レトロ建築は洋館だけじゃない!函館で行きたい注目の和カフェ3選
国際貿易港として早くから外国の文化を取り入れてきた函館には、和洋折衷をはじめとする歴史ある建築物が多く残っています。近年はそれらを改装したおしゃれなカフェが急増中です。「るるぶ北海道'21」の掲載記事からご紹介します。
酒問屋だった当時の品々が残るカフェ「茶房 菊泉」
大正10 年(1921)築の純和風の切妻屋根が目を引く建物は、大正時代に「菊泉」という銘柄を販売していた酒問屋でした。切妻造の外観や店内の中廊下などは、当時のままの姿を残しています。酒問屋だった当時の貴重な品々が配されていますよ。手作りの餡や白玉を使用した和スイーツのほか、食事メニューも充実しています。
■茶房 菊泉
住所:函館市元町14-5
TEL:0138-22-0306
営業時間:10~17時
定休日:木曜(祝日の場合は営業)
アクセス:電停末広町から徒歩7分
駐車場:なし
【予算】1000円~【予約】不可【席】カウンター5席/テーブル12席/座敷28席
当時の大正ガラスなどが残る「茶房 旧茶屋亭」
明治末期築、海産物問屋兼住宅として使用されていた和洋折衷住宅。店内はヨーロッパの家具やステンドグラスが配された異国情緒漂う空間です。スイーツは手作りの寒天や白玉を使った和風がメインで、作り置きはせずにオーダーを受けてから作っています。店内の一角には抹茶を点てるスペースがあり、本格的な抹茶も楽しめますよ。
■茶房 旧茶屋亭
住所:函館市末広町14-29
TEL:0138-22-4418
営業時間:11時30分~17時
定休日:木曜
アクセス:電停十字街から徒歩2分
駐車場:4台
【予算】1000円~【予約】可【席】テーブル22席
大正モダンな雰囲気が心地いい「茶房ひし伊」
大正時代の質蔵だった建物を利用した店。函館のリノベーションカフェの先駆け的な存在で、アンティークの調度品の数々は、オーナーが趣味で集めたもの。小物などのアンティーク品を販売するショップも併設しています。
■茶房ひし伊
住所:函館市宝来町9-4
TEL:0138-27-3300
営業時間:11~18時
定休日:無休
アクセス:電停宝来町から徒歩2分
駐車場:8台
【予算】1000円~【予約】不可【席】カウンター4席/テーブル32席
掲載したカフェ情報をはじめ、北海道についてもっと知りたい方は、『るるぶ北海道'21』をご覧ください。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は『るるぶ北海道'21』に掲載した記事をもとに作成しています。