わざわざ足を延ばしたい!あっと驚くエンタメ感いっぱいの“極上グルメ”レストランが川越に誕生
都心から電車で1時間ちょっと、城下町の風情を残す小江戸・川越。日帰り観光にぴったりの川越に、わざわざ訪れる価値ありのレストラン「SENTIAMO(センティアーモ)」がオープンしたと聞いてやってきました。完全予約制のこのお店、遊び心あふれるおまかせフルコースがエンタメショーのように目の前で繰り広げられ、とっても贅沢な時間が過ごせるんです!
Summary
ディナーまでは蔵造りの町並みが美しい川越を散策
レストランのディナータイムまでは川越観光を楽しみましょう。西武新宿線・本川越駅や東武東上線・川越駅から徒歩圏内に観光スポットが集まっているので、電車でのアクセスが便利です。
本川越駅東口から徒歩5分ほど、仲町交差点~札の辻交差点の約700mが「川越一番街」という蔵造りの町並みが続く場所。黒漆喰の壁と鬼瓦の屋根が特徴の、重厚な蔵造りの商家が並んでいて、時代劇のセットみたい!江戸時代に火事に強い土蔵造りが流行したのが始まりで、現在でも30数棟が残っています。
「川越一番街」のなかほど、道を一本入った場所に川越のシンボル「時の鐘」がそびえたっています。江戸時代初頭から城下町に時を告げてきた鐘つき堂で、現在は4代目。高さ約16m、木造3層のやぐらで、6時・正午・15時・18時の1日4回、情緒ある鐘の音色が響き渡ります。
「川越氷川神社」や「菓子屋横丁」にも立ち寄って、たっぷり観光したら、いよいよディナー。2020年7月オープンのレストラン「SENTIAMO」があるのは本川越駅から徒歩3分、ガラス張りがおしゃれなビルの3階です。期待に胸を膨らませて、いざ入店。
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シェフのアイデアが凝らされたフュージョン料理が自慢!
「SENTIAMO」はフュージョン料理のお店。フュージョン料理とは、和食やフレンチ、イタリアン、中華、エスニックなど、それぞれのいいとこ取りをして融合させた料理ジャンルのこと。
中里シェフは和食や無国籍料理、カリフォルニアやイタリアでも研鑽を積んだ凄腕の料理人。さまざまな料理を経験してきたから、アイデアの引き出しがたくさんあって、ジャンルを超えたボーダレスな発想でメニューを考案できちゃうんです。無国籍料理の店で斉藤シェフと出会い、実力を認め合った2人が「SENTIAMO」でタッグを組みました。
店内はL字カウンターの8席。厨房が見渡せて、調理の香りも音もリアルに届いてきます。スタッフはマスク・手袋着用、要望があればカウンターと調理台との間にアクリル板も置いてもらえるから、コロナ対策もばっちり。入口とお手洗いにはアルコール消毒液を用意し、入店時には検温も実施しています。
今回オーダーしたのは、シェフ特別限定コース10皿(1万2000円・税抜)と、料理に合わせたカクテルペアリング(5000円・税抜)。ちょっとお値段は張るけど、フォアグラやトリュフ、キャビア、黒毛和牛といった高級食材を使った、他では味わえないアイデア満載の料理がフルコースで味わえるから、実はお値打ちなんです。※別途サービス料10%あり
コースは見た目も華やかな食前酒からスタート。レンゲの下には麺のようにつるりとしたのど越しの白桃のリキュール、上にはマンゴーのウォッカの泡がふわりとかかっています。食前酒の認識をくつがえす、“食べるカクテル”のような味わいにびっくり。
次は黒毛和牛の肉寿司が登場。ガスバーナーで炙ると、上質な脂が溶け出します。ウナギをまぶしたシャリに合わせて、上に有馬山椒をのせ、ピリリとしたアクセントをプラス。
華やかな美しさ、調理の臨場感、いままで出会ったことのない美味しさに感激!でもコースはまだ幕を開けたばかり。シェフが繰り出す一皿と、料理に合わせたバーテンダー特製カクテルの見事なペアリングが楽しめるのはここからです。
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ハンバーガーも小籠包も唯一無二のアレンジで
「黒い真珠」はウニのムースとホタテのムース、ヘーゼルナッツが巨峰のような球状に仕立てられていて、上にはキャビアをトッピング。指でつまんで、一口で頬張れば、濃厚な味わいが口に広がります。
「黒い真珠」に合わせて考案されたペアリングのカクテルは、オリジナリティあふれるソルティドッグ。海産物と相性のいいシソのジンがベースで、青ジソジュースの泡の上には焼きのりで作られた折り鶴がぷかぷかと。見た目も味も驚きに満ちていて、なんとも楽しい!
