アロマオイルでは味わえない癒しの香り。老舗の香木店で匂袋作り体験!

アロマオイルでは味わえない癒しの香り。老舗の香木店で匂袋作り体験!

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半蔵門駅から徒歩1分。京都に本店を構える「山田松香木店 半蔵門店」は、お香や線香、匂袋など扱う香木専門店です。香木とは樹木から採れる香料のことで、伽羅(きゃら)や沈香(じんこう)、白檀(びゃくだん)などが代表的です。これらの芳しい香りはリラックス効果をもたらすとされ、密かに話題になっているんだとか! そこで、この「山田松香木店 半蔵門店」を訪れ、香木を使ったオリジナルの香り作りを体験してきました。

Summary

上品なお香の香り漂う店内へいざ潜入! 初めて見る光景にわくわく

店内には和小物のようなかわいらしい匂袋やお香のほか、「山田松香木店」を象徴する香木の原木、香道に関連する道具なども販売されています。それらの上品で落ち着いた香りが店中に漂い、いるだけで心が解きほぐされていくような感覚に!
歴史を感じずにはいられない壁一面の薬箪笥は、まるで漢方薬店のよう。この引き出し一つ一つに、香木や香りの元となる原料が格納されているというから驚きです。

“匂袋作り体験”で自分だけの香りを調香しよう!

さて、お待ちかねの匂袋作り体験の時間です! まずは匂袋の柄選びから。さまざまな色柄の中から1つをセレクト。
香りの元となる香原料は、白檀(びゃくだん)、桂皮(けいひ)、丁字(ちょうじ)、大茴香(だいういきょう)など数種類。これらをすべて使い、匂袋の香りのベースを作っていきます。
数種類の香原料を小鉢の中で混ぜます。白檀の甘い香りがふわっと漂いますが、混ぜていくほどに徐々に香りが他の香原料と馴染み、なんとも言えない絶妙な具合に変化していきます!
香原料を混ぜたら、自分好みの香りへ作り上げていく工程へ。香りの好みに合わせて爽やかな香り、甘い香りなどスタッフの方がアドバイスしてくれます。混ぜ続けていると、だんだん鼻が香りに慣れてしまうので感覚を研ぎ澄ませて!

いよいよ完成!私だけのオリジナル匂袋

調香した香料を袋へ詰めれば完成。調香してすぐは香りが強く出ますが、時間が経つとちょうどいい具合に落ち着いていくとのこと。残った香料も持ち帰ることができます。

完成した匂袋は、衣服に香りを移したりそっとバッグにしのばせたり、扉の取っ手やハンガーにかけて香りを漂わせるのにも使えます。和小物好きな友人への贈り物にもぴったり!

体験は事前予約が必須です。毎週火曜と金曜に匂袋作りか煉香作り体験のどちらかが開催されるので、電話で確認しておきましょう。

平安時代から続く香木の伝統文化にふれ、香りのリラックス効果で充実した時間が過ごせる山田松香木店。古き良き香りの世界に足を運んでみてください。

text:左近純子

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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