#レシピがわかる 夏にぴったり!爽やかレモンティラミス ~ABCクッキングスタジオの500円体験レッスン~
お料理スキルは一生モノ!基礎からしっかり学べるお料理教室・ABCクッキングスタジオは、仕事帰りや休日に気軽に通えて「るるぶ&more.」世代にぴったり。人気の「体験レッスン」は、ABCに初めて来店の方に限り、通常4000円相当のレシピが500円のワンコインで参加できるというお得なもの!実際どんなレッスンなのか、毎月編集部員が潜入レポートします。今回は、洲口先生のレクチャーのもと、編集部員かなごん(新婚)がスイーツ作りにチャレンジしました。手がけたのは、夏場の食卓をオシャレにしてくれる「レモンティラミス」。甘さのなかに爽やかな酸味も感じられる、二度、三度と食べたくなるケーキです。
Summary
ABCクッキングスタジオ、うわさの500円体験レッスンとは?
全国125カ所以上に展開するABCクッキングスタジオで開催しており、公式サイトから簡単に予約できます。普段のレッスンで習えるレシピは季節限定メニューから定番メニューまで幅広いので、包丁の持ち方やカットの仕方など基礎から学びたい初心者から、ホームパーティーで素敵な料理を披露したい料理好きまで、いろんな方のニーズに応えてくれます。さまざまな職業の生徒さんが通っているので、料理を一緒に頑張る友達も見つかるかも!?
編集部が体験! 7月・8月限定メニュー「レモンティラミス」
ティラミスといえば、コーヒーとリキュールをしみ込ませたスポンジケーキとクリームを重ねた、しっとり&ふわふわなケーキ。今回作る「レモンティラミス」は、ティラミスの原型は守りつつも、香りや味つけの材料をコーヒーからレモンへと差し替えた一品です。しっとりふわふわな食感と爽やかなレモンの香りが楽しめるケーキは、子どもから大人まで、幅広い人々に好まれること間違いなし♪
華やかでオシャレなレモンケーキは、初心者さんでも作れる?
洲口先生「スポンジケーキづくりに必要な材料は、卵とグラニュー糖、薄力粉、牛乳、バニラオイルのみです。これだけで、ふわふわなスポンジケーキを作ることができるんですよ」
かなごん「本当ですか!それに、すぐに手に入る材料ばかりですね」
洲口先生「かなごんさんは、普段からお菓子づくりをしますか?」
かなごん「じつは、ほとんど作ったことがないんです。実家暮らしが長く、料理やお菓子づくりは家族に任せてしまうことが多くて。結婚してから、料理は少しずつするようになったのですが……」
洲口先生「バレンタインデーにプレゼントするための、チョコレートは手作りしたことありますか?」
かなごん「ほとんどありません。バレンタインデーは、高級チョコに頼りきりでした(笑)」
洲口先生「なるほど(笑)」
こうしたやり取りを通し、かなごんがスイーツづくりにおいては、まったくの初心者であることが明らかに。果たして、「レモンティラミス」は無事に完成するのでしょうか……?!