一口サイズで、中里シェフの顔の焼き印もかわいい「SENTIAMOハンバーガー」。かわいらしい見た目とは裏腹に、味は超本格派!フォアグラやクリームチーズと和えたイチジクをサンドし、ソースにはポルト酒を使っています。
ハンバーガーとのペアリングはカシス&コーヒーのカクテルを。フォアグラの濃厚な甘みにはコーヒーのほろ苦さが、ポルト酒のソースにはカシスの果実味が見事にリンク。
蒸籠から立ち上る湯気の中、現れたのは「小籠包」。ラム肉に食感が楽しいクルミを合わせ、中からは肉汁と野菜ダシのスープがあふれ出てきます。
なんとビーカーで提供されるカクテルは、ほうじ茶の杏露酒。ラムの野性味ある味わいに、ほうじ茶の香ばしさ、杏子やシナモンの甘い香りがマッチしています。
料理もカクテルも、遊び心あふれる仕掛けがたくさん!次は何が提供されるんだろう…とワクワクが止まりません。
サラダ仕立ての「初夏の彩」は、ブラックオリーブの粉末を焼いたクッキーをパリパリと崩していただきます。この一皿にトマト、黒大根、セロリ、トウモロコシ、枝豆、ビーツ、ゴーヤなど約10種の夏野菜が入っているんです。さっぱりとしたレモングラスのノンアルコールカクテルと一緒にどうぞ。
ここまで、食前酒を含め7品が終了。取材時は夏野菜が豊富でしたが、季節の食材に合わせてコース内容は1カ月ごとに替わり、随時、新メニューが登場するそうです。
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イタリアン×中華、フレンチ×和食…。デザートまで驚きの連続
「CASONCELLI DI BERGOMO(カソンチェッリ ディ ベルガモ)」は、イタリアの都市・ベルガモの伝統料理をベースにしたパスタの一皿。ラビオリの中に、合挽肉やサルシッチャ、パルミジャーノチーズが入っているのが定番で、SENTIAMO流のアレンジとして、中国の香辛料・五香粉を加え、コンソメスープをかけています。
魚料理は白ワインのソースをかけたスズキのソテー。隠し味のハチミツやユズ、付け合わせの冬瓜といった和の食材を使いつつも、フレンチの調理法で仕上げています。
肉料理は黒毛和牛A5ランクのサーロインを包丁でたたいた贅沢なハンバーグ。トリュフの塩や粉末状にしたトリュフオイルが芳醇に香る一皿です。
一緒にいただく3種のリキュールを漬け込んだポートワインは、スモークを注入したガラスのティーポットで提供。グラスに注ぐとアップルウッドの燻製香が広がり、肉料理を引き立てます。
コースを締めくくるデザートは2品。写真奥はスイカのシャーベット&塩アイス、手前は遊び心満点の植木鉢みたいなティラミスです。土のように見えるのは、川越名物の黒糖の麩菓子で、そこにナッツの新芽を添えてレストランの新規開業を表現。川越の地に根を張っていこうというシェフの想いを感じつつ、最後まで美味しく平らげました!
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食事の余韻はオープンテラスで。帰り際にもサプライズが!
食前酒やデザートを含めて12品の料理、8杯のカクテルに大満足!目の前で自分のためだけに作られる料理やカクテルは、見た目も香りも味も驚きに満ちあふれ、極上のエンターテインメントのよう!シェフやバーテンダーとの会話も楽しく、食材や調理法、料理に合わせたお酒についての説明もたっぷり聞けました。ディナーの滞在時間は平均で3時間30分なんだとか。食事と会話をこんなにゆったり楽しむなんて、一番の贅沢かもしれません。
カジュアルに楽しむなら、ランチもおすすめです。魚料理と肉料理が両方味わえる5皿コースは(5000円・税抜)、メインが肉料理の4皿コースは(3500円・税抜)。ランチは予約不要です。
帰り際には「お夜食や明日の朝ご飯にどうぞ」と、お店で焼いたパンのお土産をプレゼント。キューブ型のパンの中には、なんと焼きそばが入っています。最後まで至れり尽くせりのおもてなしに感動!
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川越日帰り観光でハズせない二大スポット
女子人気絶大!縁結びの神様「川越氷川神社」
川越散策で女子におすすめのパワスポといえば「川越氷川神社」。「時の鐘」から歩いて10分ほどの場所に鎮座しています。境内入口の大鳥居は高さ約15mで、木製の鳥居としては日本最大級の大きさなんですよ。
こちらにお祀りされているのはご家族の五柱の神様であることから、家庭円満や夫婦円満、縁結びの神様として信仰されています。
お参りを済ませたら、運試しのおみくじを。ピンクの鯛をかたどった「あい鯛みくじ」は、専用の竿で釣り上げるユニークなスタイル。中には恋みくじが入っていて、恋愛の出会いから続くストーリーまで書かれているんですよ。縁結びのお守りも、乙女心をくすぐるかわいいものがたくさん揃っています。
境内には樹齢600年を超えるケヤキの御神木や清らかな小川、絵馬トンネルなど見どころがいっぱい。写真は例年7月から9月初旬にかけて開催される夏の風物詩「縁むすび風鈴」。2000個もの江戸風鈴が飾られる涼やかな祭事で写真映えすると大人気ですが、残念ながら今年は7月の開催が見送りになりました。また次の開催をお楽しみに。※2020年8月以降の開催については、川越氷川神社公式ホームページをご確認ください。
昔懐かしい雰囲気が漂う「菓子屋横丁」で食べ歩き
「川越一番街」(蔵造りの町並み)の路地裏、石畳みの小道に20数軒が連なる「菓子屋横丁」。お寺の門前町として栄えるこの界隈で、明治初期に江戸っ子好みの気取らないお菓子を製造したことが始まりと言われています。
今も飴やお団子、手焼きせんべい、サツマイモ菓子を店頭に並べるお店がずらり。懐かしい駄菓子もたくさんあって、お店を覗きながら歩くのが楽しい!ぐるりと一周しながら、食べ歩きしたり、お土産を買ったりしてみて。
昼間は風情あふれる川越の観光を楽しんで、夜は一流のエンタメショーのようなライブ感あふれるディナーコースを堪能。気軽に行ける川越で、あなたも特別な1日を過ごしてみては。
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text:伊藤あゆ
photo:浦田真行
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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