プロカメラマンに教わる!可愛さ8割増しの「撮られ方講座」に潜入
SNSが普及した今、アイコン写真をはじめ、自分が写った写真がオンラインで拡散される機会も増えてきましたよね。かわいく写りたいと思っていても、写真写りに自信がない、撮影されるのが苦手という女子は意外と多いのではないでしょうか? そんな人にぴったりの2時間講座を発見! その名もズバリ、「『1日で簡単に写真写りが良くなる』写真の撮られ方教室(女性限定)」。さっそく潜入してきました!
写真写りが悪い原因の9割はメンタル⁉
訪れたのは、教えたい人と学びたい人をリアルにつなぐ学びのマーケット「ストアカ」が運営する講座。気軽にオンラインから申し込める上に、入会金なしで1回から参加できるとあり、人気を集めています。
講師を務めるのは、これまで何人もの女優さんやタレントさんを撮影してきたプロカメラマンの橘田龍馬さん。橘田さんは「ストアカ」の中でも大人気の講師だそう。原宿にある橘田スタジオ兼事務所に、取材日は筆者含め10名が集まりました。
皆さん「昔から写真嫌いで、いつもほぼ写真に写りません」「友達と撮るとき、自分をよく見せたいというプレッシャーで顔が引きつります」などなど、こじらせた苦手意識を抱えている模様。
「写真は9割がメンタルです。勝手に自分を追い込んでいるのかもしれませんね。撮影中に目をつぶっちゃってもいいんです、1枚いい写真があればいい。そう思うとすごく楽ですよ」という橘田さんの言葉に、みなさんの緊張も次第にほどけていきます。
ナチュラルさの鍵は“傾き”!
まずは「マスターするだけで写真写りが一変する」という立ち方から。カメラに正面を向けると写る体の面積が大きくなるので、カメラに対して斜め45度になるよう立つのが基本。そうすることで“細見え”し、女性らしい体のラインが出て柔らかい印象になり一石二鳥なんです。
その上で、より体をリラックスさせるために体の重心を片足ずつ交互に入れ替え、重心を置かない方の足の力を抜けば、表情も自然と和らいでナチュラルになるのだそう。
さらに、「赤ちゃんに話しかけるとき、人は自然と首が傾きますよね。実は本当にリラックスしているとき、首が軽く傾くものなんです。だから、顔が笑っているのに首がまっすぐだと、どうしても嘘くさい印象になってしまいます」と橘田さん。
あえて、少しだけ首を傾けて写真に写ることで、とてもナチュラルな印象になると教えてくれました。
誰でもできる! いい表情を引き出す“魔法の妄想力”
目を大きく開ける、口角を上げるといった、小さい頃から刷り込まれてきた「写真映えテクニック」は、“鏡を見るとき以外、普段の生活ではしない不自然な表情”なのですべてNGだそう。目から鱗の教えばかりです。
橘田さん曰く、人物を撮るときは、表情を作ってもらうのではなく、コミュニケーションを深めながら相手の感情を引き出しているのだとか。
「例えば今、友達の結婚式にドレスを着て参加している自分を想像してみてください…。不思議なことに自然と背筋が伸びませんでしたか? 実際にその場にいないのに、思い浮かべるだけで姿勢まで変わってしまう…。これが“妄想力”のなせる技。妄想力さえ使えば豊かな表情や姿勢が自然と引き出されるのです」。
「自分に自信がなくて、せっかくの才能を輝かせられない女性がとても多いと感じています。写真写りがよくなれば、普段の自分に自信を持つきっかけになるはずです」と橘田さん。
立ち方や首の傾け方、魔法の妄想力で感情を引き出すだけで、見違えるほど写真写りが良くなる“橘田メソッド”。ぜひ、チャレンジしてみて!
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