驚きとワクワクにあふれた、スポンジケーキづくり
卵を割ってボールに入れたら、ハンドミキサーでほぐします。追って、グラニュー糖も入れ、混ぜ合わせます。
洲口先生「グラニュー糖を入れたら、手早く混ぜ合わせましょう。時間が経つと、ダマができやすくなってしまいます」
その後、ハンドミキサーのスイッチを入れ、一気に泡立てます。
かなごん「わっ、急にボリュームが増してきました!」
洲口先生「ボリュームがアップしたら、中身がこぼれないようボウルをまっすぐに構えましょう。ちなみに、生地が”もったり”とした質感になるまで泡立てるのがポイントですよ。しっかりと泡立てておくことで、焼きあがったスポンジがつぶれにくくなります」
次に、薄力粉をふるいます。
かなごん「うわ~!粉ふるい、初めて使ったかもしれません。面白い!」
その後、アルファベットの“J”を描くように手首を動かしながら、生地を切り混ぜていきます。
洲口先生「生地をひっくり返すイメージで、底から混ぜましょう。かなごんさん、上手にできていますよ」
かなごん「うれしい!先生が褒めてくれると、自信が湧いてきます。でも、どれくらい混ぜたらいいのでしょう……?混ぜすぎると生地の泡がつぶれてしまい、ふんわり焼けないのではないかと心配になってきました」
洲口先生「たっぷりと混ぜても、まったく問題ありませんよ。きちんと混ぜないと粉同士がつながらず、生地がペシャンコになる原因になってしまいます。生地全体にツヤが出るまで、混ぜていきましょう」
かなごん「そうなんですね。加減も教えてくださるから、安心して進められます」
完成した生地を型に流し込みます。
かなごん「生地がモチモチっとしていますね。どんなふうに焼きあがるんだろう♪」
ふわふわスポンジの秘密を探るなら、500円体験レッスンへ
レモンの煮汁も活用!無駄をなくし、より楽しいクッキングを
薄切りしたレモンにハチミツ、グラニュー糖、水を加えてレンジで加熱すると、しっとりとした質感に。このレモンをオーブンで焼き、コンフィに仕上げます。
洲口先生「ちなみに、レモンを加熱した時にできた煮汁は、スポンジに塗るシロップとして使います。食材を無駄なく使えるばかりか、レモンの風味がより楽しめるケーキに仕上がるんですよ」
今回は、レモンクリームとチーズクリームを作ります。
向かって右側がレモンクリームの材料で、「カスタードクリームパウダー」、グラニュー糖、牛乳、レモン果汁があります。なお、「カスタードクリームパウダー」は、牛乳を加えるだけでカスタードクリームになるスグレモノ。また、向かって左側がチーズクリームの材料で、クリームチーズ、グラニュー糖、ヨーグルトなどがあります。
洲口先生「チーズクリームを作る時のポイントは、最初にクリームチーズを押さえつけ、ボウルに密着させることです。ハンドミキサーがクリームチーズをすみやかにとらえるので、作業を進めやすくなりますよ」
かなごん「本当ですね!ハンドミキサーがぐっと使いやすくなりました」
洲口先生の的確な指示のもと、あっという間にふわふわなレモンクリームとチーズクリームが完成!
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焼きたてのスポンジケーキの味わいは、まさに格別♪
タイミングよく、オーブンから焼きあがったスポンジケーキが登場。
かなごん「いい香りがして、とってもおいしそう!初心者ながら、こんなにきれいなスポンジケーキができるなんて……。お菓子づくりに対して、ちょっぴり自信がつきました」
丸い型を使って、スポンジケーキをくり抜いていきます。あまった切れ端は、もちろんパクリ♪これも、お菓子づくりの楽しみのひとつです。
かなごん「わあ、おいしい!甘すぎず、後味がまったくしつこくありません」
ちょっとしたコツを押さえれば、より美しいケーキに!
くり抜いたスポンジに、レモンシロップを叩き込むように塗ります。なお、レモンシロップは、レモンの煮汁にサクランボを発酵させたお酒「キルシュ酒」を合わせたもの。
スポンジを円形のフィルムにおさめ、レモン風味のカスタードクリームを渦巻き状に絞っていきます。
かなごん「あれれ……。なんだかきれいに絞れません(汗)」
洲口先生「少し斜めになるように絞り袋をもつと、絞り口が見えるので、楽にトッピングできますよ」
かなごん「たしかに、さっきよりきれいにできるようになりました!」
カスタードクリームのうえにチーズクリームを重ね、その上にレモンシロップを含ませたスポンジをオン。この作業をもう一度くり返し、トップにチーズクリームを絞ったら、表面をヘラで平らに馴染ませます。
最後はトップに、レモンのコンフィやブルーベリーを飾りつけたら、ついに「レモンティラミス」が完成!
かなごん「トッピングをしたら、一気にオシャレな見た目になりました!とっても可愛らしいケーキができて、大満足です!」
レモンの香りがたっぷりと広がり、ほんのりと酸味も感じられるレモンのティラミスは、爽やかさ満点。また、クリームとスポンジケーキはふわふわかつとろけるような食感で、口にした瞬間、思わずうっとり……。
かなごん「こんなにも本格的でおいしいケーキができて、幸せ♪自信がつき、女子力もアップしたような気がします(笑)。これまでお菓子づくりはほとんどしていませんでしたが、今後は積極的に作りたくなりました。各シーンで教えてもらったコツをふまえ、自宅でも作ってみたいと思います!」