小判が浮かぶエンタメ銭湯!? 下町の心意気と懐かしさに触れられる「薬師湯」
東京スカイツリーからほど近くにある、昭和28年創業という歴史を持つ銭湯「薬師湯」が今注目されています。お客さんが急増するその理由は…湯のテーマが日替わりで、100種以上にも及ぶから! まさにエンターテインメント銭湯とも言うべき「薬師湯」の魅力に迫ります。
ユニークなネーミングの日替わり風呂、この日は「入浴両の湯」
訪れたこの日は、小判型の入浴剤を入れて黄金色になったお湯に、おもちゃの小判が浮かんだ「入浴両の湯」。小判尽くしのお湯に浸かると、なんとなくありがたい気分になります! お湯に含まれる炭酸ガスの効能で体の芯からポカポカに。
この日使用されている入浴剤「入浴両」は「薬師湯」の店頭でいつでも購入することができます。小判型の発砲バスボム仕様で、本物の小判のような見た目だからインパクトも抜群!
100種以上ある風呂のテーマはまだまだ進化している!
入浴両の湯以外にも「薬師湯」には日替わりのユニークなテーマのお風呂がたくさん。東京スカイツリーのライトアップをイメージし、入浴剤を追加していくことで透明、青、紫、白、透明、青の順に湯色を変える「タワー風呂」。チョコレートの香り漂う「チョコレート湯」やかぼちゃが丸ごと浮かぶ「パンプキン風呂」など、「薬師湯」のホームページには1ヶ月分のお湯のテーマが一覧になっています。
今あるだけですでに100種類以上のラインナップだそうですが、今後さらに新しいものを増やしていくとのこと!銭湯のイメージを覆すサービス精神とエンターテイメント性に、つい毎日通いたくなってしまいますね。
レトロな雰囲気の中、マッサージチェアでリラックス
設置されているマッサージチェアも、どこか懐かしい雰囲気。ロビーにある冷蔵庫から缶ビールなどのアルコール類を購入すると、冷えたグラスを貸してくれるという心遣いも。ゆっくりと湯上がりを過ごせる空間になっています。
タオルセットは50円、クレンジングや洗顔料、化粧水などのアメニティグッズも30円という価格で販売しているので、手ぶらでOK!もちろんリンスインシャンプーやボディーソープも完備です。
サービス精神にあふれ、常に新しいお湯が提案される「薬師湯」。スカイツリーのお膝元、下町風情あふれる向島に今日の日替わり薬湯をチェックしに行ってみてください。
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