スタッフが、動物の行動や習性をわかりやすく解説します。公式ホームページやTwitterでも実施時間を発信しているので、事前にチェックしておきましょう。

ポイント③共生展示
自然界で同じ生息域にいる動物を一緒に展示する「共生展示」。野生下に似た緊張感が生まれ、動物本来の生命力が引きだされるのだそう。

ポイント④あべ弘士さんのイラスト&オブジェ
旭山動物園の元飼育員で、『あらしのよるに』などで知られる絵本作家・あべ弘士さんのイラストが園内の各所に。動物園グッズや園内の看板にも、あべさんのイラストが使われています。アートに注目して巡ってみて!

必見の動物舎①ス~イスイ空飛ぶ!?「ペンギン」

体の大きなキングペンギンや泳ぎの得意なジェンツーペンギンなど4種類を飼育。頭上をペンギンが泳ぎ回る水中トンネルや屋外放飼場で、そのかわいらしい姿を観察できます!


必見の動物舎②円柱水槽を自由自在に行き来する「アザラシ」

旭山動物園でも1、2の人気を誇る施設。ゴマフアザラシのほか、オオセグロカモメやオジロワシも展示しています。大水槽とマリンウェイ、屋外放飼場がつながっていて、あらゆる角度からアザラシを観察できますよ。


必見の動物舎③ザッパーン!「ホッキョクグマ」の豪快ダイブ!

大水槽と屋外放飼場の2カ所で展示していて、水中を泳ぐ姿や陸上をノシノシ歩くところなど、ホッキョクグマのさまざまな動きも観察できます。水中ダイブを見るなら、もぐもぐタイムが狙い目!


必見の動物舎④“凛々しい生き様”昔の北海道の森を再現「オオカミ&エゾシカ」

100年前の北海道の森をイメージした施設。絶滅したオオカミと、それによって増えすぎたエゾシカが、隣り合った施設で展示されています。どちらの動物も、あらゆる角度から観察できるよう工夫されています!


リアルな行動展示のフィギュアも「公式ガチャガチャ」

リアルな行動展示のフィギュアは、有名なあの海洋堂が手がけた逸品。動物たちの生き生きとした動きが表現されています。ガチャガチャは東門や正門などにありますよ。

■旭川市旭山動物園
住所:旭川市東旭川町倉沼
TEL:0166-36-1104
営業時間:
●夏期 2020年4月29日(祝)~10月15日(木):9時30分~17時15分(最終入園は16時) 2020年10月16日(金)~11月3日(祝):9時30分~16時30分(最終入園は16時)10時~18時30分LO
●冬期 2019年11月11日(月)~2020年4月7日(火)、 2020年11月11日(水)~2021年4月7日(水):10時30分~15時30分(最終入園は15時)
定休日:2020年4月8日(水)~28日(火)、11月4日(水)~10日(火)、12月30日(水)~2021年1月1日(祝)
料金:入園820円(中学生以下無料) ※4月29日以降入園 1000円
駐車場:無料500台、ほか民間駐車場多数
掲載した旭山動物園情報をはじめ、北海道についてもっと知りたい方は、『るるぶ北海道'21』をご覧ください。

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『るるぶ北海道'21』に掲載した記事をもとに作成しています。