「シドニーのおうちごはんって何食べてるの?」ヘルシーで多国籍な家庭料理をご紹介!
「ハーバーシティ」とも呼ばれる港町シドニー。ユニークな形のオペラハウスや、博物館が立ち並ぶ中心部は、アートを愛する人なら一度は行ってみたいですね♪ 今回は、マイバス オーストラリア支店のみなさんに、シドニーで普段食べているおうちごはんを紹介してもらいました♪健康意識が高く、多民族都市なシドニー。どんなご飯を作るのでしょうか?
Summary
イギリスの定番家庭料理、シェパードパイ
まずはスタッフさんがお義母様に習ったシェパードパイです♪ イギリスの定番おうちごはん、シェパードパイ。イギリスからの移民が多いオーストラリアでも人気の家庭料理です。
シェパードとは羊飼いのこと。調理したひき肉の上にマッシュポテトを載せて焼いたものですが、実はこのひき肉、羊の肉なのがシェパードパイ。そして牛肉で作ればコテージパイと呼ばれています。スタッフさんのお宅ではビーフでもシェパードパイと呼んでいるそう…。
■作り方
本来はひき肉をグレイビーソースやウスターソースで煮込むのですが、スタッフさんは、ボロネーズソースにトウモロコシ、グリーンピース、ピーマンなど少し野菜を足しているそう。その上にマッシュポテトをのせ、チーズをたっぷりかけてオーブンで焼くだけという簡単で美味しいお勧め料理です。トマトソースにポテトにチーズ、美味しくないわけがないですよね。
ボロネーズソースは一度に沢山作っておくと、ボロネーズパスタやラザニアの他にも、パプリカを足してタコスやナチョスにしたり、カレールーを足してタコライスやカレーパンの具にもできるので、大事な助っ人とのこと。
少し焦げたチーズがとても美味しいシェパードパイ。子供たちにも大人気間違いなしです!
カロリー控えめ、栄養満点のローストポーク
次はスタイル抜群Aさんのおうちごはんです。普段はヒレカツを作るそうですが、ステイホームで体重も増えてしまったので、揚げ物ではなくかつ簡単にできるものということでローストポークになったそう。ポークフィレブロックはスーパーで簡単に手に入るし、お値段も手ごろ。
「ちょっと火が入り過ぎてしまっても、さすがフィレ肉固くなりませんでした!」とのことです。
そしてこの甘酸っぱいバルサミコ酢とお醤油のソースは、ポーク以外にも使えそうな便利ソースですね。
レシピもご紹介します。ぜひお試しください。
■材料
ローストポーク
・ポークフィレブロック 約900g(ALDIにて$15/kg)
・岩塩、あらびきコショウ 適量
・にんにくチューブ 適量
バルサミコ酢ソース
・玉ねぎ小 1個
・バルサミコ酢 大匙4
・醤油 大さじ4
・酒 大さじ2
・砂糖 大さじ3
■作り方
1.ポークフィレブロックをフォークで刺す。とにかく刺す。
2.岩塩、あらびきコショウ、にんにくをまぶして1時間常温で置いておく。
3.フライパンにオリーブオイルを入れて、全面に焼き色を付ける。
4.弱火にして、蓋をして片面約5分ずつ焼いたら、火を止めて蓋は開けずに冷めるまで置いておく。
5.玉ねぎをみじん切りにして、オリーブオイルを入れたフライパンで弱火で飴色になるまで炒める(時間がなければ、ある程度しんなりするだけでも問題なし)。
6.バルサミコ酢ソースの材料を5に加えて煮詰める。
7.ローストポークにソースをかけて、お好みの野菜を添えて出来上がり!
サンデーローストという言葉を聞いたことがありますか?
こちらもイギリス発祥の日曜日の食事。オーブンでお肉を焼いて、ジャガイモや野菜を添えて楽しむものです。
今回はフライパンで簡単に焼けるヒレ肉のご紹介でした。ぜひ皆様もご家族でサンデーローストをお楽しみ下さい!
オーストラリアでもやっぱり和食!
素敵なお姉さん、Bさんのお宅では、和食の回数が断然多いそう。こちらシドニーではワサビやお味噌はもちろんのこと、最近ではお好み焼きソースや粉末だしなどもスーパーで簡単に手に入ります。またアジア系の食材店に行けば、納豆やレンコン、ゴボウなども購入できるのです。
それにしても、いつものごはんにも素敵なお盆と器を使うって良いですね。私も見習おう!と思いました。毎日のことだからこそ大切にしたい食事の時間。お腹はもちろん、目も心も豊かになりますね♪
話題のビーガン食。野菜だけでも大満足!
ご主人がビーガンというCさん。シドニーは健康に関してはかなり進んだ国です。ベジタリアン、ビーガン、ペスカタリアンなども多く、対応しているレストランも多いです。またスーパーや健康食品店などでも様々な食材が並んでいます。Cさんのおうちごはん、1つ目はプラントベースミートと呼ばれる植物が素材のお肉に似せたものを使い、北京ダックの味付けの生春巻きです。写真を見ても本物のお肉のよう。食べ応えもありそうです。
2つ目はひよこ豆の粉と栄養満点のニュートリショナルイーストフレークを使用したフリッタータ。イーストフレークがチーズっぽい味付けになるそう。こちらも美味しそう!
デザートはビーガンゴマ餅アイス。ココナッツミルクを使用したアイスで、クリーミーだけど乳製品は使用せずあっさりしているとのこと。シドニーではいろいろな食材が簡単に手に入るので、難しいと思われがちなビーガンにとっても、とても住みやすい所なのです。
オーストラリアでも大人気!フレンチの定番キッシュ
最後はひまわりのようなDさんの元気が出そうな一品、ポロ葱とベーコンのキッシュです。
シドニーのカフェでは定番の一品ですが、こんがり焼けてお店のよりも美味しそう!ポロ葱はオーストラリアではリークと呼ばれ、スーパーでも気軽に購入できる野菜です。日本にも輸出されているようですね。殺菌作用、利尿作用の他にも、消化器系統の浄化や食欲増進、コレステロールを下げるなど体にも優しい食材です。
サラダを付けておしゃれなディナーになるのはもちろんのこと、午後のお茶のお供にも合いそうです。焼きたてをオーブンから取り出しテーブルに運んだら、きっと大歓声の一品です。
シドニースタッフのおうちごはん、いかがでしたでしょうか。シドニーチームは、外に出られないことを嘆くよりも、ステイホームを楽しんでしまおう!というポジティブチーム!和食、洋食、アジアンまで、シドニーらしいおうちごはんになりました。とはいえ、ハーバーブリッジやオペラハウスを眺めながら美味しい料理をレストランで食べる日も待ち遠しいそうです♪
●この記事は「マイバスJTB」で過去に掲載した記事をもとに作成しています。
\おうちで世界中を旅できる!/