日本らしい”涼しさ”をお届け。思わず見惚れる「飴細工」を夏の手土産に
その繊細な技術で古くから人々を魅了する飴細工。東京ソラマチにある飴細工専門「浅草アメシン」では、日本随一の技術でとってもフォトジェニックな飴細工を数々生み出しているんです。美しく涼しげな飴細工は、見るだけでも涼を感じられ、夏の手みやげにぴったりですよ!
食べるのがもったいない!手の込んださまざまな飴細工に出合える
浅草に拠点を構える「浅草 飴細工 アメシン(あさくさ あめざいく あめしん)」。日本の伝統技術である飴細工を、日本随一の技術で日々発展させることを目指している飴細工専門店です!
店内にはさまざまな飴細工が並び、日本人はもちろん日本みやげを求める海外の方にも大人気。まずは、お店の中でも一番人気の「うちわ飴」をご紹介します!
「うちわ」をモチーフにした透明な飴に、鮮やかな絵柄が施された「うちわ飴」。今までありそうで無かったアメシンならではの商品です!
ちなみにお味は、優しい味わいのりんご味♪うちわ飴は、常温で半年〜1年の間飾っておくことができるので贈り物に最適です。お買い求めやすいプライスもうれしいポイント。
こちらは季節限定のデザイン。水の流れや風の動きを感じさせる、爽やかで涼しげな夏の和柄です。季節によってさまざまな絵柄が登場するので、訪れるたびに新たな出合いがあるはず!この他にも、お店にはたくさんの絵柄があるので、お気に入りを探してみてくださいね♩
本物…!? と目を疑うような、精巧なデザインの「飴細工」。細部まで丁寧に仕上げられていて、これは飴細工ではなく “芸術品” です!
写真の「カエル」と「金魚」の他にも、「おたまじゃくし」や「タコ」、「クラゲ」など、さまざまなデザインが揃っています!東京ソラマチ内にある「すみだ水族館」の帰りに、海の生物を思い出に買って帰る人も多いとか。
こちらは、べっこう飴をはちみつ状に溶かした飴のシロップ「みつ飴」。
珈琲や紅茶のお砂糖代わりや、トーストやホットケーキのシロップとして使えるそう。今の季節だったら、かき氷にかけるのもおすすめとのこと!ひんやりと冷たい氷に、濃厚な飴シロップ…とってもおいしそうです。
まるで魂を宿すように作られる、職人による匠の技を見学!
ソラマチ店には特徴がもうひとつ!なんと今まで紹介してきた商品を手がける職人さんの実演が間近で見らるんです!
鍋で約90℃まで熱してやわらかくした飴を、素手と握りバサミ一本を使って造形していきます!鍋から取り出したら、どんどん飴は固まってきてしまうのでスピード勝負!素早い手さばきで進めていきます。
「アメシン」は他の飴細工屋さんと比べると、飴が透き通っているのが特徴。もともと色付けした飴もありますが、透明な飴は空気を含ませながら練ると、だんだん白く濁ってきてしまうので、美しいまま仕上げるのは技術の力だそう。
完成品はこちら!取材時は、魂が宿ったように生き生きとした「龍」を作ってくれました。飴細工は彫刻と違い、削ったり切り落としたりせず、ハサミで切ったり伸ばしたらしながら飴を無駄にすることなく作り上げます。職人さんの技術を目の前に、改めて感動してしまいました。
実演は不定期開催なので、お店のHPにある営業日程を確認してからお店に行くのがおすすめです。
食べられる“芸術品”が見つかる「アメシン」で、すてきな夏の贈り物を見つけてみてはいかがでしょうか?
text・photo:守屋美希(vivace)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。