ビジターOK!リニューアルしたシンガポールの名門ホテル“ラッフルズ”でしたいこと4選
「東洋の真珠」と称される伝説のホテルが2019年8月、リニューアルして営業再開!3種のスイートルームが新設されたほか、モダン中国料理店の「藝(イー)・バイ・ジェレミー・レオン」など新レストランも要チェックです。さらに、緑に囲まれたホテルの敷地内には、宿泊はしないビジター客でも楽しめる施設が点在しているんです。町を代表する名店ばかりが揃う一流の雰囲気を味わってみてください。
Summary
“ラッフルズ・ホテル・シンガポール”って?
ラッフルズは1887年、アルメニア出身のサーキーズ兄弟により開業された歴史あるホテルです。当初は10室だけのバンガロー風の建物だったそうですが、現在の建物は1987年に国の歴史的建造物に指定されています。俳優のチャーリー・チャップリンなど各国VIPの定宿だったことでも有名です。
レストランやスパが点在するロビーは高級感のある開放的な吹き抜けになっていてつい写真を撮りたくなってしまうほど。コロニアル様式の美しい中庭も忘れず散策してみてください。世界でも希少な、現存する19世紀創業のホテルを堪能しましょう!
■ラッフルズ・ホテル・シンガポール
住所:1 Beach Rd.
TEL:6337-1886(代)
部屋料金:コートヤード・スイートS$1039~
優雅な空間でアフタヌーンティーがしたい!
ロビーに隣接するラウンジで毎日楽しめるアフタヌーンティーは、19世紀の英国統治時代から親しまれた伝統のスタイルが用いられた、ラッフルズ名物のひとつです。ラッフルズ・アフタヌーンティーS$68(1名分)には特製スコーンなどが並び、紅茶はマリアージュ・フレールがセットになっています。
床から天井まで伸びる壮麗な柱に囲まれている、ヴィクトリア様式が用いられたエレガントで由緒正しい空間で伝統の味を楽しめます。
■グランド・ロビー
TEL:6337-1886(代)
営業時間:12~18時
休み:なし
伝統のレストランでランチブッフェがしたい!
1892年の開店以来、ホテルを象徴している北インド料理レストランとして愛される名店「ティフィン・ルーム」。おすすめはランチブッフェ(S$68)!スパイスを絶妙に組み合わせたカレー約10種のほか、一品料理、デザートなども揃っています。
木の床などを復元し、1900年代初頭の内装を再現しているそうです。伝統的な雰囲気の中、北インド料理をモダンに楽しめるお店です。
■ティフィン・ルーム
TEL:6339-1887(代)
営業時間:12~14時、18時30分~22時
休み:なし
「シンガポール・スリング」発祥のバーでカクテルを味わいたい!
シンガポールを代表するジン・ベースのカクテル「シンガポール・スリング」発祥の地として知られる有名なバーです。1915年に誕生したシンガポール・スリングはS$35。無料のピーナッツは、なんと殻を床に落としながら味わうのがこの店流だそうです!
1920年代のマレー人の暮らしをイメージした店内になっています。かつては農場経営者や名士たちが集った社交場にもなったカジュアルな雰囲気が◎!
■ロング・バー
TEL:6337-1886(代)
営業時間:11~24時(金・土曜、祝前日は~翌1時)
休み:なし
高級アーケードでウィンドウショッピングがしたい!
ロレックスやパテック・フィリップなど、世界のブランドや飲食店が約50軒集結するホテル併設の高級アーケードでショッピングも楽しめます!ロンドンの「バーガー&ロブスター」、地元の人気パティシエが手がける「アー・テン・カフェ」など、ハイクラスな飲食店も話題です。
■ラッフルズ・アーケード
TEL:店舗により異なる
営業時間:店舗により異なる
休み:店舗により異なる
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掲載した情報をはじめ、シンガポールについてもっと知りたい方は、『るるぶシンガポール’21』をご覧ください。
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●この記事は『るるぶシンガポール’21』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。