緑と花でいっぱい!シンガポール最初の世界遺産“シンガポール植物園”
オーチャードの西にある「シンガポール植物園」は、シンガポールの必訪スポットのひとつ。園内にはさまざまな植物が植えられていて、まるで広大な森の中を歩いているかのような気分になれます。この記事では、そんな植物園内のみどころを3つご紹介します。広い園内の移動は徒歩のみになるので、歩きやすい靴や帽子、サングラスを用意して、準備ばっちりで散策を楽しみましょう!
Summary
シンガポール植物園って?
約82万㎡の敷地に約1万種もの植物が植えられる、シンガポール最大の植物園です。1800年代後半のゴム生産の研究や、希少な植物の生息などが評価され、2015年に国内初の世界遺産に登録されました。園内には「国立ラン園」をはじめとする各種植物園があります。
■シンガポール植物園
住所:1 Cluny Rd.
TEL:1800-471-7300
営業時間:5時~23時59分(施設により一部異なる)
休み:なし(施設により一部異なる)
料金:なし(施設により一部有料)
世界最大規模のラン園/国立ラン園
こちらのラン園は、1928年、のちにシンガポールの主要産業へと発展するランの交配と栽培が始まった歴史ある施設です。1000種以上の原種と2000種以上の交配種の洋ラン約6万株が栽培され、季節ごとに色とりどりの美しい花々を見られます。
イギリスのダイアナ元妃(左)、イタリアのテノール歌手、アンドレア・ボチェッリ(中)、美智子上皇后(右)など、世界の著名人の名が付いた「VIPオーキッド・ガーデン」も必ず訪れてみてください!
■国立ラン園
営業時間:8時30分~19時(最終入園18時)
休み:なし
料金:S$5 ※2020年1月時点で8エリアのうち3エリアが閉鎖中。2020年中旬に再開予定。
世界各地のショウガが集合/ジンジャー・ガーデン
東南アジアや中南米の熱帯雨林に分布する数百種のショウガを栽培しています。真っ赤に咲くつぼみを探しながら歩いてみましょう。
■ジンジャー・ガーデン
営業時間:5時~23時59分
休み:なし
料金:なし
子どもの歓声が聞こえる森の遊び場/ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデン
「ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデン」は、ツリー・ハウスや迷路などが点在するアジア最大の子ども向け植物園。自然と植物に親しみながら遊び、学ぶことができる、家族で楽しめるスポットです。
■ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデン
営業時間:8~19時(最終入園18時30分)
休み:月曜(祝日の場合開園)
料金:なし
番外編:植物に囲まれたガーデンカフェでひと休み/ハリア
シンガポール植物園内、ジンジャー・ガーデンのすぐそばにある人気の自然カフェ「ハリア」は、広い植物園内の散策中、ひと休みするのにぴったりの空間です。高く生い茂る植物に囲まれたテラス席は自然の中にいる気分を存分に味わえます。
■ハリア
住所:1 Cluny Rd., Ginger Garden Singapore Botanic Gardens
TEL:8444-1148
営業時間:9時~21時30分(金曜、祝前日は~22時、土曜は10~22時、日曜、祝日は10時~)
休み:なし
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掲載した情報をはじめ、シンガポールについてもっと知りたい方は、『るるぶシンガポール’21』をご覧ください。
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●この記事は『るるぶシンガポール’21』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。